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孤児院から逃げ出した少女の過酷な運命。社会の矛盾を鋭く描く、日本映画史に残るサイレント映画の傑作。
1930年代、昭和初期の日本。孤児院の非道な扱いに耐えかね、脱走した少女すみ子。わずかな希望を胸に大都会・東京の叔父を訪ねるも、待っていたのは冷たい仕打ちとサーカス団への身売りという過酷な運命。搾取され、虐げられながらも、必死に生きる場所を探し求める彼女。社会の矛盾と貧困が、純真な少女から全てを奪い去っていく。日本映画史に刻まれる、衝撃の結末へと向かう無声映画の金字塔。
ネット上の声
- 50銭銀貨の価値は現在では約二千円!
- 古〜い無声映画
- 父親が自殺してしまった少女が住まいと職を転々としながら、凄絶な人生を送る姿を描い
- 教会の園主を見つめる主人公の弱さと狂気を孕んだ上目遣いを捉えたショットが良かった
青春
- 製作年1930年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督鈴木重吉
- 主演高津慶子
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山内俊英
- 主演水原洋一
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遊び人の中年男と、彼を一途に愛する白血病の若い妻との切ない恋を描くドラマ。「クレープ」とともに、伊集院静の原作二本を二本立てで公開した中篇で、伊集院が故・夏目雅子との自らの体験を元にして書いたと言われる同名原作をもとに、「課長 島耕作」の根岸吉太郎が監督。脚本は「ザ・中学教師」の斎藤博。撮影は丸池納が担当。ヒロインの里子役にはオーディションにより新人の及川麻衣が選ばれた。
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉村操
- 主演琴糸路
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督山内俊英
- 主演水原洋一
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「モンナ・ヴンナ」「成金」のリヒャルト・アイヒベルクが監督した映画で、ピエール・ニュースキーの小説『ダニシュース一家』からハンス・スツルムが脚色した。出演者は「二重結婚」「悪魔の寵児」のハインリヒ・ゲオルゲと「情熱のメキシコ」「哄笑の世界」のモナ・マリスで、ハリー・ハルム、オスカー・ホモルカ、ユッタ・ヨールが共演する。(無声)
- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督吉村操
- 主演藤間林太郎
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サスペンス
- 製作年1938年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督後藤昌信
- 主演水島道太郎