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変幻自在の国際的スパイマスターに、国家の命運をかけた一人の諜報員が挑むサイレント・スリラーの金字塔。
第一次大戦後のドイツ。国家機密を次々と盗み出し、世界経済を混乱に陥れる正体不明のスパイ組織。その首領は、変装の達人にして冷酷な黒幕「ハギ」。政府は彼の正体を暴くため、敏腕諜報員No.326を送り込む。危険な潜入捜査の末、No.326はハギに仕える美しき女スパイ、ソーニャと出会い、禁断の恋に落ちる。しかし、それこそがハギの仕掛けた巧妙な罠の始まり。愛と裏切り、策略が渦巻く諜報戦の果てに、No.326を待ち受ける衝撃の真実。
ネット上の声
- 『ドクトル・マブゼ』と混同してしまっていたので再見、やっぱ超面白い
- ずっと観たかったフリッツ・ラング監督による
- サイレントのスパイ・アクション映画。
- F・ラング、ドイツ時代の傑作スパイ物
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国ドイツ
- 時間127分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ
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「M」と同じくフリッツ・ラングが監督に当ったネロ映画で、原作脚色テア・フォン・ハルボウ、撮影フリッツ・アルノ・ワグナー及びカール・ファース、装置エリッヒ・ハスラーのスタッフは全部「M」同様である。主なる出演者はサイレントの昔にもドクトル・マブーゼを演じ、後「ヴォルガ」「スピオーネ」に出演したルドルフ・クライン・ロッゲ、「熱沙の女王」「死の銀嶺」のグスタフ・ディースル、「トンネル」「M」のオットー・ヴェルニッケ、新進のヴェラ・リムセイ、カール・マイクスナー等である。
ネット上の声
- あなたはヒトラー? いいえマブゼ博士です
- ヒトラー政権誕生直前に復活!
- 冒頭の5分間で見る意義の7割確保できて、中盤の横断歩道停車中の暗殺シーン、ラスト
- ニヒリスト超人マブゼ博士を崇拝する精神科医バウム教授率いるテロリスト集団 vsベ
サスペンス
- 製作年1932年
- 製作国ドイツ
- 時間120分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ
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夫ジークフリートを謀殺された王妃クリームヒルト。愛と誇りを奪われた彼女の、血塗られた復讐劇の幕開け。
英雄ジークフリートを奸計により失ったブルグント王国の王妃クリームヒルト。夫の仇であるハーゲンへの憎悪を燃やす彼女は、フン族の王エッツェルとの再婚を決意。それは、強大な軍事力を手に入れ、裏切った者たち全てに死の制裁を下すための冷酷な計画の始まり。数年の時を経て、クリームヒルトはかつての故郷ブルグントへ復讐の宴の招待状を送る。愛する者を失った悲しみが、国をも揺るがす狂気へと変貌する壮大な叙事詩。
ネット上の声
- クリームヒルト、愛と復讐の狂気
- 二部から先に見て欲しいくらい
- いや~女って執念深いね
- ニーベルンゲンの最期
ファンタジー、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1924年
- 製作国ドイツ
- 時間125分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演マルガレーテ・シェーン
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天才か、狂人か。変幻自在の犯罪王マブゼが、大都市ベルリンを欲望の渦に叩き込むサイレント期の犯罪叙事詩。
第一次大戦後のドイツ・ベルリン。社会が混乱を極める中、一人の男が帝都を影で支配していた。その名はドクトル・マブゼ。精神分析医の仮面を被り、変装と催眠術を駆使して人心を操る天才犯罪者。彼の目的は富ではなく、人々の運命を弄ぶこと。株式市場の操作、偽造紙幣の流布、賭博場での勝利。その存在を嗅ぎつけた検事フォン・ヴェンクは、正義を胸にマブゼとの対決を決意。神出鬼没の犯罪王と孤高の検事による、壮大な知能戦の幕開け。
ネット上の声
- 犯罪映画の古典であり傑作
- ノーカット版で見たい
- 犯罪映画の最古典
- ドイツとスイス間の経済協定書を盗み出し、配下の組織を操りながら偽札犯罪を目論む狂
ヒューマンドラマ
- 製作年1922年
- 製作国ドイツ
- 時間187分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ
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ウィルヘルム・ヘーゲラー氏作の小説に基き「戦く影」を監督したアルトゥール・ロビソン氏が脚色監督した伝奇談で、主役ピエトロには「ジーグフリード」「ドクトル・マブゼ」等出演のパウル・リヒター氏が扮し、相手役は「蠱惑の街」「マブゼ」等出演のアウド・エゲデ・ニッセン嬢で、「クリームヒルトの復讐」「マブゼ」等出演のルドルフ・クライン・ロッゲ氏も主要な役を演じ、その他、リディア・ポテキナ夫人、ハンス・スツルム氏等が助演する。無声。
- 製作年1925年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督アルトゥール・ロビソン
- 主演パウル・リヒター
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題材に演出に、扮装に背景に、かなり表現派手法を採り入れたフィルム・バラアドで、映画劇用に書き下ろした原作者二人のうちの一人であるハルボウ嬢が多分脚色したのだろうと思われる。字幕は二つ唄の文句が出る以外は総てスポークン・タイトルである。そして非常に数が少ない。監督は、本邦に此の映画で初めて紹介せられたヴェンドハウゼン博士。主役のクライン・ロッゲ氏は再びドクトル・マブゼに於ける氏を想起せしむるに足る大芝居と強く鋭く印象深いその鉄の様な演技とを見せている。「スワリン姫」にも出て居たルチー・マンハイム嬢、「月の家」に出ていたグスタフ・フォン・ヴァンゲンハイム氏、グレエフ・ベルゲル嬢等お馴染の人々の顔も見える。撮影は例の名撮影者「ドクトル・マブゼ」や「朝から夜中まで」等のカール・ホフマン氏。無声。
- 製作年1923年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督フリッツ・ヴェンドハウゼン
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ