終戦後の東京、うごめく闇。殺人事件を目撃したしがないピアノ弾きが、自らの命を守るため非情な犯人を追うフィルム・ノワール。
敗戦から10年が過ぎた東京。ジャズバーでピアノを弾く白石は、ある夜、店のホステスが殺害される現場を目撃してしまう。犯人の顔を見たことから、彼の平穏な日常は一変。警察の捜査が進まぬ中、犯人の影は白石にじりじりと迫る。自らの命を守るため、そして事件の真相を暴くため、彼はたった一人で犯人追跡を開始。しかし、彼が足を踏み入れたのは、欲望と裏切りが渦巻く東京の暗黒街。果たして、しがない一市民は、冷酷な殺人犯「彼奴」を追い詰めることができるのか。先の読めない展開と緊迫感あふれる傑作サスペンス。
ネット上の声
- 「七人の侍」で恋に落ちた二人が・・・
- なかなかやる
- お勧めです
- ラジオが団欒の中心だった頃
サスペンス
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督鈴木英夫
- 主演木村功