ロベルト・ロッセッリーニの「ストロンボリ」に対抗して一九五〇年にアンナ・マニャーニ(「無防備都市」)主演で製作されたもので、監督には米国から招かれたウィリアム・ディターレ(「旅愁」)があたっている。レンツォ・アヴァンツォ(「戦火のかなた」に出演)の原案を「白い国境線」のピエロ・テッリーニとヴィクター・ストロフが脚色し、台詞は米国人作家アースキン・コールドウェルが書いた。撮影はアルトゥロ・ガルレア、音楽はエンツォ・マゼッティ(「ファビオラ(1948)」)の担当である。マニャーニ以外の出演者は「若草物語」のロッサノ・ブラッツィ、「失われた心」の米国女優ジェラルディン・ブルックス、「白い国境線」のエンツォ・スタヨーラなどである。
ネット上の声
- イタリアのエオリア諸島にある、
- 山映画であり島映画
- 製作年1950年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督ウィリアム・ディターレ
- 主演アンナ・マニャーニ