-
「バルタザールどこへ行く」「スリ」など数々の名作を生んだフランスのロベール・ブレッソン監督が、1951年に手がけた長編第3作。カトリック作家ジョルジュ・ベルナノスの同名小説を原作に、聖と俗の間で葛藤する若き司祭を静謐なタッチで描き出す。北フランスの寒村に赴任した若い司祭は、身体の不調を自覚しながらも、村人たちの悩みを聞き布教と善行に励む日々を送っていた。しかし、彼の純粋な信仰への思いは村人たちとの間に次第に溝を生じさせ、事態は思わぬ方向へと展開していく。キャストには素人を起用し、音楽やカメラの動きなども含めた“演出”を削ぎ落としていく手法で、ブレッソン独自のスタイル「シネマトグラフ」を確立した作品。日本では製作から70年にわたり劇場未公開だったが、2021年6月に4Kデジタルリマスター版で劇場初公開となった。
ネット上の声
- 50年前に10回以上観た
- このブレッソンも必見
- 司祭は何を見たのか
- 十字架のイメージ
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督ロベール・ブレッソン
- 主演クロード・レデュ
-
作曲家フランツ・シューベルトの生涯における最後の十年間を描いた音楽伝記映画。アージェ・スカルペッリ、グラウコ・ペレグリーニ、L・ベンヴェヌーテイ、リアナ・フェッリ、F・ピネリの五名による共同脚本をイタリアの新人監督グラウコ・ペレグリーニが演出した。撮影はマリオ・モントゥオーリでウィーン近郊にロケしている。音楽編成は「越境者」のカルロ・ルスティケリが担当しシューベルトを始めモーツァルト、ベートーヴェンなどの名曲をアレンジしている。主な出演者は、クロード・レーデュがシューベルトに扮する他「洪水の前」のマリナ・ヴラディ、「恐怖の逢びき」のルチア・ボゼー、「ナポリの饗宴」のパオロ・ストッパ、バリトン歌手ジーノ・ベーキ、「夏の嵐」のハインツ・モーグなど仏・伊両国スターが共演している。「越境者」のルイジ・ロヴェレ製作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間117分
- 監督グラウコ・ペレグリーニ
- 主演クロード・レデュ
-
「七つの大罪」(第三話)のヴィヴィアーヌ・ロマンスが主演して一九五二年末(五二年発売)に製作されたメロドラマで脚本・台詞・監督はこれが第一回監督作のピエール・カルディナル。撮影は「恐るべき子供たち」アンリ・ドカエ、音楽はジョルジュ・イゲルブウシャンである。共演者は「田舎司祭の日記」のクロード・レーデュ、「花咲ける騎士道」のシルヴィ・ペライオ、ロジェ・ガイヤールなど。
アクション
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ピエール・カルディナル
- 主演クロード・レデュ