-
ジュリアン・デュヴィヴィエが「アンリエットの巴里祭」に先立って監督した諷刺喜劇。仏伊合作の一九五一年作品である。ジョヴァンニ・グアレスキの原作より、デュヴィヴィエと「女の獄舎」のルネ・バルジャヴェルが脚色と台詞執筆に当った。「パリの空の下セーヌは流れる」のニコラ・エイエが撮影を監督、音楽は「われら女性」のアレッサンドロ・チコニーニ。主演は「禁断の木の実」のフェルナンデルで「終着駅」のジーノ・チェルヴィが共演、以下「嘆きのテレーズ」のシルヴィー、「鉄格子の彼方」のヴェラ・タルキ、「靴みがき」のフランコ・インテルレンギ、「肉体の悪魔(1947)」のシャルル・ヴィシェールなどが出演。なお、映画中のキリストの声はジャン・ドビュクウルである。
ネット上の声
- 「どちらにも正しい所がある」
- 革命と宗教と暴力
- イエス様+マリア様+鐘楼+洗礼+牛+机+犬+脱帽+十字+サッカー+旗+結婚+メリ
- 神様と話せる設定がそもそもすごい!!のにも関わらず、それには全く触れないで、それ
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演フェルナンデル
-
「陽気なドン・カミロ」の続篇として「埋れた青春」のジュリアン・デュヴィヴィエが一九五三年に監督した作品。前作同様ジョヴアンニ・グアレスキの原作からデュヴィヴィエとルネ・バルジャヴェルが脚本と台辞を執筆した。撮影は「わたしの罪ではない」のアンキーゼ・ブリッツィ、音楽は「ユリシーズ(1954)」のアレッサンドロ・チコニーニ。前作にひきつづいてフェルナンデル、ジーノ・チェルヴィ(「肉体の誘惑」)が出演するほか、「愛人ジュリエット」のエドゥアール・デルモン、「懐かしの日々」のパオロ・ストッパ、「赤と黒(1954)」のアレクサンダー・リニョオ、トミー・ブールデルなどが助演する。
ネット上の声
- 魂がないと思っているなら売ってくれないか?
- フィル友さんのレビューを拝見して鑑賞
- 公共工事と立ち退き問題
- おとなしくなった司祭
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間111分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演フェルナンデル
-
グアルティエコ・ヤコペッティ、ルネ・クレマンの原案により、レオ・ベンヴェヌーティ、ピエロ・デ・ベルナルディが脚色した。監督は「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン。撮影はアンリ・ドカエ、音楽はアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノが担当。出演は、「太陽がいっぱい」のアラン・ドロン、新人バーバラ・ラス、ジーノ・チェルヴィ、リナ・モレリなど。黒白・リアリスコープ。
ネット上の声
- 私の生きる歓び、それはア・ラ・ン(あなた風に)
- そこそこ楽しめた!けど、アナキスト、ファシズム、反ファシズムについて最低限の知識
- 政治コメディって何?って思ったけどいかにもイタリアな匂い漂う感じで普通に面白かっ
- ムードサスペンスの巨匠?ルネ・クレマンの軽いタッチの風刺コメディ?今の眼で観ると
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間117分
- 監督ルネ・クレマン
- 主演アラン・ドロン
-
「靴みがき」「自転車泥棒」のチェザーレ・ザヴァッティーニ、「平和に生きる」のピエロ・テッリーニ、及び製作者のジュゼッペ・アマートのオリジナル脚本を、イタリア映画の最古参、最近「初聖体拝受」で注目されているアレッサンドロ・ブラゼッティが監督したコメディ。音楽は「靴みがき」「自転車泥棒」のアレッサンドロ・チコニーニが担当している。ジーノ・チェルヴィ、アドリアーナ・ベネッティを中心に、エンリコ・ヴィアリシオ、ジュディッタ・リッソーネ、「平和に生きる」のアルド・シルヴァーニが共演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国イタリア
- 時間90分
- 監督アレッサンドロ・ブラゼッティ
- 主演ジーノ・チェルヴィ
-
史上有名なファビオラの物語をデュッチオ・テッサーリとステファノ・ストルッチが脚本化したものを、ドイツ映画会のヌンツィオ・マラソンマが監督した歴史劇。撮影担当はセチリオ・パニアガ。音楽はフランチェスコ・ラヴァニーノの担当。出演するのはロンダ・フレミングとその夫のラング・ジェフリーズなど。製作はパオロ・モッファ。
- 製作年1961年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ヌンツィオ・マラソンマ
- 主演ロンダ・フレミング
-
一人の愛すべき女性の半生を通じて物語られるパリの姿を描く。原作は「浮気なカロリーヌ」「歴史は女で作られる」のセシル・サン・ローラン。A・E・カールが脚色し、戦前「リビア白騎隊」などで我が国にも知られ、戦後は仏伊映画界で活躍するアウグスト・ジェニーナ。「男の世界」のアンリ・アルカンが撮影を「バラ色の人生」の作曲者ルイギが音楽を担当する。主な出演者は「巴里の気まぐれ娘」のダニー・ロバン、「陽気なドン・カミロ」のジーノ・チェルヴィ、「肉体の怒り」のフィリップ・ルメール、「我が青春のマリアンヌ」のイザベル・ピアなど。
コメディ
- 製作年1955年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間113分
- 監督アウグスト・ジェニーナ
- 主演ダニー・ロバン
-
ステノとモニチェッリの原作から、ステノ、モニチェッリ、ウンベルト・スカルペッリ、アージェ、コンティネンツァ、チァンネッリの六人が脚色、マリオ・ソルダーティが監督に当った喜劇作品。撮影は「街は自衛する」のマリオ・モントゥオーリ、音楽はマリオ・ナシンベーネ。出演者はわがくに初登場のシルヴァーナ・パンパニーニをはじめ、ワルター・キアーリ、カルロ・カンパニーニ、ジャッキー・フロースト、ジーノ・チェルヴィ(「陽気なドン・カミロ」)、アルバ・アルノーヴァ(「懐かしの日々」)など。
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間85分
- 監督マリオ・ソルダーティ
- 主演ワルテル・キアーリ
-
世界的に有名なエクトール・マローの『家なき子』の映画化。脚色はピエール・ヴェリとレモ・フォルラーニの共同。撮影はロベール・ジュイヤール、音楽はポール・ミスラキがそれぞれ担当。出演は主人公レミにジョエル・フラトー、ほかに「顔のない眼」のピエール・ブラッスール、「未だ見ぬ人」のベルナール・ブリエ、ジーノ・チェルヴィら。台詞はすべて日本語に吹き替えてある。
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間---分
- 監督アンドレ・ミシェル
- 主演ジョエル・フレート
-
「空征かば」のゴッフレード・アレッサンドリーニが一九四七年に監督した愛慾ドラマで、ニーノ・ノヴァレーゼが脚本を書いた。撮影はピエロ・ポルタルーピとレナート・デル・フラーテ、音楽はフランコ・カサヴォーラの担当。出演者は「子供たちは見ている」のイザ・ポーラ、「雲の中の散歩」のアドリアーナ・ベネッティ、「愛の泉」のロッサノ・ブラッツィ、「O・K・ネロ」のジーノ・チェルヴィ、「紅薔薇は山に散る」のウンベルト・スパダーロなどである。
- 製作年1947年
- 製作国イタリア
- 時間94分
- 監督ゴッフレッド・アレッサンドリーニ
- 主演イザ・ポーラ