ナチス占領下のポーランド。妻子を殺された男が迷い込む、現実と悪夢が交錯する狂気の世界。愛と罪の黙示録。
第二次世界大戦、ナチス占領下のポーランド。ミハウは、目の前で妻子を惨殺されるという地獄を体験。絶望の中、レジスタンス活動に身を投じるが、彼の精神は次第に現実との境界を失っていく。そんな彼の前に現れた、死んだ妻と瓜二つの妊婦。彼女を守ることに執着するミハウは、血清を作るため、シラミに自らの血を吸わせる危険な仕事に就く。過去の幻影、戦争の狂気、そして新たな生命の誕生。すべてが混濁し、螺旋のように絡み合う、悪夢的映像詩。ズラウスキー監督が描く、極限状況における人間の愛と罪の深淵。
ネット上の声
- 第二次世界大戦中に巻き起こる男の悲劇、それを悪夢的な連鎖で繋いでいくスタイルだが
- 『シルバー・グローブ』→『悪魔』の順番で観てからの鑑賞だったからか「ズラウスキー
- ラース・フォン・トリアーのやってることが児戯に思えてしまうレベルで純粋で躍動的な
- ナチス占領下のポーランドにて、妻と子供を殺された男は街中を逃げ回るが、そこで妻と
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国ポーランド
- 時間107分
- 監督アンジェイ・ズラウスキー
- 主演レシェック・テレシンスキ