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戦後の日本、熱海。女手一つで子を育てた母を待っていたのは、成長した我が子からの無慈悲な拒絶。
終戦直後の日本、温泉町・熱海。戦争で夫を亡くした春子は、二人の子供を育てるため、あらゆる犠牲を払い必死に働いてきた。しかし、成長した息子と娘は、そんな母の苦労を理解しようとせず、自分たちの将来の邪魔者として冷たく突き放す。過去の新聞記事やニュース映像を交錯させ、戦後日本の世相を映し出す斬新な演出。親子の断絶と、時代に翻弄された一人の女性の絶望。追い詰められた母が下す、悲痛な決断。
ネット上の声
- 21世紀の日本でもこの対立構造は全く変わりありません 今こそ本作のリメイクを観てみたいものです
- 世の中的にはこれからお盆ですが、私は明日から仕事なので一旦このタグで映画を見るの
- 敗戦後の貧しい日本で、女手一つで2人の子どもを育て上げる母ちゃんの、切なく悲しい
- 前から観たかった木下恵介の戦後8年後の日本を描いた「日本中の悲劇」
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督木下恵介
- 主演望月優子
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昭和の東京、貧しいながらも愛を育む若い夫婦に訪れる、過酷な運命と究極の選択。
舞台は戦後の面影が残る昭和30年代の東京。バスの運転手として働く実直な夫と、彼を献身的に支える妻。つつましくも幸せな二人の日常は、夫が結核を患ったことで一変。高額な治療費のため、妻は夫に内緒でキャバレーで働くことを決意。しかし、そこで待ち受けていたのは、彼女の純粋な愛を試すかのような厳しい現実と、夫婦の絆を揺るがす重大な秘密。愛する人を守るための、悲しくも美しい決断の物語。
ネット上の声
- 上映と上映の間に外に出たらレオスカラックスがなんか飯食っててすげーって思ったけど
- 私は、『紀ノ川』も『古都』も特にいいとも思わなく、この作家に特別惹き付けられてい
- 連れ込み宿を経営している妾の娘が婚約相手から見放されてしまい、ヤケクソになって道
- 前半は、よくある男女の縺れかな、この内容で今撮ったらつまんねえかも?でも美しき佐
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督中村登
- 主演沢村貞子
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志賀直哉の名作“正義派”と“清兵衛と瓢箪”の二作品より「楽天夫人」の斎藤良輔と、久しぶりの馬場当が共同脚色、「女の足あと」の渋谷実か監督する文芸篇。撮影担当は「別れの一本杉」の長岡博之。主な出演者は「白磁の人」の佐田啓二、「太陽とバラ」の久我美子、「雲の墓標より 空ゆかば」の田浦正巳、「いとしい恋人たち」の野漆ひとみ、「こぶしの花の咲くころ」の桑野みゆき、ほかに三好栄子、山内明、望月優子、伊藤雄之助、三井弘次、高橋豊子、山形勲などのヴェテラン陣。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督渋谷実
- 主演佐田啓二
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戦中派作家阿川弘之の異色文学作品“雲の墓標”の映画化で「君は花の如く」の堀内真直が監督する戦記もの。脚色は、堀内真直と「女難屋敷」の高橋治の共同、撮影は「松竹まつりスタア総動員 スタジオ超特急 女優誕生 (二部作)」の小原治夫。主な出演者は「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の田村高廣、「つゆのあとさき」の田浦正巳、「ここは静かなり」の渡辺文雄、「あなた買います」の岸恵子、「流れる」の高峰秀子、「踊る摩天楼」の大木実、川喜多雄二、「花ふたたび」の菅佐原英一、ほかに笠智衆、滝花久子、清川新吾、伊沢一郎、永井達郎、木田勝二、山路義人など。
ネット上の声
- 生真面目であるがしっかりとした特攻もの
- 大竹海兵団
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督堀内真直
- 主演田村高広
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“キング”に連載された白川渥の原作より、「陽は沈まず」の沢村勉が脚色し、「伊豆の踊子(1954)」の野村芳太郎が監督している。撮影は「蛮から社員」の厚田雄春、音楽は「陽は沈まず」の黛敏郎。出演者は「陽は沈まず」の笠智衆、田浦正巳、諸角啓二郎、「唄しぐれ おしどり若衆」の美空ひばり、「真実一路」の桂木洋子、「愛染かつら(1954)」の三宅邦子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督野村芳太郎
- 主演美空ひばり
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元沖縄師範学校生太田昌秀、外間守善の記録をもとに、「暴力市街」の沢村勉が脚色し、「美貌と罪」の岩間鶴夫が監督した。「岸壁」の生方敏夫、「青春銭形平次」の黛敏郎が撮影、音楽を担当している。「まごころ」の石浜朗、「日本の悲劇」の田浦正巳、柳永二郎、「きんぴら先生とお嬢さん」の小園蓉子、東谷暎子、「あばれ獅子」の紙京子、「純潔革命」の大木実、他に俳優座の永田靖、小沢栄、本郷淳、創作座の前田正二、大塚憲、劇団若草の荻田洋巳、これに当時の沖縄軍参謀令嬢木村倭子が特別出演する。
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岩間鶴夫
- 主演大木実
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阿木翁助の『河内だんじり話』の映画化で、松竹新喜劇で上演されたこともある下町喜劇。脚色・監督は「自殺を売った男」の堀内真直。撮影も同じく「自殺を売った男」の小原治夫。「泣き笑い日本晴れ」の伴淳三郎、「サザエさんの婚約旅行」の花菱アチャコをはじめ、田浦正巳・山田百合子・宮城千賀子などが出演。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演伴淳三郎
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「情痴の中の処女 天使の時間」の斎藤良輔と、芦沢俊郎の脚本を「嵐の中の抱擁 おもかげ遥かなり」の穂積利昌が監督、同じく西川享が撮影したホーム・ドラマ。主演は「母と子の窓」の杉田弘子、「青い花の流れ」の高橋貞二、小山明子、「抱かれた花嫁」の田浦正巳、「土砂降り」の桑野みゆき、そのほか笠智衆、沢村貞子、三井弘次、清川新吾など。
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督穂積利昌
- 主演笠智衆
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雑誌『新婚人』連載の佐多稲子の小説『智恵の輪』を、「野菊の如き君なりき」の木下恵介が脚色し、「子供の眼」のコンビ、川頭義郎が監督、楠田浩之が撮影を担当した。主なる主演者は「嫁ぐ日」の田浦正巳、「君美しく」の野添ひとみ、「続々獅子丸一平」の小沢栄、「泉」の桂木洋子、「四人の誓い」の夏川静江、文学座の荒木道子、俳優座の東山千栄子など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督川頭義郎
- 主演野添ひとみ
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松浦健郎の原作を、今村文人が脚色し、「東京の夜は泣いている」の曲谷守平が監督した歌謡メロドラマ。撮影は「凸凹珍道中」の岩橋秀光。
- 製作年1961年
- 製作国日本
- 時間84分
- 監督曲谷守平
- 主演田浦正巳
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高校を舞台にして描く青春映画。“読売新聞”連載の白川渥の原作から「朱と緑」の椎名利夫と「花嫁募集中」についで監督に当る野村芳太郎が脚色。撮影は「花嫁募集中」の井上晴二。主な出演者は「朱と緑」の有馬稲子、「三羽烏再会す」の大木実、渡辺文雄、「オーケストラの姉妹」の菅佐原英一、「忘れえぬ慕情 Printemps_a_Nagasaki」の野添ひとみ、「涙」の杉田弘子、「君は花の如く」の田浦正巳、「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の小山明子、「恐妻一代」の中川弘子、「この世の花 完結篇」の佐竹明夫、その他、清川新吾、日守新一、浦辺粂子、吉川満子、東山千栄子、明石潮など。
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演有馬稲子
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- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀内真直
- 主演中村メイ子
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中野実のNHK連続テレビ劇を映画化したもので、「女探偵物語 女性SOS」の若尾徳平が脚色、「恐怖の対決」の岩間健夫が監督したホーム・コメディ。撮影も「恐怖の対決」の小杉正雄。「この天の虹」の高千穂ひづる・田村高廣、「ろまん化粧」の杉田弘子に、日守新一・清川虹子・柳家金語楼らのコメディアンが出演。
- 製作年1958年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督岩間鶴夫
- 主演高千穂ひづる
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- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督萩山輝男
- 主演野添ひとみ
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- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督萩山輝男
- 主演野添ひとみ
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或る商店街に働く若い男女の中に起った一つの悲劇を中心に青年達の夢と恋と友情を描く。「獅子丸一平」の松山善三の脚本を「修禅寺物語」の中村登が監督、「かりそめの唇」の生方敏夫が撮影を担当した。主なる出演者は「お勝手の花嫁」の田村高廣、「おんな大学」の野村浩三、「花ひらく(1955)」の田浦正巳、野添ひとみ、「遠い雲」の中川弘子など。
ネット上の声
- アルファ派人生賛歌映画ですね
- トリュフォー・ファンを自認する僕の3つの指には、入るだろうくらい好きな作品です。
- トリュフォー作品の原点、もう総てがここにある
- 少年の思春期の頃
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督中村登
- 主演田浦正巳