-
フランス映画界の巨匠クロード・シャブロルが、イギリスの女流ミステリー作家ルース・レンデルの同名小説を映画化した官能サスペンス。25歳の青年フィリップは、妹の結婚式で出会った美しい女性センタと恋に落ちる。情熱的な愛に溺れていくフィリップだったが、次第にセンタの不可解な言動に振り回されはじめる。やがてセンタは、自分への愛の証として、フィリップに殺人を犯すよう迫り……。主演は「ピアニスト」のブノワ・マジメル。
ネット上の声
- 僕が世界一好きな監督のひとり、クロードシャブロル監督による一風変わった珍作、石の
- もし恋に落ちた相手がイカれたメンヘラ女性だったら!?
- 題材はいいけど、正直、物足りませんでした
- 切ないそして底知れない恐ろしさを感じる
サスペンス
- 製作年2004年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間107分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演ブノワ・マジメル
-
フランスの名匠ジャン=リュック・ゴダールが、聖母マリアの処女懐胎とキリストの誕生を現代に置き換えて描いたドラマ。ゴダール監督の長編「こんにちは、マリア」と、ゴダール監督のパートナーであるアンヌ=マリー・ミエビル監督が11歳の少女の日常を繊細につづった短編「マリアの本」の2作品で構成される。
スイス、ジュネーブ。タクシー運転手のジョゼフは、バスケットボール部に所属する女学生マリーに思いを寄せていた。ある日、天使ガブリエルがジュネーブを訪れ、処女であるマリーに受胎を告知するが……。
その挑発的ともいえる内容から上映禁止や抗議活動などが相次ぎ物議を醸した。マリー役に「カルメンという名の女」のミリアム・ルーセル。
ネット上の声
- この映画を見ることで何かが変わってしまう
- 聖なる世界をセクシーに描いた異色作
- 結局のところ、パロディだろ?
- マリアとすべての女性へ
ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国スイス,フランス,イギリス
- 時間110分
- 監督アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 主演ブルーノ・クレメル
-
「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」などで高く評価されたベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、ある暑い夜に起こる出会いと別れの数々を詩的な映像でつづったドラマ。
官能的な熱を帯びたブリュッセルの夜。ある者は恋人の腕に飛び込み、ある者は街へ繰り出し、ある夫婦は語りあい、ある者はバーでダンスを踊る。出演は「パリ、テキサス」のオーロール・クレマン、「ニキータ」のチェッキー・カリョ。
ジャック・リベット監督作「北の橋」などで知られる名カメラマン、カロリーヌ・シャンプティエが撮影を手がけた。日本では「シャンタル・アケルマン映画祭2023」(2023年4月7~27日、ヒューマントラストシネマ渋谷)にて劇場初公開。
ネット上の声
- それぞれの男女(たまに、ひとり、男ふたり)のある一晩の様子が切り取...
- ブリュッセルの暑い一夜
- エドワード・ホッパーの絵を彷彿させる夜の街や早朝の風景と映画に時折見れる極上の漆黒にうっとりできる逸品
- シャンタル・アケルマンとダルデンヌ兄弟はドアの出入りをきっちり描くの好きやな、ど
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国ベルギー,フランス
- 時間90分
- 監督シャンタル・アケルマン
- 主演オーロール・クレマン
-
サスペンス
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督セルジュ・ルロワ
- 主演ブリュノ・クレメール
-
第二次世界大戦末期のフランスを舞台に、ナチとフランス・レジスタンスの戦いに捲き込まれた若者とユダヤ娘の愛の逃避行を描く。製作はポール・メグレ、監督は「好奇心」のルイ・マル、脚本はマルとパトリック・モディアノ、撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽演奏はジャンゴ・ラインハルトとフランス・ホット・クラブ五重奏団、アンドレ・クラヴォ、イレネ・ド・トレベール、編集はシュザンヌ・バロンが各々担当。出演はピエール・ブレーズ、オーロール・クレマン、オルガー・ローウェンアドラー、テレーズ・ギーゼ、ステファニ・ブイ、ルム・イアコベスコ、ルネ・ブーロックなど。
ネット上の声
- ナチスの手先になったフランス少年の最初で最後の本気の恋
- 音楽がジャンゴ・ラインハルト!それだけで価値がある。
- ルイ・マルならではの瑞々しくも残酷な青春
- 独裁と抵抗(15)レジスタンス映画の勧め
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間140分
- 監督ルイ・マル
- 主演ピエール・ブレーズ
-
妊娠した少女が、年下の少年と出会い、その少年の母親を探そうとブリュセルからリスボンへ2人きりで旅をし、様々な体験を重ねるうちに成長していく、というロード・ムービー。監督は、ポーランド人の血を引き旧ソ連で生まれたベルギーのマリアン・ハントベルカー。本作はドキュメンタリーも手掛けて来た彼の長編劇映画3作目である。製作はユベール・トワン、撮影はパトリス・ペイヤン、音楽はディルク・ブロッセがそれぞれ担当。主演は「さよならモンペール」で一躍脚光を浴びたベルギー生まれのマリー・ジランと、ストーリーの設定と同年齢である、7歳の少年アレッサンドロ・シゴナ。共演は「エル・スール」、「パリ、テキサス」などのオーロール・クレマン。
ネット上の声
- ひたすら前へ歩を進めるシンプルな構成と心洗われる美しい風景で清々しい余韻を残す作
- これを観てマリージランが好きになったのか、マリージランが好きでこれを観たのか、卵
- ◎ロードムービー、少女、少年、逃避行、妊娠、母親探し、ヒッチハイク、越境、二人旅
- 17歳の少女マリーが妊娠、お腹の子供と共に逃避行が始まる♬.*゚
ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国フランス,ベルギー,ポルトガル
- 時間91分
- 監督マリアン・ハントヴェルカー
- 主演マリー・ジラン
-
ミュージシャンとして知られるセルジュ・ゲンズブールの4作目の監督作品であり遺作。生活のために子どもたちに家庭教師をしている、売れない脚本家のスタンは、
露出狂となって美しい教え子ナターシャたちに自らの裸体を見せることを妄想していた。ナターシャを演じるのは、本作が映画デビューで、のちにカンヌ映画祭やセザール賞など数々の女優賞を受賞し注目を浴びたエロディ・ブシェーズ。
ネット上の声
- 自分の欲望に真っ直ぐ生きることはなんて、なんて難しい世の中なんや!
- 看護学生の時に映画好きなクラスメイトが多くて授業が早く終わる日はみんなで観に行っ
- 『ジュ・テーム』がアナルセックスの映画なら『スタン・ザ・フラッシャー』は、露出狂
- 幼女が文学朗読するんじゃなくて、ロリコンのおっさんが延々プルーストを朗読するだけ
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督セルジュ・ゲンズブール
- 主演クロード・ベリ