戦争前、都新聞に連載されていた丹羽文雄の小説が原作であって、これを「怒りの街」の西亀元貞が戦後的に脚色し、「白い野獣」「怒りの街」の成瀬巳喜男が監督している。美術監督には松山崇が当っている。主演は「女医の診察室」の三宅邦子、「山のかなたに」の若山セツコ、「接吻第一号」の桂木洋子、それに対して男優側では、「接吻第一号」の鶴田浩二、「君が心の妻」の永田光男、「帰郷(1950)」の仁科周芳、その他大坂志郎、女優では千石規子、若杉曜子などが重要なパートで出演している。
ネット上の声
- 企業と女たち
- 三姉妹の長女三宅邦子の見えざる支配に追従する次女若山セツ子と反発する三女桂木洋子
- 次女の大人しい若山セツ子が、長女の女社長三宅邦子に初めて自分の意見を言い歯向かう
- 原作のせいかもしれないけど、出てくる人みんな脳みその使い方が似ててそれがなんだか
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督成瀬巳喜男
- 主演三宅邦子