「愛人 ラマン」で知られるフランスの女性作家マルグリット・デュラスが、自著「死の病・アガタ」を自ら映画化。海辺の古びたホテルを舞台に、兄妹の禁断の愛を叙情的な映像とディラス自身の朗読によって描く実験的作品。冬の海辺の別荘ビラ・アガタで8カ月ぶりに久々に兄と再会したアガタは、翌朝にはその場を去り、兄と永遠に別れる決意を固めていた。2人は自分たちの禁じられた愛の思い出を語り合っていく。兄を演じたのは、デュラスの38歳年下の恋人だったヤン・アンドレア。日本では、1981年の発表から23年を経た2003年に劇場初公開。12年、リバイバル公開。
ネット上の声
- この映画を本当に享受するには『ドライブマイカー』の車中の語りと同じように耳で聞き
- 愛を追求した作家、また実験的な映画監督としても知られるマルグリット・デュラスによ
- 愛人ラマンの小説を読んだ時もそう思ったけど、デュラスの情感から何から全て青一色で
- よく似た二人の男女の声、彼らは想起する 彼らは幼少期から今に至るまで過ごしてきた
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演ビュル・オジエ