冬の海辺のホテル。再会した兄と妹が交わす、禁断の愛についての最後の対話。
人影のない冬の海辺のホテル。長い年月を経て再会した兄と妹。二人は、幼い頃から互いに抱き続けてきた禁断の愛について、静かに語り始める。交わされる言葉は、過去の記憶、抑えきれない情熱、そして決して結ばれることのない愛の痛み。繰り返される波の音のように、彼らの対話は愛の核心を巡る。これは別れのための儀式か、それとも永遠の愛の確認か。文学的で官能的な映像詩。
ネット上の声
- アガタという別荘で男と女が語りあう
- 愛人ラマンの小説を読んだ時もそう思ったけど、デュラスの情感から何から全て青一色で
- デュラスは文字だけを信じているんだろうなというのが伝わり、私はガッカリした気分に
- この映画を本当に享受するには『ドライブマイカー』の車中の語りと同じように耳で聞き
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間86分
- 監督マルグリット・デュラス
- 主演ビュル・オジエ