わずか28歳で戦病死した昭和初期の名監督・山中貞雄の遺作となった人情時代劇。江戸時代。貧乏長屋で暮らす髪結いの新三は、個人で賭場を開いてヤクザから目をつけられる。そのため金に困った新三は、髪結いの道具を質屋に持ち込むが断られてしまう。一方、新三と同じ長屋に住む浪人・又十郎は、かつて父が世話した侍・毛利に仕官を頼むが全く相手にされない。ある日、偶然から質屋の娘を誘拐した新三は、娘を長屋へと連れて帰るが……。歌舞伎の演目として知られる河竹黙阿弥原作「髪結新三」の映画化。
ネット上の声
- 通勤鑑賞370作目
- 長屋で起こった浪人の死と金に困る別の浪人や、番頭を想う店主の娘それぞれの想いが入
- 観る前はコメディだと思ってたんですけど、全くそういうのではなく淡々と運命の非情を
- むかしむかし、ヴィデオで小さな画面で見たけれど、画質が悪くて、なんだかよくわから
時代劇
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督山中貞雄
- 主演中村翫右衛門