高度経済成長の影、東京のどぶ川沿いに生きる子供たち。貧困の中に見出す、生命のたくましさと輝き。
舞台は高度経済成長期の東京。その片隅、悪臭漂うどぶ川のほとりに形成された集落。そこで暮らす子供たちの日常を追ったドキュメンタリー。廃品回収で生計を立てる親、学校にも行けず働く子供たち。貧困と差別に晒されながらも、彼らは泥水の中で遊び、笑い、たくましく生き抜いていく。その純粋な瞳が映し出すのは、社会の矛盾か、それとも人間の持つ根源的な生命力か。忘れ去られた場所で懸命に生きる姿が、豊かさとは何かを静かに、しかし強く問いかける衝撃作。
ネット上の声
- 御用済みのプロパガンダ映画かな
- 伝えたいこと表現したいことは素晴らしいのだが、作品として伝えられているかと言うと
- 学校で全生徒に見せるための教育映画のようなものかな?と思っていたら、違っていた
- どぶ川学級についてはわかるが、教師たちの描き方は型に嵌めたように単調
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督橘祐典
- 主演山本亘