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「焼け石に水」「スイミング・プール」など数々の名作を生み出し、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭の常連でもあるフランスの名匠フランソワ・オゾンが、自然豊かなブルゴーニュを舞台に、人生の秋から冬を迎える老齢の女性のドラマを描く。
80歳のミシェルはパリでの生活を終え、いまは自然豊かで静かなブルゴーニュの田舎でひとり暮らしている。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する日々を送るミシェル。やがて秋の休暇を利用して娘と孫が彼女のもとを訪れるが、ミシェルが振る舞ったキノコ料理が引き金となり、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。後ろめたい過去を抱えつつも、人生の最後を豊かに過ごすため、そして家族や友人たちのためにも、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をする。
フランスのベテラン女優エレーヌ・バンサンが主人公ミシェル役を務め、ミシェルの親友マリー=クロードをジョジアーヌ・バラスコ、その息子ヴァンサンをピエール・ロタンが演じた。また、リュディビーヌ・サニエが「スイミング・プール」以来、21年ぶりにオゾン作品に出演した。
ネット上の声
- 2024 11/2 フランス アヴィニョンの映画館で観た
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演エレーヌ・ヴァンサン
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交通事故で夫と娘を失った女性。過去を捨て「自由」を求める彼女の、絶望と再生を描く魂の物語。
著名な作曲家の夫と最愛の娘を、突然の交通事故で同時に失ったジュリー。奇跡的に一人生き残った彼女は、耐え難い喪失感から、過去との一切の関係を断ち切ることを決意する。夫との思い出が詰まった家や楽譜を全て手放し、パリのアパートで誰とも関わらず、完全に「自由」な孤独の中で生きようとする。しかし、夫が遺した未完の交響曲の旋律や、夫の秘密を知る人物の出現が、閉ざしたはずの彼女の心を激しく揺さぶる。青の映像美と心をえぐる音楽。過去から逃れようとする彼女が、絶望の果てに見つけ出す新たな生とは。
ネット上の声
- 【”過去の愛ある生活からの訣別”青を基調にした映像と、ジュリエット・ピノシュの抑制した演技が印象的な作品。】
- 巨匠が残した芸術品。第一幕の幕開け。
- 過去をどう背負って生きるか
- おおっ。映像が美しい☆3.5
孤独、 恋愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国フランス,ポーランド,スイス
- 時間99分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演ジュリエット・ビノシュ
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行政が見捨てた重度の自閉症の子供たち。無認可施設を運営し、彼らを守ろうと奮闘する二人の男の実話に基づく感動の物語。
舞台は現代のフランス・パリ。ブリュノは、他の施設では受け入れを拒否された重度の自閉症の子供たちのための無認可施設「正義の声」を運営。一方、彼の長年の友人マリクは、厳しい環境で育った若者たちを訓練し、子供たちのケア係として育成している。資金難、人手不足、そして行政からの閉鎖命令。次々と押し寄せる困難にも屈せず、彼らは子供たち一人ひとりと真摯に向き合い、その未来のために全てを捧げる。社会の片隅で奮闘する彼らの姿が、温かいユーモアと深い感動を呼ぶ、実話から生まれた物語。
ネット上の声
- 社会が見捨てた自閉症児達とケア施設のプロ二人、若者達の日常を描く
- どんなに困難でも、俺たちは見捨てない。
- タイトルがよろしくない
- 重度の自閉症の子ども達
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間114分
- 監督エリック・トレダノ
- 主演ヴァンサン・カッセル
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「愛されるために、ここにいる」のステファヌ・ブリゼ監督が、尊厳死を望む母親とその息子の絆を描いた人間ドラマ。麻薬密輸の片棒をかついで逮捕され、服役していた48歳の男性アランは、出所して母親のイベットが暮らす実家で再出発を図るが、希望の仕事が見つからず、几帳面な母と衝突してばかりいた。そんなある日、アランは母が脳腫瘍に冒されており、スイスの会社と契約して尊厳死を実行しようとしていることを知る。
ネット上の声
- 自ら死を選ぶ強い意志はどこから来たのか?
- 「安らかに……」とばかりに笑顔で致死量の
- 良かったなあー静かで好きな映画でした
- まさに身終い…どう最期を迎えるか…
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間108分
- 監督ステファヌ・ブリゼ
- 主演ヴァンサン・ランドン
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エキセントリックな孤児が「家族」を求めさまよう姿をブラックユーモア満載で描く。監督・主演は舞台の喜劇俳優として絶大な人気を誇るアルベール・デュポンテルで、本作が初の長編劇映画。製作はジャン=ミシェル・レイとフィリップ・リジョワ。脚本はデュポンテルとジル・ロラン。撮影は「オディールの夏」のギヨーム・シフマン。音楽は「愛しのエレーヌ」のラモン・ピパン。美術はロラン・アレール。編集はジュリエット・ウェルフリング。衣裳はシャトゥーヌ。
ネット上の声
- 俳優のアルベール・デュポンテルが監督と脚本を手がけた、全編を黒い笑いで包み込んだ
- 30年間孤児院から出たことの無いキチガイおじさんが出生の秘密を知るべくお外に飛び
- 18歳を迎えながらも孤児院を出る事無く32歳となったベルニー
- 昔観たんだけど、めちゃくちゃすぎて無理だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督アルベール・デュポンテル
- 主演アルベール・デュポンテル
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2020年・第73回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション作品。Netflixで2022年1月11日から配信。
ネット上の声
- 生きてるのに死んでる!だのなんだのは、ママンの女性器を撮るドタバタコメディのため
- 印刷屋の店員役の人最近ちょくちょく見かけるけど「愛想笑いが若干ウザいスタッフ」役
- 確か2年くらい前に観たので細かいことは忘れてしまったけど、全然面白くなかったのは
- おバカでお下品なフランスコメディに耐性がある人にはぜひお勧めしたい一品
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ロラン・ラフィット
- 主演ロラン・ラフィット