-
ギリシアの文豪ニコス・カザンツァキスの小説『キリストは再びはりつけにされた』を原作に「男の争い」のジュールス・ダッシンが、ベン・バーズマンと共同で脚本を書きダッシンが監督した彼の初のシネマスコープ映画。トルコと抗争をつづける一九二〇年ころのギリシアの一村を背景に、飢えた同胞を救わんとして一命を失う正義の若者を描いた一篇。撮影監督は「雪は汚れていた」のジャック・ナトー、音楽は「ピカソ・天才の秘密」のジョルジュ・オーリック。主演は「不良の掟」のピエール・ヴァネック、「男の争い」のジャン・セルヴェ、「街の掟」のフェルナン・ルドウ、「青い麦」のニコール・ベルジェ、ギリシア女優メリナ・メルクーリ、「忘れえぬ慕情」のゲルト・フレーベ。
ネット上の声
- ‘罪人’について
- キリスト教の信仰についてのギリシャ演劇の真面目さとストレートなメッセージが感動を生む
- トルコの支配下にあったギリシャ
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間128分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演フェルナン・ルドー
-
ギリシャの港町、太陽のように明るい娼婦イリヤ。彼女を「教育」しようとする堅物アメリカ人との恋の騒動。
舞台はギリシャの港町ピレウス。天真爛漫で誰からも愛される娼婦イリヤは、人生を謳歌する自由な魂の持ち主。そんな彼女の前に現れたのは、古代ギリシャ文化に心酔するアメリカ人の学者ホーマー。彼はイリヤの生き方に衝撃を受け、彼女を「正しい道」へと導こうと決意。知的な教養を授けようとするホーマーと、本能のままに生きるイリヤ。価値観の全く違う二人の間には、奇妙な交流と恋心が芽生え始める。果たして、文化の違いを乗り越え、二人は本当の幸せを見つけられるのか。
ネット上の声
- 日曜は何がダメなのか聞いてはいけない
- 見なくてもいいかも
- 日曜はダメよ
- お世話になった師匠が昔、メリナ・メルクーリと交流があったらしくて気になってた作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国ギリシャ
- 時間92分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
-
古代悲劇「メディア」を演じる女優。我が子を殺した実在の女。二人の女の魂が交錯する時、舞台と現実の境界線が崩壊する。
ギリシャを舞台に、古代悲劇「メディア」の主役を演じることになった大女優マヤ。役作りのため、彼女は夫に裏切られ我が子を殺した罪で服役中のアメリカ人女性ブレンダと面会を重ねる。当初は役の参考として冷徹に彼女を観察していたマヤ。しかし、神話の中の女の激情と、現実の女の絶望的な苦しみが共鳴し合ううちに、マヤ自身の心の奥底に眠る闇が呼び覚まされていく。芸術とは何か、女の情念とは何か。二人の魂の邂逅が、虚構と現実の境界を曖昧にし、観る者を戦慄のクライマックスへと導く心理ドラマ。
ネット上の声
- 女の情熱、男の恐怖
- 老舗の底力!
- ☆☆☆☆★★
- 舞台『メディア』で主演をつとめる女優マヤが、役作りの参考のために作品内でのメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ギリシャ,アメリカ
- 時間106分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
-
義理の息子に恋慕の炎を燃やす王妃パイドラのギリシャ神話伝説は約2400年昔詩人エウリピデスの「ヒッポリュトス」によって知られるが、ローマの詩人セネカも同じテーマで「パエドラ」を書き17世紀にはジャン・ラシーヌが韻文劇「フェードル」を書いている。その同じ悲劇を現代の恋愛劇としたマルガリタ・リベラキのオリジナル・シナリオを彼女自身と「日曜はダメよ」のジュールスス・ダッシンが脚色、ダッシンが製作・監督したもの。撮影は彼とコンビで「恋人たちの森」のジャック・ナットー、音楽はギリシャのミキス・テオドラキス。出演者は「日曜はダメよ」のメリナ・メルクーリ、「さよならをもう一度」のアンソニー・パーキンス、「エル・シド」のラフ・ヴァローネ、オリンピア・パパドーカ、新人のエリザベス・エルシーなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ,フランス,ギリシャ
- 時間110分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
-
エリック・アンブラーの「真昼の翳」をモンヤ・ダニシェフスキーが脚色、「死んでもいい」のジュールス・ダッシンが製作・演出したコミカルなサスペンス・ミステリー。撮影はアンリ・アルカン、音楽は「日曜はダメよ」(アカデミー賞)のマノス・ハジダキスが担当した。出演は、「勝利者(1963)」のメリナ・メルクーリ、「スパルタカス」のピーター・ユスチノフ、「ニュールンベルグ裁判」のマクシミリアン・シェル、「ミサイル珍道中」のロバート・モーリー、TV「弁護士プレストン」のエイキム・タミロフ、ギルス・セガール、ジェス・ハーンほか。
ネット上の声
- 10年以下の懲役、1000万円以下の罰金
- トム・クルーズも大好きなんだろうな‼️
- 長く泥棒映画の代名詞であり続けた作品
- 朝からハラハラ、楽しい映画でも・・・
サスペンス、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
-
「かくも長き不在」の脚本を書いたマルグリット・デュラスの同名小説を彼女と「トプカピ」の監督ジュールス・ダッシンが共同で脚色し、ダッシンが監督した。撮影は「太陽が目にしみる」のガボール・ポガニー、音楽はクリストバル・ハルフターが担当。出演は「トプカピ」のメリナ・メルクーリ、「何かいいことないか子猫チャン」のロミー・シュナイダー、「みどりの瞳」のピーター・フィンチ、「続・荒野の七人」のジュリアン・マテオスほか。製作はダッシンと「さよならをもう一度」の監督アナトール・リトヴァク。
- 製作年1966年
- 製作国アメリカ,フランス
- 時間85分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
-
デイヴィッド・エスディル・ウォーカーの小説『ダイヤモンドは危険』を、リチャード・ブリーンが脚色、「ドーヴァーの青い花」のロナルド・ニームと新人クリフ・オーエンが共同で監督にあたったアクション・コメディ。撮影はガボール・ポガニー、音楽はドイツのバート・ケンプフェルトが初めて映画音楽を担当している。出演は「卑怯者の勲章」のジェームズ・ガーナー、「太陽が目にしみる」のメリナ・メルクーリ、「彼女は億万長者」のサンドラ・ディー、「マドリードで乾杯」のアンソニー・フランシオサ、TV「泥棒貴族」のロバート・クートなど。製作はロバート・アーサー。
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1965年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督ロナルド・ニーム
- 主演ジェームズ・ガーナー
-
アンリ・フランソワ・レイの原作を、「恐怖の逢びき」のファン・アントニオ・バルデムが脚色・監督した生活詩。撮影はファボール・ポガニィ。出演は「トプカピ」のメリナ・メルクーリ、「ロリータ」のジェームズ・メイソンなど。イーストマンカラー・フランスコープ。
- 製作年1965年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間98分
- 監督フアン・アントニオ・バルデム
- 主演ジェームズ・メイソン