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古典ギリシャの悲劇詩人、エウリピデスの「メディア」に題材を借り、メディアを演じる国際女優と、実際に子供を殺し服役中のアメリカ女性を対照させながら女の深奥を描く。製作・監督・脚本は「夏の夜の10時30分」のジュールス・ダッシン。現代語訳はミノス・ヴォルナキス、撮影は「旅芸人の記録」のヨルゴス・アルヴァニティズ、音楽はヤァニス・マルコプロス、編集はジョージ・クロッツ、衣裳はディオニシス・フォトプロスが各々担当。出演はメリナ・メルクーリ、エレン・バースティン、アンドレアス・ウツィーナス、デスポ・ディアマンティドゥ、ディミトリス・パパミカエル、ヤニス・ヴォグリス、フェドン・ヨルギツィス、ベティ・ヴァラッシなど。
ネット上の声
- 女の情熱、男の恐怖
- すごいです。
- 老舗の底力!
- ☆☆☆☆★★
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国ギリシャ,アメリカ
- 時間106分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
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ギリシアの文豪ニコス・カザンツァキスの小説『キリストは再びはりつけにされた』を原作に「男の争い」のジュールス・ダッシンが、ベン・バーズマンと共同で脚本を書きダッシンが監督した彼の初のシネマスコープ映画。トルコと抗争をつづける一九二〇年ころのギリシアの一村を背景に、飢えた同胞を救わんとして一命を失う正義の若者を描いた一篇。撮影監督は「雪は汚れていた」のジャック・ナトー、音楽は「ピカソ・天才の秘密」のジョルジュ・オーリック。主演は「不良の掟」のピエール・ヴァネック、「男の争い」のジャン・セルヴェ、「街の掟」のフェルナン・ルドウ、「青い麦」のニコール・ベルジェ、ギリシア女優メリナ・メルクーリ、「忘れえぬ慕情」のゲルト・フレーベ。
ネット上の声
- “赤狩り“を逃れフランス亡命中のダッシン監督が「男の争い」(1955)の次に制作
- ‘罪人’について
- キリスト教の信仰についてのギリシャ演劇の真面目さとストレートなメッセージが感動を生む
- トルコの支配下にあったギリシャ
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス
- 時間128分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演フェルナン・ルドー
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「掟」のジュールス・ダッシンが監督・原案・脚本を担当したギリシャを舞台とする喜劇。撮影を担当したのはジャック・ナットー。音楽をギリシャ人のマース・ハジサキスが受けもっている。出演するのは主人公を演じるダッシン自身のほか、「掟」のメリナ・メルクーリ、ジョージ・ファウンダス、ティトス・ヴァンディス、ミツォス・リグィーゾス、デスポ・ディアマンティドゥなど。
ネット上の声
- 日曜は何がダメなのか聞いてはいけない
- 見なくてもいいかも
- 日曜はダメよ
- フィルム・ノワールの名匠ジュールズ・ダッシン監督が、後に妻となるメリナ・メルクー
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国ギリシャ
- 時間92分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
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義理の息子に恋慕の炎を燃やす王妃パイドラのギリシャ神話伝説は約2400年昔詩人エウリピデスの「ヒッポリュトス」によって知られるが、ローマの詩人セネカも同じテーマで「パエドラ」を書き17世紀にはジャン・ラシーヌが韻文劇「フェードル」を書いている。その同じ悲劇を現代の恋愛劇としたマルガリタ・リベラキのオリジナル・シナリオを彼女自身と「日曜はダメよ」のジュールスス・ダッシンが脚色、ダッシンが製作・監督したもの。撮影は彼とコンビで「恋人たちの森」のジャック・ナットー、音楽はギリシャのミキス・テオドラキス。出演者は「日曜はダメよ」のメリナ・メルクーリ、「さよならをもう一度」のアンソニー・パーキンス、「エル・シド」のラフ・ヴァローネ、オリンピア・パパドーカ、新人のエリザベス・エルシーなど。
ネット上の声
- 白黒だけど見て下さい。
- 超大金持ちの愛憎劇
- とってもギリシャ悲劇〜でした
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国アメリカ,フランス,ギリシャ
- 時間110分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
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エリック・アンブラーの「真昼の翳」をモンヤ・ダニシェフスキーが脚色、「死んでもいい」のジュールス・ダッシンが製作・演出したコミカルなサスペンス・ミステリー。撮影はアンリ・アルカン、音楽は「日曜はダメよ」(アカデミー賞)のマノス・ハジダキスが担当した。出演は、「勝利者(1963)」のメリナ・メルクーリ、「スパルタカス」のピーター・ユスチノフ、「ニュールンベルグ裁判」のマクシミリアン・シェル、「ミサイル珍道中」のロバート・モーリー、TV「弁護士プレストン」のエイキム・タミロフ、ギルス・セガール、ジェス・ハーンほか。
ネット上の声
- 10年以下の懲役、1000万円以下の罰金
- 長く泥棒映画の代名詞であり続けた作品
- 朝からハラハラ、楽しい映画でも・・・
- 女ボスは無駄な労働はしません。
サスペンス、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1964年
- 製作国アメリカ
- 時間120分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
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「かくも長き不在」の脚本を書いたマルグリット・デュラスの同名小説を彼女と「トプカピ」の監督ジュールス・ダッシンが共同で脚色し、ダッシンが監督した。撮影は「太陽が目にしみる」のガボール・ポガニー、音楽はクリストバル・ハルフターが担当。出演は「トプカピ」のメリナ・メルクーリ、「何かいいことないか子猫チャン」のロミー・シュナイダー、「みどりの瞳」のピーター・フィンチ、「続・荒野の七人」のジュリアン・マテオスほか。製作はダッシンと「さよならをもう一度」の監督アナトール・リトヴァク。
ネット上の声
- ベロナで出会った男性と激しい恋に堕ちたマリア
- 殺人犯の救出劇がほぼサイレントなのでよかった
- 製作年1966年
- 製作国アメリカ,フランス
- 時間85分
- 監督ジュールス・ダッシン
- 主演メリナ・メルクーリ
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デイヴィッド・エスディル・ウォーカーの小説『ダイヤモンドは危険』を、リチャード・ブリーンが脚色、「ドーヴァーの青い花」のロナルド・ニームと新人クリフ・オーエンが共同で監督にあたったアクション・コメディ。撮影はガボール・ポガニー、音楽はドイツのバート・ケンプフェルトが初めて映画音楽を担当している。出演は「卑怯者の勲章」のジェームズ・ガーナー、「太陽が目にしみる」のメリナ・メルクーリ、「彼女は億万長者」のサンドラ・ディー、「マドリードで乾杯」のアンソニー・フランシオサ、TV「泥棒貴族」のロバート・クートなど。製作はロバート・アーサー。
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1965年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督ロナルド・ニーム
- 主演ジェームズ・ガーナー
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アンリ・フランソワ・レイの原作を、「恐怖の逢びき」のファン・アントニオ・バルデムが脚色・監督した生活詩。撮影はファボール・ポガニィ。出演は「トプカピ」のメリナ・メルクーリ、「ロリータ」のジェームズ・メイソンなど。イーストマンカラー・フランスコープ。
- 製作年1965年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間98分
- 監督フアン・アントニオ・バルデム
- 主演ジェームズ・メイソン