1920年代、インドの貧しい村。厳しい現実の中、一人の少年の瞳が捉えた世界の詩情と家族の絆。
舞台は1920年代、ベンガルの貧しい村ニシュチンドゥプル。司祭の父、心優しい母、姉のドゥルガーと共に暮らす少年オプー。日々の暮らしは貧困と隣り合わせ。それでも、オプーの目には、雨上がりの水たまり、走り去る汽車、姉とのささやかな冒険など、世界は驚きと喜びに満ちていた。しかし、一家に訪れる過酷な運命。失われるものと、それでも心に灯り続ける希望。インド映画の巨匠サタジット・レイが描く、ある家族の愛と喪失の叙事詩、その始まり。
ネット上の声
- 歌って踊らないこんな骨太映画がインドにあったこと、出会えたことは喜び
- サタジット・レイが描く“インド”
- 温かくも冷徹に"家族"を見つめる
- 人間を描く力がもうひとつ
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国インド
- 時間125分
- 監督サタジット・レイ
- 主演サビル・バナルジー