20世紀最大の震災といわれる1976年の唐山大地震を題材に、「女帝 エンペラー」のフォン・シャオガン監督が描いたヒューマンドラマ。1976年7月28日、中国河北省の唐山市でマグニチュード7.8の直下型地震が発生。崩壊した家の下敷きになった子ども2人のうち1人しか救えないという絶望的な状況に陥った母親は、苦悶の末に息子を選ぶ。そしてその声は、ガレキの下の娘の耳にも届いていた。奇跡的に命を取り留めた娘は、養父母のもとで成長するが……。日本では当初2011年3月26日に公開される予定でプロモーションも進められていたが、直前の3月11日に東日本大震災が発生。劇中に大地震の再現シーンなどが含まれることから、配給の松竹は公開を延期。4年後となる15年にあらためて公開を決めた。
ネット上の声
- 運命の決断を迫られたとき! 母は・・・
- 様々な教訓を盛り込む本作を公開する勇気
- ライトな人間描写の向こうに見えるもの
- これから映画をご覧になるみなさんへ
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国中国
- 時間135分
- 監督フォン・シャオガン
- 主演シュイ・ファン