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明治の日本、一人の男に全てを捧げた女の悲恋。自己犠牲の果てに待つ、あまりにも過酷な運命。
明治時代の日本。旅芸人の一座で働く娘、お千。彼女は、いじめられていた医学生の宗吉を助け、彼を立派な医者にするため、自らの身を売って学費を稼ぐ決意。お千の献身的な愛に支えられ、宗吉は勉学に励む。しかし、二人の間には身分の違いという大きな壁。やがてお千は追われる身となり、二人の運命は無情にも引き裂かれていく。彼女の純粋な愛が迎える、涙の結末。
ネット上の声
- 男尊女卑で虐げられた女がとった行動の高尚
- ほっと吹く息、薄紅に、折鶴は…
- 入江たか子が山田五十鈴になり、岡田時彦が夏川大二郎になり、芸人が芸妓になり、検事
- フラッシュバックの多用による回想と幻想の表現や、お千の折鶴のシーンなど、この作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
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甲州ののどかな田舎道を走るバス。元気いっぱいの新人女性車掌が巻き起こす、心温まるヒューマンドラマ。
昭和初期、山梨県の甲州。舞台は、のどかな田園風景を走る小さなバス。主人公は、明るく元気な新人車掌のおこま。彼女は、無愛想だが腕利きの運転手と共に、毎日乗客を運ぶ日々。しかし、バス会社は経営難に陥り、路線の廃止が決定。乗客とのふれあいや運転手との淡い恋模様の中、おこまはバス路線を守るためにある計画を思いつく。彼女のひたむきな情熱が、人々の心を動かしていく。古き良き日本の風景の中で描かれる、一人の女性の成長と奮闘の物語。
ネット上の声
- 楽しくて爽やかでほろ苦い、古き良き時代
- 成瀬巳喜男&高峰秀子コンビ第1作です。
- 戦時下にそよぐそよ風のような秀子さん
- 可愛くて溌剌としている高峰秀子
ヒューマンドラマ
- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間54分
- 監督---
- 主演高峰秀子
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明治初期の長崎、混血という宿命を背負い、愛と信仰の狭間で揺れ動く女性の悲恋を描く溝口健二監督の物語。
文明開化の音が響く明治初期の長崎。遊郭で働くお雪は、イギリス人の父と日本人の母を持つ「マリヤ」の異名を持つ女性。その美貌と異国的な雰囲気で男たちを魅了するが、心の中では混血である自らの出自に深い苦悩を抱えていた。そんな彼女の前に現れた、キリスト教を弾圧する役人。お雪は彼に惹かれていくが、それは自らの信仰と愛を引き裂く、あまりにも過酷な運命の始まり。社会の偏見と許されざる恋の狭間で、彼女が選んだ道とは。
ネット上の声
- Ave Maria♪
- 前半でフォードの駅馬車のような乗り合わせた人間同士のドラマが展開する逃避劇かと思
- 馬車に凭れる男が煙管に火を点けるや否や鳥の囀りが聞こえてきて同乗者一同が見上げる
- 「戦場だって墓場だって構わないよ アタシゃ不人情なやつらのいないところへ行きたい
ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督溝口健二
- 主演山田五十鈴
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浜本浩の小説を西村勝巳が脚色し、「十代の反抗」のコンビ、田中重夫が監督、板橋重夫が撮影を担当した。主なる出演者は「恋と金」の根上淳、「十代の反抗」の品川隆二、「虹いくたび」の川上康子、船越英二、「薔薇の絋道館」の大浜千鶴子、矢島ひろ子、「宇宙人東京に現わる」の山形勲など。なお本映画は昭和十二年、松竹大船で故島津保次郎監督で映画化されたことがある。
ネット上の声
- オペラファンがペラゴロと呼ばれていた頃
- 浅草オペラの舞台裏
- VHSの画質、音質はかなり悪かった
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間104分
- 監督島津保次郎
- 主演上原謙
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舟橋聖一の同名短編小説を、伏見晁が脚色し五所平之助が監督した。闘病生活を強いられていた五所の、約三年ぶりとなる復活作。
- 製作年1940年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督五所平之助
- 主演夏川大二郎
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ネット上の声
- “技”が冴える 清水版「金色夜叉」
- 砂浜でも松の木の傍らでもなく…
- マジ昼ドラ!脚本が清水宏以外のものはもう正直ストーリーはどうでもよくてどんなにつ
- 最後、自分より金を選んだ元カノに罵倒するシーンはスッキリしたのかなあ
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督清水宏
- 主演夏川大二郎
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ネット上の声
- 日本髪って美しいなあ
- 縁日で恋人とバッタリ会っちゃうとこからエンジンかかってくる
- 1935年製作の溝口健二監督、夏目漱石原作の映画である
- 夏目漱石の有名な原作を映画化した溝口健二監督作品
文芸・史劇、 ヒューマンドラマ
- 製作年1935年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督溝口健二
- 主演夏川大二郎
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐々木啓祐
- 主演夏川大二郎
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「三つの真珠」の安達伸生が脚本、演出を担当し撮影は「わたしの名は情婦」の石本秀雄が受持。製作は奥田久司、出演は「ジャコ万と鉄(1949)」の月形龍之介「三つの真珠」「母恋星」の喜多川千鶴「花くらべ狸御殿」に水の江滝子「母恋星」の夏川大二郎のほかに羅門光三郎(「飛騨の暴れん坊」)、小柴幹治(「幽霊列車」)大伴千春、上田寛、伊達三郎などである。なお特殊撮影の担当は円谷英二。
ネット上の声
- 見所はふたつ ひとつめは円谷英二が大映で特撮映画を撮っていること ふたつめは、水の江瀧子が出演していることです
- 見所は「水の江滝子」だけ。
- 悪党が多すぎませんかね?
- 怪奇透明人間神戸に現る
ホラー
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督安達伸生
- 主演月形龍之介
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐々木啓祐
- 主演夏川大二郎
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愛する人のため、全てを捧げた水芸の女太夫。その純粋な愛が引き起こす、悲しくも美しい運命の物語。
明治中期の金沢。水芸一座の花形、瀧の白糸ことお蔦は、若き法学生・村越欣弥と運命的な出会いを果たす。彼の夢を叶えるため、学費の援助を約束するお蔦。昼夜を問わず働き、欣弥を支える日々。しかし、約束の送金が困難になった時、彼女は取り返しのつかない決断を下してしまう。愛ゆえに犯した罪。やがて検事となった欣弥と法廷で再会する皮肉な運命。二人の純愛がたどる、あまりにも切ない結末。
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督木村恵吾
- 主演水谷八重子[初代]
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- 製作年1941年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督今井正
- 主演夏川大二郎
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アドベンチャー(冒険)
- 製作年1950年
- 製作国日本
- 時間74分
- 監督安田公義
- 主演岡譲二
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「修道院の花嫁」に次ぐ田口哲監督作品。「滝の白糸(1946)」に主演した夏川大二郎が主演する。新人及川千代がデビューする。
- 製作年1946年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督田口哲
- 主演夏川大二郎
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企画は新人長曾我部隆、脚本は新興時代活躍した波多謙治が終戦以来初の筆を執る。安田公義の「最後に笑う男」につぐ監督、キャメラは「山猫令嬢」「千姫御殿(1948)」の武田千吉郎で、主演は「母三人(1949)」の三益愛子と夏川大二郎が顏合せるほか「手をつなぐ子等(1948)」「忘れられた子等」につぐ島村イツマ「花くらべ狸御殿」の喜多川千鶴「地下街の弾痕」につぐ高田稔らが共演してテイチク・レコード株式会社の提携で作製される。
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督安田公義
- 主演三益愛子
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- 製作年1939年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督佐々木啓祐
- 主演川崎弘子