ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーら多くの巨匠に影響を与えたデンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが、“人間”としてのジャンヌ・ダルクを実際の裁判記録を基に描いた無声映画の金字塔的作品。
百年戦争で祖国オルレアンを解放へと導いたジャンヌ・ダルク。しかし敵国イングランドで異端審問にかけられ、過酷な尋問を受ける。心身ともに衰弱し一度は屈しそうになるジャンヌだったが、神への信仰を貫き自ら火刑に処される道を選ぶ。ゴダール監督が「女と男のいる舗道」で本作を引用したことでも知られる。
2021年、特集上映「奇跡の映画 カール・テオドア・ドライヤー セレクション」にてデジタルリマスター版で上映。2023年にも「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(23年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)で上映。
ネット上の声
- 百年戦争で祖国オルレアンを解放へと導いたジャンヌ・ダルクを実際の裁判記録を基に描
- 柳下美恵さんの伴奏付きで見られてよかった(何気にナカザと観た時以来2度目✌️前回
- 映像手法を勉強されている方は特に必見!
- 不可思議な存在が晒される、映画によって
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督カール・テオドール・ドライエル
- 主演ルネ・ファルコネッティ