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ルネサンス期のイタリアを舞台に描かれる、兄と妹の禁断の愛。破滅へと向かう、あまりにも美しく残酷な悲劇。
舞台は16世紀、ルネサンス期のイタリア。名家に生まれた美しい兄ジョヴァンニと妹アナベラ。長い留学を終え再会した二人は、互いへの思慕が兄妹愛を超えた禁断の恋情であることに気づく。神の教えに背き、秘密の関係を結ぶ二人。しかし、アナベラに名門貴族からの縁談が持ち上がり、彼女の妊娠が発覚したことで、完璧だったはずの楽園は崩壊を始める。嫉妬と裏切りが渦巻く中、純粋すぎる愛は、血塗られた悲劇的な結末へと突き進んでいく。
ネット上の声
- Twitter 映画クラスタの重鎮が何かのベストで上げていらしてリスト入りしてい
- 台詞の詩的な美しさと不可思議な硬質さのある映像が好きだったのだが、最後の10分で
- 前半の兄妹なのに惹かれ合う美しい描写と、後半の「あれ?違う映画?」と間違えそうに
- ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィという二流のエロ映画監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1971年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ジュゼッペ・パトローニ・グリッフィ
- 主演オリヴァー・トビアス
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女子学生を襲う連続猟奇殺人。容疑者は教師の男。禁断の秘密が暴かれるとき、残酷な真実が牙を剥く。
ロンドンのカトリック系女子校。体育教師エンリコは、教え子との情事の最中に別の生徒の惨殺死体を発見。次々と彼の教え子たちが同じ手口で殺され、警察の疑惑はエンリコへ。自らの潔白を証明するため、彼は独自に調査を開始。事件の鍵を握るのは、謎の失踪を遂げた少女「ソランジェ」。彼女の行方を追うエンリコが辿り着く、学園に渦巻く少女たちの秘密と、想像を絶する残酷なメルヘンの結末。
ネット上の声
- 傑作として名高い女子高ジャッロであり、最後のドイツ・クリミ映画とも評される重要作
- カトリック女学校の闇!
- ロンドンの女子高が舞台となったジャッロで、生徒に不貞を働く役どころのファビオ・テ
- カトリック女学校のシャワー室ではみんなでタバコ回し喫み、主役イタリア語教師のカー
ホラー、 ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間102分
- 監督マッシモ・ダラマーノ
- 主演ファビオ・テスティ
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「ポゼッション」「狂気の愛」などで知られるポーランド出身の鬼才アンジェイ・ズラウスキーが、初めてフランスで手がけた作品。オーストリア出身で当時フランスで活躍していたロミー・シュナイダーを主演に迎えて描いた、濃密なメロドラマ。
ゴシップ誌のカメラマン、セルヴェは、生活のために安っぽいポルノまがいの映画に出演して日銭を稼いでいる女優ナディーヌと出会い、一目ぼれする。彼女を助けようと考えたセルヴェは、高利貸しからお金を借りて舞台に出資し、ナディーヌに役を与える。ナディーヌもそんなセルヴェにひかれるが、夫であるジャックとの間で揺れ動き……。
撮影中は演出方針をめぐってズラウスキーとシュナイダーが何度も衝突したと言われるが、シュナイダーは落ちぶれた女優ナディーヌを演じきり、第1回セザール賞で主演女優賞を受賞した。共演はフランスの人気歌手ジャック・デュトロンと、「アギーレ 神の怒り」「ノスフェラトゥ」などで知られるクラウス・キンスキー。2024年10月、「ロミー・シュナイダー傑作選2024」にて日本劇場初公開。
ネット上の声
- タイトルなし(ネタバレ)
- ロミーのアナザーサイドの代表作
- 不快で難しくて眠かった(笑)
- 大事なのは愛すること
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間113分
- 監督アンジェイ・ズラウスキー
- 主演ロミー・シュナイダー
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妻を誘拐された刑務所長。解放の条件は、自らが収監した凶悪犯を脱獄させること。正義と愛憎が渦巻く、ノンストップ・クライムサスペンス。
イタリア、ミラノ。堅物の刑務所長ヴィト・チプリアーニの日常は、妻アンナの誘拐によって崩壊。犯人の要求は金ではなく、冷酷な犯罪者ミロ・ルイスの釈放。愛する妻を救うため、ヴィトは己の職務と誇りを捨て、禁断の脱獄計画に手を染める。警察と誘拐犯、双方から追われる逃避行。敵であるはずの囚人ミロとの間に芽生える奇妙な共犯関係。裏切りと陰謀が交錯する中、二人が辿り着く衝撃の真実とは。息もつかせぬ追跡劇の果てにある、非情の結末。
ネット上の声
- 謎の組織に妻を誘拐されてある囚人の脱獄を強制させられた刑務所の副所長オリヴァー・
- イタリアのセルジオ・ソリーマ監督(『狼の挽歌』『血斗のジャンゴ』)の70年代ユー
- マカロニウエスタンの印象が強いセルジオソリーマのハードボイルドサスペンス
- 脱獄モノにハズレなしか?🤔今までオリバーリードの演技を見た事がなかったけど、とて
サスペンス、 アクション
- 製作年1973年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ,モナコ
- 時間112分
- 監督セルジオ・ソリーマ
- 主演オリヴァー・リード
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故郷に帰った男を待っていたのは非情な支配と家族の死。鬼才ルチオ・フルチが描く、血と復讐のマカロニ・ウエスタン。
ゴールドラッシュ後のアメリカ西部。探鉱者のトムは、数年ぶりに故郷の土を踏む。しかし、町は冷酷なスコット親子に支配され、実家は廃墟と化していた。家族の身に何が起きたのか、真相を探るトムを待ち受けるのは、スコット家の狂気に満ちた暴力と、隠された衝撃の真実。鞭打たれ、尊厳を奪われた男の怒りが爆発する時、荒野は血の海と化す。壮絶な復讐劇の幕開け。
ネット上の声
- 異色のロードムービー西部劇
- 他にない珍妙な西部劇…
- ちょっと奇妙なマカロニ
- スプラッタ・ホラーのルチオ・フルチ監督が数本撮ったマカロニ・ウェスタンの一本
西部劇、 アクション
- 製作年1975年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ルチオ・フルチ
- 主演ファビオ・テスティ
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ネット上の声
- だってもうタイトルが最高やん!
- ー 最初の質問、最初の答え
- ラストの決闘が見所
- あんまり面白くない話だなとは思ったけど、早撃ちシーンは痺れるし、革ベルト巻きつけ
西部劇
- 製作年1972年
- 製作国イタリア,スペイン
- 時間105分
- 監督アルド・フロリオ
- 主演ファビオ・テスティ
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ネット上の声
- 音楽担当ゴブリン!
- そのまま、麻薬ルートを追跡して破壊!逮捕はしない!という意気込みの強さを感じる一
- 序盤から画面上では怒涛のアクションが連発しているのに誰が刑事で誰が犯罪者か一切説
- 先日みた「死神の骨をしゃぶれ」に比べるとかなり落ちるけれど、後半のアクションは地
アクション
- 製作年1977年
- 製作国イタリア
- 時間---分
- 監督エンツォ・G・カステラッリ
- 主演ファビオ・テスティ
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ガエターノ・カルロ・チェッリの『フェルラモンティの遺産』の映画化。主演は、本作品でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞したドミニク・サンダ。撮影は、「トラヴィアータ1985・椿姫」のエンニオ・グァルニエリ。音楽は、「1900年」「アンタッチャブル」のエンリオ・モリコーネ。
ネット上の声
- ドミニク・サンダを愛でる映画
- 物語的には凡庸。
- 据え膳食わぬは男の恥と言われますが、いざそのような立場になったらどうするんでしょ
- 金によってくっついたり離れたりする仲の悪い父親&三兄妹
ヒューマンドラマ、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1976年
- 製作国イタリア
- 時間102分
- 監督マウロ・ボロニーニ
- 主演ドミニク・サンダ
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シチリア出身の暗黒組織“マフィア”と並ぶ、ナポリの強大な犯罪シンジケート“カモーラ”の中で、次第に顔を売っていく貧民街出身の青年の野心を描く。監督・脚本は新人のパスクァーレ・スキティエリ、撮影はジュリオ・アルボニコ、音楽はマヌエル・デ・シーカが各各担当。出演はファビオ・テスティ、ジーン・セバーグ、レイモン・ペルグラン、シャルル・ヴァネルなど。略筋 ナポリ近郊の貧民街トライアーノで生まれ育った屈強の青年トニーノ(F・テスティ)は、ある不良グループとの争いから傷害事件を起こして、二年の刑期に服していた。模範囚としての刑務所生活も、あと数日に出所を控えたある夜のこと、トニーノは監獄内で暗殺されそうになった老人を助けたが、その老人は命を救ってくれた礼にと三十万リラという大金を彼に手渡した。父、母、仲間のツアンカに迎えられて出所したトニーノを待ち受けていたのは、不良グループのバレリオの執拗な挑戦だった。二年前の喧嘩の際、顔を傷つけられたバレリオは決闘を迫り、トニーノは男の意地から許婚者アンナの制止もきかず、これに応じた。結局は再度バレリオを叩きのめすことになった。このトニーノの強さが、ナポリ暗黒街のボス、カペチェ(R・ペルグラン)に認められたことは、幸か不幸かは別にして、彼の出世の糸口をつかむチャンスとなった。翌日から、トニーノとシアンカはナポリ暗黒組織“カモーラ”のボス、カペチェの下で働くことになった。貧しい靴屋の息子としての暮しの中で、これまでくすぶっていたトニーノは、一気に若い野心を爆発させ、大胆な行動でぐんぐん有能な幹部にのし上がっていった。カペチェの情婦ルイーズ(J・セバーグ)と組んで賭博場を荒し廻り、あらゆるギャンブルに喰いついて暴利を稼いでは顔を売り、遂には自らも大きな賭博場を持つに至った。デラックスなアパート、最高級のスポーツ・カーなど、トニーノの変身に、恋人のアンナは大きな不安を抱き、次第に遠いものになってゆく恋人を悲しげに見つめていた。トニーノは、そんなアンナと入れ替わるように現われたルイーズとの情事にどっぷりと浸ってゆき、その妖しい柔肌の美酒に酔いしれた。やがて殺しを令じられ、“カモーラ”の中でその地位はますます比重を増していった。トニーノの賭博場は、有力な政・財界人を喰わえ込み、巧みなギャンブルの手口を使って莫大な金を彼らから絞り取った。ある議員は、賭博の負けがこんで破産状態となり、公団住宅の建設計画を洩らして、新しい暴利をカモーラ組織と共有すべく、トニーノに土地買収の協力を依頼してきた。この公団住宅の一件が成功したら、トニーノとカペチェの地位は完全に入れ替わるだろう。自らの失地回復に焦りを見せたカペチェは、トニーノを殺すべく大きな罠を仕掛けた。表向きはトニーノと組んで、公団住宅用の土地買収に乗りだし、その企ての最大の邪魔者となったカモーラの最高権力者デ・リチス(C・バネル)を消そうと、その暗殺をトニーノに命じた。カプリ島で悠々自適の余生を送っているデ・リチスこそ、トニーノが服役中、命を救ってくれた礼にと三十万リラの金をくれたあの老人だった。デ・リチスはすべてを見抜いていた。カペチェがデ・リチスの暗殺後、トニーノを殺そうとしていること、そして彼のシマをすべて横取りしようと企んでいること等々。トニーノはただちにナポリに引き帰したが、既におそかった。留守中、カペチェの手にかかりルイーズは殺され、弟のルイヂノが誘拐されていた。シアンカの協力を得てカペチェを殺したものの、トニーノにとって悪の清算の時がやってきた。警官隊の包囲の中で、父親の必死の願いを聞き入れたトニーノは、やがて静かにその手から拳銃をすべり落とすのだった。
ネット上の声
- 誰も見てないし
- なんだかな~!?
- 豚が屠殺されて吊るされるまでを背景にする撮影にヒェーってなりつつも、肉塊背負いか
- 日本ではあまり見られない、ナポリのギャング、カモッラを題材にした犯罪映画
サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間110分
- 監督パスクァーレ・スクイティエリ
- 主演ファビオ・テスティ