19世紀末イタリアの貧しい農村を舞台に、厳しい自然と共に生きる小作農民たちの素朴で敬虔な一年間の記録。
19世紀末、北イタリア・ベルガモ地方。大地主の土地で働く4つの小作農一家の、素朴で敬虔な日常。春の種まきから始まり、夏の収穫、秋の祭り、そして厳しい冬。子供の誕生、恋の芽生え、家畜の病気といった日々の出来事。しかし、ある一家の父親が息子のために木靴を作ろうと、地主のポプラの木を切り倒したことから、一家に過酷な運命が訪れる。自然の恵みと厳しさの中で、信仰を支えに生きる人々の姿を静かに見つめる一大叙事詩。
ネット上の声
- 池波正太郎のエッセイで紹介されていて、見たいと思っていた作品
- ずっと奥の方に眠っていたものを揺り起こされるような映画だった
- 生産した作物の大半を地主へ納めないといけない封建的な農村
- オルミ監督、パルムドール受賞 大地への愛
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国イタリア
- 時間187分
- 監督エルマンノ・オルミ
- 主演ルイジ・オルナーギ