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劇作家ベティー・スミス作の長編小説の映画化で、「大地」のテス・スレシンガーとフランク・デイヴィスが協力脚色し、グループ・シアターの若い演出者として名を挙げたエリア・カザンがハリウッドに招かれて監督した処女作品である。音楽は「王国の鍵」のアルフレッド・ニューマン、撮影は1944、45年度の色彩撮影アカデミー賞を得たレオン・シャムロイが指揮している。出演俳優は舞台から映画入りして「クローディア」で名を挙げたドロシー・マクガイア「弾丸か投票か」のジョーン・ブロンデル、この映画での演技でアカデミー助演演技賞、子役賞をそれぞれ得たジェームズ・ダン及びペギー・アン・ガーナー、「此の虫十万弗」のテッド・ドナルドスン及びジェームズ・グリースン、ギャング役で鳴らしたロイド・ノーラン等である。別邦題「ブルックリン横町」。
ネット上の声
- いい娘、いい家族、いい先生。いい映画。
- 1945年製作、エリア・カザン第一作
- 樹木のように逞しく生きる家族の物語
- アイリッシュ系家族の物語
ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督エリア・カザン
- 主演ペギー・アン・ガーナー
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ウォルト・ディズニー製作総指揮の下、イギリス出身の名匠ロバート・スティーブンソンがメガホンを取ったヒューマン・ドラマ。テキサス州で農場を営むコーツ一家。ある日彼らは、畑を荒らしに来た老犬を末子アーリスの遊び相手として飼うことにする。イエラーと名付けられた老犬とアーリス少年は次第に心を通わせ始め、老犬は一家にとってかけがえのない存在になっていく。ところが、イエラーの本当の飼い主の男性が現れ……。
ネット上の声
- 西部開拓時代のテキサスのある農場
- なんて丁寧な児童文学だろう
- 【それほど泣けない】
- なんかもっとボロクソに心病んで復帰できないくらい泣いてしまうのかと思ってたけど案
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間83分
- 監督ロバート・スティーヴンソン
- 主演ドロシー・マクガイア
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反ユダヤ主義に対して果敢な挑戦を行なったジャーナリストの姿を通し、アメリカ社会の恥部を描く。1947年度アカデミー作品賞、監督賞、助演女優賞(セレステ・ホルム)を受賞。製作はダリル・F・ザナック、監督は「ラスト・タイクーン」のエリア・カザン、原作はローラ・Z・ホブスン、脚本はモス・ハート、撮影はアーサー・ミラー、音楽はアルフレッド・ニューマンが担当。出演はグレゴリー・ペック、ドロシー・マクガイア、ジョン・ガーフィールド、セレステ・ホルムなど。
ネット上の声
- キング牧師の演説「最大の悲劇は…善人の沈黙である」はこの作品からの引用なのか…
- 古き良き米国映画らしい良心作、ただ少々物足りなさも
- 暗黙のうちに慣習となっていた社会問題を告発
- 「アラバマ物語」と並ぶ、ペックの代表作
人種差別、 ジャーナリスト、 ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督エリア・カザン
- 主演グレゴリー・ペック
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ヨハン・D・ウィスの名作「家族ロビンソン」をもとに脚色をローウェル・S・ホウリーが担当し、「山の上の第三の男」のケン・アナキンが監督したアクション篇である。撮影は「月世界一番乗り」のハリー・ワックスマン、音楽は「潜航雷撃隊」のウィリアム・オルウィン。出演はジョン・ミルズ、ドロシー・マクガイア、ジェームズ・マッカーサー、ジャネット・マンロー、トミー・カーク、早川雪洲など。製作はビル・アンダーソンである。
ネット上の声
- あまりのご都合主義に却って楽しめました。
- 出来事満載のアドベンチャーファミリー
- 最高すぎる~~
- 東京ディズニーランドに、この映画のツリーハウスを元にした映画があると知り、観てみ
海で遭難する絶望的な、 生き残りを賭けた極限のサバイバル、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間128分
- 監督ケン・アナキン
- 主演ジョン・ミルズ
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ケイト・ダグラス・ウィギンの小説『マザー・ケリーのひよっ子たち』をサリー・ベンソンが脚色、ジェームズ・ニールソンが監督したホームドラマ。撮影はウィリアム・スナイダー、音楽はバディ・ベイカー、歌曲の作曲はロバート・B・シャーマンとリチャード・M・シャーマンが担当した。出演は「ドーバーの青い花」のヘイリー・ミルズ、「スーザンの恋」のドロシー・マクガイア、TV出身のデボラ・ウォーリー、「大いなる西部」のバール・アイヴスなど。
ネット上の声
- パール・アイヴスの「Ugly Bug Ball」を気に入って観た記憶
- ディズニー制作の実写映画
- 余談ですが…
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督ジェームズ・ニールソン
- 主演ヘイリー・ミルズ
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ウィリアム・ワイラー初の色彩作品。ジェサミン・ウェストの原作から彼自身とワイラー、及び「欲望の谷」のハリー・クライナーが共同脚色し、ワイラーが製作・監督を担当する。撮影は「敵中突破せよ!」のエルスワース・フレデリックス、音楽は「テーヴル・ロックの決闘」のディミトリ・ティオムキン。出演者は、「西部の男」以来16年ぶりでワイラー作品に主演するゲイリー・クーパー始め、「アメリカの戦慄」のドロシー・マクガイア、ロバート・ミドルトン、久方ぶりの老傍役女優マージョリー・メイン、他にリチャード・アイアー、アンソニー・パーキンスなど。
ネット上の声
- 反暴力を描いた抒情的な佳作・・・
- ワイラー初のカラー映画
- 赤狩りとの関連
- 立派な映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間139分
- 監督ウィリアム・ワイラー
- 主演ゲイリー・クーパー
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戦後の青少年犯罪の1面と、それをめぐる社会不安を追及した、「暴力教室」と同系統の作品。ドン・M・マンキーウィッツの原作を彼自身で脚色し、「黄金の賞品」のマーク・ロブソンが監督した。撮影は「悪人と美女」のロバート・サーティース、音楽はダニエル・アンフィシアトロフ。主な出演者は、「去り行く男」のグレン・フォード、「愛の泉」のドロシー・マクガイア、「顔役時代」のアーサー・ケネディ、「賄賂」のジョン・ホディアク、「スピードに命を賭ける男」のカティ・フラドー、「暴力教室」のラファエル・カンボスなど。「悪人と美女」のチャールズ・スクニー製作。
ネット上の声
- 実際の事件を元にした社会映画でありながら、演出も決まっていて映画の面白さ満載とい
- ①大学の法学部の講師のグレン・フォードは、裁判の実務経験を積む必要があり、アーサ
- 人種問題だけでなく政治問題(共産党)までも絡んでくる法廷映画
- 一筋縄ではないポリティカルもの
サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督マーク・ロブソン
- 主演グレン・フォード
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アメリカの新進作家スローン・ウィルソンの同名小説を映画化した青春映画。脚色・製作・監督を「縛り首の木」のデルマー・デイヴスが担当した。撮影は「メイム叔母さん」のハリイ・ストラドリング、音楽は「連邦警察」のマックス・スタイナー。出演は「悲しみは空の彼方に」のサンドラ・ディー、「フォート・ブロックの決斗」のリチャード・イーガン、「太陽の谷」のドロシー・マクガイヤのほか、新進トロイ・ドナヒュー、アーサー・ケネディ、コンスタンス・フォード、ビュラ・ボンディら。
ネット上の声
- 1959年 "避暑地の出来事"
- 恋愛の行方はいかに
- 有名な甘いメロディ“夏の日の恋”が似合うシーンはごく僅か、なんとも薄汚い印象の方
- 1つの記憶は染みとしての資格を持ち、染みとしての公的な発言権も持ち、その多義的な
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間130分
- 監督デルマー・デイヴィス
- 主演サンドラ・ディー
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在伊中のアメリカ作家ジョン・H・セコンダリの小説より、「真紅の女」のジョン・パトリックが脚色し、「百万長者と結婚する方法」のジーン・ネグレスコが監督する1954年作ロマンティック・コメディ。製作は「真紅の女」のソル・C・シーゲルである。撮影は「悪の花園」のミルトン・クラスナー、音楽は「大砂塵」のヴィクター・ヤングの担当。「一ダースなら安くなる」のクリフトン・ウェッブ、「我が心の呼ぶ声」のドロシー・マクガイア、「アパッチ(1954)」のジーン・ピータース、「忘れじの面影(1948)」のルイ・ジュールダン、「月蒼くして」のマギー・マクナマラ、「裸足の伯爵夫人」のロッサノ・ブラッツイなどが出演する。
ネット上の声
- トレビの泉
- イタリアに是が非でも!!
- 秋に初めてイタリアに行くことになったので、ローマ・フィレンツェ・ヴェネチアに関連
- 50年代イタリアが素敵なロマコメ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ジーン・ネグレスコ
- 主演クリフトン・ウェッブ
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群れから離れ、大空をさすらう1羽のかもめ、ジョナサン・リビングストンの苦悩を描いてベストセラーを記録したリチャード・バックの同名小説の映画化。製作・監督・脚本は「青春の光と影」のホール・バートレット、挿入歌の作詞・作曲・歌はニール・ダイアモンド、編曲はダイアモンドとリー・ホールドリッジ、撮影はジャック・クーファー、美術はボリス・レヴィン、編集はフランク・P・ケラー、ヘリコプター撮影はグレッグ・マクギリブレーとジム・フリーマン、かもめ調教はレイ・バーウィック、ゲイリー・ジェロ、マシュウ・プレイス、ジェームズ・カラハン、ブライアン・カラハンが各々担当。
ネット上の声
- 飛べ!ジョナサン より速く‥より高く‥
- まあ、いい演技してたよね。かもめが。
- われわれの体は、思考そのものだ
- ホール・バートレット監督作
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督ホール・バートレット
- 主演ドロシー・マクガイア
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ドリス・ヒュームの原作を「二十歳の火遊び」のデルマー・デイヴスが製作・脚色・監督した青春ドラマ。撮影はルシエン・バラード、音楽はマックス・スタイナーが担当。出演者は「二十歳の火遊び」のトロイ・ドナヒュー、コニー・スティーヴンス、ドロシー・マクガイア、ロイド・ノーランなど。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督デルマー・デイヴィス
- 主演コニー・スティーヴンス
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「真夜中」のデルバート・マンが監督した「ピクニック」のウィリアム・インジ原作戯曲の映画化。脚色はハリエット・フランク・ジュニアとアーヴィング・ラヴェッチの共同。撮影を「避暑地の出来事」のハリー・ストラドリングが担当した。音楽は「北海の果て」のマックス・スタイナー。出演するのは「北西騎馬警官隊」のロバート・プレストン、ドロシー・マクガイア、シャーリー・ナイト、アンジェラ・ランズベリー、イヴ・アーデンら。製作マイケル・ガリソン。
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国アメリカ
- 時間123分
- 監督デルバート・マン
- 主演ロバート・プレストン
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「決斗!一対三」のロック・ハドソンと、「黄昏に帰れ」のジーン・シモンズを共演させて、「無頼の群」のヘンリー・キングが監督した作品。アリス・ティスデール・ホバートの原作小説に基づいて、カリフォルニア州随一のぶどう栽培ナパ・ヴァレーを背景とするロマンが展開する。脚色に当ったのはケイシー・ロビンソン。撮影を担当したのは「捜索者」のウィントン・ホック。音楽はヒューゴー・フリードホーファー。他に出演するのは「黄色い老犬」のドロシー・マクガイア、「シスボン」のクロード・レインズ、「暗黒街の女(1958)」のケント・スミス、新人シンディ・ロビンス等。製作はケイシー・ロビンソンとクロード・ヘイルマン。
- 製作年1959年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ヘンリー・キング
- 主演ロック・ハドソン
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「われら自身のもの」「ヒット・パレード」のサミュエル・ゴールドウィンが「我等の生涯の最良の年」と同系統の作品として製作、今日の問題に直面するアメリカ人の生活を描くホーム・ドラマ、1951年クリスマス封切り。監督には「チャンピオン」のマーク・ロブソンが当たる。雑誌『ニュー・ヨーカー』所載のエドワード・ニューハウスの小説に基づき、短編作家のアーウィン・ショウが脚色、撮影監督は「踊る海賊(1948)」のハリー・ストラドリング、音楽は「バッタ君町に行く」のリー・ハーラインが担当。主演者は「インディアン渓谷」のダナ・アンドリュース、「らせん階段(1946)」のドロシー・マクガイア、「われら自身のもの」のファーリー・グレンジャー、「ハーヴェイ」のペギー・ドウで、ロバート・キース、舞台女優ミルドレッド・ダンノック、レイ・コリンズ、マーティン・ミルナー等が助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国アメリカ
- 時間101分
- 監督マーク・ロブソン
- 主演ダナ・アンドリュース
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英国劇作家として名のあるアーサー・ウィング・ピネロの第1次世界大戦後の問題作の映画化で、「クリスマスの休暇」のハーマン・J・マンキーウィッツとデウィット・ボディーンが共同脚色し、「エイブ・リンカン」のジョン・クロムウェルが監督、「ルムバ」のテッド・テズラフが撮影したもの。主演は舞台出の新スタア、ドロシー・マクガイアと「3人の仲間」のロバート・ヤングで「天使」のハーバート・マーシャル、新顔のミルドレッド・ナットウィック、ヒラリー・ブルックス、「若草物語(1933)」のスプリング・バイントン、リチャード・ゲインズ等が助演。1945年作品。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1945年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ジョン・クロムウェル
- 主演ロバート・ヤング