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「荒野の決闘」のジョン・フォードが「怒りの葡萄」のあと「タバコ・ロード」の前に、ウォルター・ウェンジャーのために監督したもので、1940年作品である。ユージーン・オニールの初期の海洋劇4篇に基づいて「世界の母」「男の敵」のダドリー・ニコルズが脚本を書いた。撮影は最近物故した「我等の生涯の最良の年」のグレッグ・トーランドである。出演は「駅馬車(1939)」「拳銃の町」のジョン・ウェイン、「冒険」「駅馬車」のトーマス・ミッチェル、「ベデリア」のアイアン・ハンター、「裸の町」のバリー・フィッツジェラルド、「悪魔の金」のジョン・クェーレン、「荒野の決闘」のワード・ボンド、英国の俳優のウイルフレッド・ロースン、「青春の宿」のミルドレッド・ナットウィック、アーサー・シールズ、ジョセフ・ソーヤー、J・M・ケリガン等で、音楽はリチャード・ヘイゲマンが作曲している。
ネット上の声
- 戦争に大義など無い、唯の災害である
- 遠近法とジョン・ウェインの大きさ
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ジョン・ウェイン
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「王国の鍵」「怒の葡萄」と同じくナナリー・ジョンソンが製作した1946年作品で、ウラジミル・ボズナーの小説に基いてジョンスンが自ら脚本を執筆「クリスマスの休暇」「フロウ氏の犯罪」「予審」のロバート・シオドマクが監督に当たり「スポイラース(1942)」のミルトン・クライスナーが撮影を指揮、音楽は「疑惑の影」のディミトリ・ティオムキンが作曲している。主演は「まごころ」「カナリヤ姫」のオリヴィア・デ・ハヴィランドが善悪の双生児姉妹にふんし「西部戦線異常なし」「素晴らしき休日」のルー・エイヤースが戦後第一回に顔を合せ「肉体と幻想」「王国の鍵」のトーマス・ミッチェルを始め新人リチャード・ロング、チャールズ・イヴアンス、ゲイリー・オーウェンが助演。
ネット上の声
- テリーorルース?
- 90/'23
- オリヴィア・デ・ハヴィランドって『ふるえて眠れ』でジョーン・クロフォードの代わり
- 序盤はなかなか引き込まれたけど、姉妹の区別がつかないので、後半は特に見ててどっち
サスペンス
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間85分
- 監督ロバート・シオドマク
- 主演リュー・エアーズ
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アメリカ映画界に燦然と名を刻む巨匠ジョン・フォード監督が残した傑作群の中でも、最高傑作と名高い西部劇の金字塔。1880年代のアメリカ西部、アリゾナからニューメキシコへと走る駅馬車を舞台に、先住民の襲撃や無法者との決闘などドラマチックなエピソードを盛り込みながら、駅馬車に乗った人々が織りなす人間模様を描き出した。主演を務めたジョン・ウェインは、本作で地位を確立。以降、アメリカ映画界を代表するスター俳優として活躍する。1939年・第12回アカデミー賞では、作品賞ほか7部門にノミネートされ、助演男優賞と作曲賞を受賞。同年の作品賞は「風と共に去りぬ」だったが、双方に出演しているトーマス・ミッチェルは、本作の酔いどれ医師ブーン役で助演男優賞を受賞している。ジョン・フォード監督生誕120周年を記念した2014年、デジタルリマスター版でリバイバル。
ネット上の声
- 本当の映画というものを味わいたけばこれ。
- “映画”の面白さが全て詰まった永遠の名作
- 本作の醍醐味であるダブルクライマックス
- 西部劇の歴史を語る時に欠かせない作品
西部劇
- 製作年1939年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ジョン・ウェイン
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ゲイリー・クーパー扮する保安官が4人の無法者にたった1人で立ち向かう姿をリアルな描写で描き、1953年・第25回アカデミー賞で主演男優賞など4部門を受賞した傑作西部劇。ジョン・W・カニンガムの短編小説を基に「戦場にかける橋」のカール・フォアマンが脚色を手がけ、「地上より永遠に」などの名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとった。1870年、西部の小さな町ハドリービル。保安官ウィルは結婚を機に退職し、町を出ようと考えていた。そんな彼の元に、かつて逮捕した無法者ミラーが釈放され、仲間を引き連れて復讐にやって来るという急報が届く。ウィルは町の人々に加勢を頼むが、誰もがミラーを恐れ協力を拒否。ウィルはたった1人で4人を相手に戦うことを決意する。ヒロイン役には当時ほぼ無名だったグレイス・ケリーが抜てきされ、一躍注目を集めた。
ネット上の声
- 単なる娯楽作品の枠を超えた画期的な西部劇
- クーパーとジョン・ウェインの違いが出た
- 本作は最初の「大人向けの西部劇」と評価
- シリアスな心理劇であり、人間ドラマ。
西部劇
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演ゲイリー・クーパー
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「人生は四十二から」「ロイドの牛乳屋」のレオ・マッケリーが製作監督となった第一回作品。「春を手さぐる」のヴィニャ・デルマーが、ジョゼフィン・ローレンス原作の小説と、ヘレン・リアリー、ノーラン・リアリー合作の戯曲とを素材として脚本を執筆。出演は「有頂天時代」のヴィクター・ムーア、「丘の一本松」のビューラ・ボンディ、「失はれた地平線」のトーマス・ミッチェル、「偽装の女」のフェイ・ベインター、「天使の花園」のバーバラ・リード、「罪と罰」のエリザベス・リスドン、「平原児」のポーター・ホール、「女は要らねえ」のミナ・ゴンベル、「目撃者(1936)」のモーリス・モスコヴィッチという顔触れ。撮影は「青春ホテル」のウィリアム・メラーが担当した。
ヒューマンドラマ
- 製作年1937年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督レオ・マッケリー
- 主演ヴィクター・ムーア
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「スキピイ」「百万円貰ったら」「目撃者」のウィラード・ロバートソンの原作を小説家ジョン・オハラが脚色し、「化石の森」のアーチー・L・メイヨが監督した。撮影は「ターザンの復讐」その他M・G・M作品を手がけたチャルス・クラークの担当フランス映画「望郷」「我等の仲間」などのジャン・ギャバンが渡米して主演し、助演には「生きている死骸」のアイダ・ルピノ、「肉体と幻想」「運命の饗宴」のトーマス・ミッチェル「情熱なき犯罪」のクロード・レインズらがでている。
ヒューマンドラマ
- 製作年1942年
- 製作国アメリカ
- 時間94分
- 監督アーチー・L・メイヨ
- 主演ジャン・ギャバン
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「城砦」の原作者として有名なA・J・クローニンの小説に基づき、ジョセフ・エル・マンキエウィッツとナナリー・ジョンソン共同で脚色し、ジョン・M・スタールが監督に当たった作品でニューヨークの劇壇から映画界に招かれた新星グレゴリー・ペックの第一回主演映画である。彼はこの後メトロおいてグリアー・ガースンと「決断の谷」に主演し、セルズニック・インタナショナルでイングリッド・ベルクマンと「スペルパウンド」に主演し、最近はハワード・ヒューズの製作する西部劇「白昼の決闘」に主演することになった。他にトーマス・ミッチェル、ヴインセント・プライス、セドリック・ハードウィック、ジェームズ・グリースン等のヴェテランが出演するほか、製作者たるジョセフ・マンキエウィツの夫人ローズ・ストラドナーが色彩を添えている。撮影監督はアーサー・ミラー、音楽はアルフレッド・ニューマンの担当である。
ネット上の声
- たゆまぬ努力と寛容の精神
- 【異色の神父フランシスに引退勧告した司教が、フランシスの寝室で若い頃の日記を読み
- プロテスタントの母とカトリックの父の間に生まれた主人公がカトリックの伝道師として
- キリスト教の話難しそう…と思って構えてしまったけれど、素敵な話だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督ジョン・M・スタール
- 主演グレゴリー・ペック
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ネバダの銀鉱山を舞台に巨万の富を追い求める男を描く西部劇。スティーブン・ロングストリートの原作の映画化で、脚本はロングストリートとハリエット・フランク・ジュニアが共同で執筆。製作はオウエン・クランプ、監督はラウール・ウォルシュ、撮影はシド・ヒコックス、音楽はマックス・スタイナー、レオ・F・フォーブステインが担当。出演はエロール・フリン、アン・シェリダン、トーマス・ミッチェル、ブルース・ベネットなど。
ネット上の声
- 評価が難しい
- イカサマ賭博と謀略と持ち前の野心によって全てを手に入れた男が全てを失う話だが、ラ
- 呑んだくれトーマス・ミッチェルとエロール・フルンのやりとりが良い
- さすがにラストシーン以外はセリフ過多で男女間の描写も雑でした
西部劇
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ラオール・ウォルシュ
- 主演エロール・フリン
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ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
- 時間81分
- 監督テイ・ガーネット
- 主演ロバート・テイラー
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ネット上の声
- ドイツ軍の潜水艦に攻撃されて船が沈没して両親を失った娘レスリーが、唯一の親戚(叔
- 戦争で乗っていた船を沈められて両親を失いトラウマを抱える女性が唯一の親族の叔父夫
- 両親を事故で亡くして精神が不安定になっているヒロインをはじめ、登場人物がみなどこ
- ケイジャン達のフェイドードーが楽しそう!ルイジアナの沼は鬱蒼として不気味
ヒューマンドラマ
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督アンドレ・ド・トス
- 主演マール・オベロン
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「ショウ・ボート(1936)」「愛と光」のアイリーン・ダンが主演する映画で、メアリー・マッカーシーの原作を「意気な紐育っ子」のシドニー・バックマンが脚色し、「地獄への挑戦」「噫無情」のリチャードボレスラウスキーが監督に当たり、「意気な紐育っ子」のジョセフ・ウォーカーが撮影したもの。助演者は「Gウーマン」のメルヴィン・ダグラスを始め、「マンハッタン夜話」のトーマス・ミッチェル、「さらば海軍兵学校」のロザリンド・キース、「罪と罰」のサーストン・ホール及びエリザベス・リスドン、「噫初恋」のスプリング・バイントン、「片道切符」のナナ・ブライヤント等である。
ネット上の声
- アイリーン・ダン大あばれ!
- ベストセラーが公序良俗に反すると田舎の婦人団体で槍玉にあがるが、そのメンバーのう
- 堅苦しい田舎町で、地方紙に載った小説が破廉恥だとして婦人連で大騒ぎになるが、実は
- 閉鎖的な片田舎 老婆ばかりの婦人会の目に留まったのは過激な内容の小説を掲載する地
- 製作年1936年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督リチャード・ボレスラウスキー
- 主演アイリーン・ダン
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ネット上の声
- キスも銃撃戦もあるのに
- お話の割りに凡作・・・
- 適当な映画?
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間78分
- 監督リー・ガームス
- 主演ダグラス・フェアバンクス・Jr
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「烙印」のメル・エプステインが製作した冒険活劇映画。「地獄の埠頭」を書いたシドニーボームの原作を「黒い絨毯」のラナルド・マクドゥガルがボームと共同脚色、「四角いジャングル」のジェリー・ホッパーが監督した。撮影監督は「白昼の対決」のライオネル・リンドン、作曲担当は「二人でお茶を」のデイヴィッド・バトルフ。主演は「燃える幌馬車」のチャールトン・ヘストン、「フォーサイト家の女」のロバート・ヤング、「女性の敵」のニコール・モーリー、ペルーの歌手イマ・スマック。それに老巧トーマス・ミッチェルなど。
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1954年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督ジェリー・ホッパー
- 主演チャールトン・ヘストン
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英国作家エリック・ナイトの同名の小説から、「邪魔者は殺せ」のR・C・シェリフが脚色、「蛇の穴」のアナトール・リトヴァクが監督した、ダリル・ザナック(「頭上の敵機」)製作になる1942年作品。撮影、音楽はともに「三人の妻への手紙」のアーサア・ミラー、アルフレッド・ニューマンがそれぞれ担当している。「狐の王子」のタイロン・パワー、「レベッカ」のジョーン・フォンテーンをめぐって、「駅馬車(1939)」のトーマス・ミッチェル、ヘンリー・スティフェンスン、ナイジェル・ブルース、グラディス・クーパーらが共演する。
- 製作年1942年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督アナトール・リトヴァク
- 主演タイロン・パワー
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「暗黒街の弾痕」「歴史は夜作られる」等の脚色チーム、ジーン・タウンとグレアム・ベイカーが製作者となっての第1回作品で、ヨハン・D・ウィス作の少年小説を雨人が「勝鬨」のウォルター・フェリスと協力脚色し、「年ごろ」「最後のギャング」のエドワード・ルドウィグが監督したもの。出演は「駅馬車(1939)」のトーマス・ミッチェル及びティム・ホルト、無声時代以来の英映画女優エドナ・ベスト、「海国魂」のフレディー・バーソロミュウ及びテリー・キルバーンで、撮影は「大空地獄」のニコラス・ミュスラカ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1940年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督エドワード・ルドウィグ
- 主演トーマス・ミッチェル
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「ブーム・タウン」「風と共に去りぬ」クラーク・ゲーブルが「心の旅路」「キューリー夫人」のグリア・ガースンと主演する映画でクライド・ブライオン・ディヴィス作の小説を「春を手さぐる」のヴィンセント・ローレンスとフレデリック・ハズリット・ブレナンが協力して脚本を書き「テスト・パイロット」「風と共に去りぬ」のヴィクター・フレミングが監督し「心の旅路」「ガス燈」のジョセフ・ルッテンバーグが撮影を監督した。助演は「ブルックリン横町」のジョンプロプンデル「駅馬車(1939)」のトーマス・ミッチェル「恋の十日間」のトム・タリー「育ちゆく年」のリチャード・ヘイドン「悪魔の金」ジョン・クェーレン等である。なお原作小説は「目撃者(1936)」のアンソニー・ヴェイラーがウイリヤム・H・ライトと協力改作した。
ドキュメンタリー
- 製作年1946年
- 製作国アメリカ
- 時間125分
- 監督ヴィクター・フレミング
- 主演クラーク・ゲイブル
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サミュエル・H・スティーフェルが製作し、「悪名高きテキサス人」のエドワード・ルドウィグが監督にあたった1949年作品。脚本はロバート・スミス、撮影は「底抜けびっくり仰天」のアーネスト・ラズロ、音楽はナット・W・フィンストンの担当。主演は「腰抜けM・P」のミッキー・ルーニーと「真昼の決闘」のトーマス・ミッチェルで、マイケル・オシア(「南支那海」)、メアリー・ハッチャー(「ハリウッド・アルバム」)、リナ・ロメイ(「銃の後に立つ男」)、スプリング・バイントンらが助演。なお米国における配給はU・A社である。
- 製作年1949年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督エドワード・ルドウィグ
- 主演トーマス・ミッチェル
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戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1943年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督ジョン・M・スタール
- 主演ヘンリー・フォンダ
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「大時計」と同じく、ジョン・ファーロウ監督、ジョナサン・ラティマー脚本のスリラーで、製作はエンダー・ボーム、原作はミンドレット・ロード、撮影は「アフリカ珍道中」のライオネル・リンドン、音楽は「ユーモレスク(1946)」のフランツ・ワックスマンが当たっている。主演は「大時計」のレイ・ミランド、「初めか終りか」のオードリー・トッター、「賭博の町」のトーマス・ミッチェルで、ジョージ・マクレディ、フレッド・クラーク、ジェラルディン・ウォール、ヘンリー・オニール、ダリル・ヒックマンが助演した1948年度作品。
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間92分
- 監督ジョン・V・ファロー
- 主演トーマス・ミッチェル