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現代文明の異常性によって精神を錯乱させられてしまう男の恐怖を描く。製作は「サテリコン」のアルベルト・グリマルディ、監督は「殺人捜査」のエリオ・ペトリ、トニーノ・グエッラとペトリの共作小説をペトリ自身とルチアーノ・ヴィンセンツォーニが脚色、撮影はルイジ・クヴェイレル、音楽はエンニオ・モリコーネ、編集はルッジェーロ・マストロヤンニが各々担当。絵はアメリカ前衛画壇の一人者、ジム・ダインが描いている。出演は「裸足のイサドラ」のヴァネッサ・レッドグレイヴ、「キャメロット」「続荒野の用心棒」のフランコ・ネロ、ジョルジュ・ジェレ、ガブリエラ・グリマルディ、リタ・カルデローニ、レナート・メネゴットなど。
ネット上の声
- ホラーとかスリラーというよりエロティックでシュールなコメディみたい
- イントロから椅子緊縛男
- 物質主義や営利主義に支配された現代社会の中で、窒息寸前になり神経衰弱に陥ったとあ
- メルヴィル並みに主人公の状況設定を見る人に説明せず観客自身が努力して話を把握しな
ホラー
- 製作年1969年
- 製作国イタリア
- 時間107分
- 監督エリオ・ペトリ
- 主演ヴァネッサ・レッドグレーヴ
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「アンダルシアの犬」などの巨匠ルイス・ブニュエルがジャンヌ・モローを主演に迎え、1946年にジャン・ルノワール監督が映像化したことでも知られるオクターブ・ミルボーの小説を映画化。1930年代半ば、右派と左派の対立が激化するフランス。モンテイユ家の田舎屋敷に、パリからやって来た魅力的な女性セレスティーヌが小間使いとして雇われる。そこには、家の実権を握る妻と性的欲求不満を狩猟で紛らわす夫、妻の父で婦人靴を異常なほどに愛する老人、粗野な下男らが暮らしていた。ある日、近所で恐ろしい殺人事件が起こり……。モンテイユ家をフランス社会の縮図に見立てながら、ブルジョワ風刺と社会批評を込めて描く。晩年のブニュエル作品には欠かせない脚本家ジャン=クロード・カリエールが初めて参加した。
ネット上の声
- レア・セドゥの『あるメイドの密かな欲望』(2015)の元映画がこれ
- ルイス・ブニュエル、フランス時代一発目の作品
- ルイス・ブニュエル鑑賞3本目
- ブニュエルのブルジョワ批判
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間98分
- 監督ルイス・ブニュエル
- 主演ジャンヌ・モロー
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南仏ニースを舞台に、警察と犯罪組織の癒着を暴く敏腕警部の活躍をジャン=ポール・ベルモンド主演で描いたポリスアクション。ミシェル・グリリアの原作を基に、「さらば友よ」のジャン・エルマンが脚色を手がけ、「女王陛下のダイナマイト」のジョルジュ・ロートネルが監督を務めた。南仏ニースのモーテルで、地元警察の警部と娼婦が射殺された。白いオープンカーで町にやって来た男は刑務所帰りの悪党として町の2大犯罪組織に顔を売り、そのどちらからも信頼を得る。彼の正体は、パリの内部捜査機関に所属する伝説の警部スタニスラス・ボロウィッツだった。ボロウィッツは2大組織の対立を煽って同士討ちで壊滅に追い込むと同時に、組織と警察の癒着をあぶり出そうとしていた。捜査を進めていく中で、小説家のエドモンド・ビュジェ=ロスタンと恋に落ちるボロウィッツだったが……。エドモンド役に「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレ。1978年製作で日本では80年に初公開。2020年には、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」(20年10月30日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で公開。
ネット上の声
- 今作に関するわたしのオススメの鑑賞法はただひとつ
- ベルモンドのやりたい放題刑事ドラマ
- ベルモンドも愛娘にはたじたじ
- 何でもアリだぜ最強警部!
アクション
- 製作年1978年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督ジョルジュ・ロートネル
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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仏外国人部隊の話をヒントにしたアラン・カヴァリエの原作をジャン・コーが脚色、原作者カヴェリエが演出した戦争ヒューマニズム・ドラマ。撮影は「クレオパトラ」のクロード・ルノワール、音楽は「ギャンブルの王様」のジャン・プロドロミデスが担当した。出演は「危険がいっぱい」のアラン・ドロン、「夜のエレベーター」のレア・マッサリ、ジョルジュ・ジェレ、ロベール・カステル、モーリス・カレルなど。製作はジャック・バール。
ネット上の声
- 木枯らしの中をひとり彷徨い歩けば、枯れ葉が肩に優しく触れるたびに虚しくなる
- 脱走兵として、裏切者として、ひたすらに故郷を目指す傷ついた狼!
- The smithsの「Queen is dead」のジャケットネタ
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督アラン・カヴァリエ
- 主演アラン・ドロン
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ドイツ南部バヴァリア地方からパリに出て来たブロンドの美女ブリットの数奇な運命を描いたポルノ映画。
ネット上の声
- 冒頭から70年代初頭のヨーロッパらしいキッチュでサイケデリックな画像を次々と繰り
- 展開や設定が少々わかりにくく、物語に入っていく事が出来ませんでした
- 結構暗いシーンの続く映画
- 見たのこれかなー
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督ピエール・アラン・ジョリベ
- 主演カリン・シューベルト