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天才舞踊家・田中泯。彼の踊りはどこから来るのか。役として生きる男の日常と創作の秘密に迫るドキュメンタリー。
世界を舞台に活躍する唯一無二の舞踊家、田中泯。彼のパフォーマンスには、決まった振り付けも音楽も存在しない。「場踊り」と称されるその踊りは、訪れた土地の自然や人々の記憶と共鳴し、即興で生み出される。本作は、ポルトガルから日本の各地まで、彼の旅と創作の軌跡を追ったドキュメンタリー。なぜ彼は踊り続けるのか。役を生きるとはどういうことか。カメラは、彼の日常や言葉を通して、その表現の根源に静かに迫っていく。観る者の魂を揺さぶる、生命そのものの記録。
ネット上の声
- 【”踊りの求道者”踊りとは何かを独自のスタンスで極めようとする、70歳を超えても衰えを見せない、田中泯の姿を追ったドキュメンタリー作品。】
- 予想してたよりも理解でき、味わえました。
- 犬堂監督のトークを聞いて☆増えました
- しあわせで何より
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督犬童一心
- 主演田中泯
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日本神話をモチーフに、失踪した二人の兄を探す末弟の旅を描く、幻想的で奇妙な世界観が広がる異色のファンタジー。
海の民の兄ウミヒコと、山の民の兄ヤマヒコ。そして、舞の民である末弟のマイヒコ。ある日、二人の兄が忽然と姿を消した。マイヒコは兄たちを探すため、不思議な生き物や神々が息づく奇妙な世界へと旅に出る。道中、彼は様々な出会いと別れを経験し、自らの出生の秘密と、この世界の成り立ちに隠された真実に少しずつ近づいていく。果たしてマイヒコは、兄たちと再会することができるのか。そして、彼を待ち受ける過酷な運命とは。独特の映像美と音楽で綴られる、神話的で深遠な物語。
ネット上の声
- 不思議がほんの少し解けてきそう
- 土のにおいと旅の空を感じる映像
- 始原の始原/ココロヲドル
- ここ数年鑑賞する機会を探していたのですが、先週東京芸術劇場で人生二度目の田中泯さ
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督油谷勝海
- 主演田中泯
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「ジョゼと虎と魚たち」の監督・犬童一心と脚本・渡辺あやのコンビ作第2弾。ゲイの父親が家を出て、母は病死し、ひとりで暮らす沙織。彼女のもとに、ある日、父親の恋人である青年が訪ねてくる。青年は沙織に彼女の父親は癌で死期が近いことを告げ、父親が経営するゲイのための老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコで働かないかと誘う。最初は借金返済のために手伝いを始めた沙織だったが……。人気俳優オダギリジョーと柴咲コウが初共演。
ネット上の声
- いい題材なのに演出が浅過ぎると思う
- 女になりたい男は、男になれない男?
- こんなに笑って泣けたのは久しぶり。
- 俺、ずっと一人だったからさ・・
同性愛、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間131分
- 監督犬童一心
- 主演オダギリジョー
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禅に伝わる悟りまでの道程を10枚の牛の絵で表した「十牛図(じゅうぎゅうず)」に着想を得て制作された、日本・台湾・アメリカの合作による映像詩。「祖谷物語 おくのひと」で国内外から注目を集めた蔦哲一朗が監督・脚本を手がけ、8年の歳月をかけて完成させた。
急速に変化していく時代のなかで、住む山を失い放浪の旅を続ける狩猟民の男。山中で神々しい黒い牛と出会った彼は、抵抗する牛を力ずくで連れ帰り、人里離れた民家でともに暮らしはじめる。生きるために大地を耕す男と牛だったが、自然の猛威を前に息を合わせることができない。しかし、ある禅僧との出会いをきっかけに、男と牛は次第に心を通わせていく。
「郊遊 ピクニック」などツァイ・ミンリャン監督作の常連俳優として知られる台湾の名優リー・カンションが主演を務め、俳優としても活躍するダンサーの田中泯が禅僧役で共演。全編をフィルムで撮影し、長編劇映画としては日本初となる70ミリフィルムも一部使用。音楽には生前に本作への参加を表明していた坂本龍一の楽曲を使用した。2024年・第37回東京国際映画祭「アジアの未来」部門にてプレミア上映された後、2025年・第49回香港国際映画祭で最高賞のFirebird Awardを受賞。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督蔦哲一朗
- 主演リー・カンション
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信州伊那谷を中心に活動した江戸末期の俳人・井上井月(いのうえせいげつ)の生涯をドキュメンタリーとフィクションを交えて描く。信州の伊那谷にふらりとやってきた井月は、幕末から明治にかけておよそ30年、家も家族ももたず放浪生活を続ける。宿を借りた家にはお礼に句を置き、伊那の自然や風土、生活を詠み続けた井月の姿を、残された1800の句や逸話、日記の断片などから描き出していく。井月に扮するのは舞踏家・俳優の田中泯。
ネット上の声
- カラオケの映像です
- 田中泯と彼の衣装を担当している山口源兵衛がゲストトークに登壇した贅沢な上映を体験
- フィクションとノンフィクションの境界がないところがやばい
- 田中泯、樹木希林、一柳彗、金子兜太、石川九楊…
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督北村皆雄
- 主演田中泯
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日本最後の秘境と言われる徳島・祖谷(いや)を舞台に、都会からやってきた若者と人里離れた大自然の中で暮らす人々の交流を通し、大地に根ざして生きることの尊さを描いた長編作。弱冠29歳の新鋭・蔦哲一朗監督が35ミリフィルムで四季折々の自然をカメラに収めて撮り上げ、2013年・第26回東京国際映画祭「アジアの未来」部門にも出品された。東京から自然豊かな山里の祖谷にやってきた青年・工藤は、自給自足の生活を始めようとするが、一見のどかな村にも、土建業者と自然保護団体との対立や、田畑を荒らす野生動物と人間との戦いなど、さまざまな争いがあった。そんな時、山奥で質素な生活を送るお爺と女子高生の春菜に出会った工藤は、2人の静かな生活に心が洗われていく。しかし、時が流れるとともにお爺の体が弱っていき……。若手アクション女優として注目を集める武田梨奈がアクションを封印し、春菜役を務めた。お爺役に田中泯、青年・工藤役に大西信満。「殯の森」「萌の朱雀」の河瀬直美監督も女優として出演している。
ネット上の声
- 脈絡が全く無い映画で期待外れです。
- 2回。少なくとも2回見たくなる。
- 自然美と人間の持つ力強さ
- いいかげんにしなさい!
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間169分
- 監督蔦哲一朗
- 主演武田梨奈
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世界的な前衛舞踏家で、映画「たそがれ清兵衛」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」など映像作品でも存在感を発揮する田中泯が、言葉を排し、身体表現だけで1人の男の誕生から死までを演じた長編映画。「女囚さそり」シリーズ生みの親として知られる奇才・伊藤俊也監督がメガホンをとった。劇映画でありながらセリフはほとんどなく、田中の舞と伊藤監督のアバンギャルドな映像によって、男の誕生から死までを哲学的かつ詩的に描き出し、「人間の存在」に迫る。
ネット上の声
- イメージが必要です!
- 理解というより共感かもしれない・・・
- 理解というより共感かもしれない・・・
- 頑張って観ましたが意味が解りません
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督伊藤俊也
- 主演田中泯
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「富嶽三十六景」など生涯を通して3万点以上の作品を描き残したといわれる江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の知られざる生涯を、柳楽優弥と田中泯の主演で映画化。町人文化が華やぐ江戸の町の片隅で、食うこともままならない生活を送っていた貧乏絵師の勝川春朗。後の葛飾北斎となるこの男の才能を見いだしたのが、喜多川歌麿、東洲斎写楽を世に出した希代の版元・蔦屋重三郎だった。重三郎の後押しにより、その才能を開花させた北斎は、彼独自の革新的な絵を次々と生み出し、一躍、当代随一の人気絵師となる。その奇想天外な世界観は江戸中を席巻し、町人文化を押し上げることとなるが、次第に幕府の反感を招くこととなってしまう。青年期の北斎を柳楽、老年期の北斎を田中が演じ、重三郎役を阿部寛、人気戯作者・柳亭種彦役を永山瑛太、歌麿役を玉木宏をそれぞれ演じる。監督は「探偵はBARにいる」シリーズ、「相棒」シリーズの橋本一。
ネット上の声
- 北斎が見てきた改革の犠牲者たちの物語
- 役者も雰囲気も良いが、作品構成に不満
- 風が吹いてのスケッチ描写がおもしろ
- 見応えありますが物語がもうひとつ
時代劇
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督橋本一
- 主演柳楽優弥
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ホームレスの老人たちに住居を与えて生活保護費を搾取する「囲い屋」の青年を描いたドラマ。幼い頃に母を亡くし、父に捨てられたつらい過去を持つ男。友人に誘われて囲い屋の仕事を始めた彼は、劣悪な環境でモノのように扱われる老人たちに対して罪悪感を抱くこともなく、淡々と毎日を過ごしていた。そんなある日、男はホームレスたちの中に、自分の父を発見する。思いがけない再会に初めて感情を動かされた男は、何かに導かれるように父を連れて囲い屋を飛び出す。この時から、彼の現実ともうひとつの不思議な世界が交錯し始める。出演は「たそがれ清兵衛」の田中泯、「朱花の月」の小水たいが。ひきこもりの青年を描いたデビュー作「今、僕は」で高く評価された新鋭・竹馬靖具が監督・脚本を手がけ、坂本龍一がテーマ曲を担当した。
ネット上の声
- 途中から幻想のような白日夢のような展開に
- この映画を観ながら、ボクは今どこにいるのかを想像していた。
- 途中から幻想のような白日夢のような展開に
- 初竹馬作品だったが。。
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督竹馬靖具
- 主演小水たいが
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「エレジー」のイザベル・コイシェ監督が、菊池凛子を主演に描くラブストーリー。共演に「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペス、「たそがれ清兵衛」の田中泯ら。リュウは築地の魚市場で働きながら、裏で殺し屋家業に手を染めている孤独な少女。ある日、娘の自殺を嘆く実業家の手下から、娘の夫の暗殺を依頼される。「スペイン映画祭2009」で上映され、2010年9月に劇場公開される。
ネット上の声
- プロに徹しきれない暗殺者なんて・・
- 外国人監督の日本映画〜押尾版鑑賞〜
- ヨーロッパ人の見た東京のイメージ
- スペイン映画で日本人が主演!?
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国スペイン
- 時間98分
- 監督イザベル・コイシェ
- 主演菊地凛子