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アニメ誌「アニメージュ」に連載されていた宮崎駿の同名漫画を、宮崎自身が監督・脚本を務めてアニメ映画化した冒険ファンタジー。
「火の七日間」と呼ばれる大戦争で高度な文明社会が滅んでから1000年後。人類は巨大な蟲(むし)たちや毒を放出する菌類に覆われた「腐海」に脅かされながら生きていた。そんな世界の片隅にある小国「風の国」に、少女ナウシカが暮らしていた。族長の娘である彼女は、「メーヴェ」と呼ばれる乗り物にのって空を駆け、人々が恐れる巨大な王蟲(オーム)とも心を通わせる不思議な力をもっていた。その優しさで風の谷の人々に慕われ、平和な日々を過ごしていたナウシカだったが、やがてトルメキアと土鬼(ドルク)という大国同士の争いに巻き込まれていく。
宮崎監督の「ルパン三世 カリオストロの城」でヒロインのクラリス役を務めた島本須美がナウシカの声を担当。宮崎監督とさまざまな作品でタッグを組んできた高畑勲がプロデューサーを務めた。制作は、宮崎・高畑と同じ東映動画出身で後にスタジオジブリにも参加する原徹が設立したアニメーションスタジオのトップクラフト。本作の成功によって宮崎監督の次作「天空の城のラピュタ」の制作とスタジオジブリの設立へとつながっていった一作。宮崎監督が手がけたアニメ「名探偵ホームズ 青い紅玉(ルビー)の巻/海底の財宝の巻」が同時上映された。
ネット上の声
- 王蟲のプラモデルも作った。ナウシカのフィギュア付きで・・・
- ごめんね、酷すぎるよね、許してなんて言えないよね、
- 面白いのは周知の事実。ただ原作と比べると…
- 強く、心優しく、全てを愛するヒロイン
ジブリ、 人類滅亡後、 アニメ
- 製作年1984年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督宮崎駿
- 主演島本須美
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横山隆一が「ひょうたんすずめ」につづいて作った長篇色彩漫画映画。製作・原作・監督を彼自身が担当している。
アニメ
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間35分
- 監督横山隆一
- 主演木下秀雄
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若い女性が半年間日本へ行くことになり、ウィーンに愛猫のオンニョンを置いていくことに。でもオンニョンはそれをよしとせず、猫用カバンに荷物をつめて、まっすぐ東京に向かう。猫だってやるときはやるのです。
アニメ
- 製作年1993年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督石川康夫
- 主演林原めぐみ