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女優、プロデューサー、監督として国内外で活躍する杉野希妃がエグゼクティブプロデューサーを務め、小篠恵奈とともにダブル主演を果たした作品で、小津安二郎が脚本執筆の定宿として利用していたことでも知られる老舗旅館・茅ヶ崎館を舞台に、正反対の性格を持つふたりの女性を中心とした7人の男女の絡み合う恋愛模様を描く。かつての同僚の結婚パーティのために、茅ヶ崎の老舗旅館にやってきた花梨と真紀。旅館の大学生をもてあそぶ奔放な性格の花梨に、生真面目な性格の真紀は苛立ちを隠せなかった。そんな真紀も大学時代に好意を抱いていた教授との偶然の再会に心をときめかしていた。本作が初監督作の三澤拓哉がメガホンをとり、ギリシャのシロス国際映画祭デビューコンペティション部門で作品賞を受賞した。
ネット上の声
- 青々とした若い頃、女性に対して「不思議な生き物だなぁ」なんて感じた、あの感覚をか
- 現実なんてこんなもんさ!あはは
- 雄弁な小道具たち
- 茅ヶ崎とハワイ?
青春
- 製作年2014年
- 製作国日本,タイ
- 時間89分
- 監督三澤拓哉
- 主演小篠恵奈
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東京下町の一角で印刷屋を営みながら平穏な日常を送っていた小林家に、流れ者の男・加川が突然訪れ、そのまま居座ってしまう。突然の来訪者に翻弄される家族の姿をユーモラスに描き、第23回東京国際映画祭・日本映画「ある視点」部門を受賞した。キム・ギドク監督の「絶対の愛」にも出演した杉野希妃ほか、山内健司ら平田オリザ率いる青年団所属俳優が出演。
ネット上の声
- 若く美しい後妻の秘密を握った男は・・・。
- 映画を見ただけでは“わからないもの”
- 尻つぼみしなければ大変な作品だ
- 閉鎖的な日本社会への批判か
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督深田晃司
- 主演山内健司
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第12回「女による女のためのR-18文学賞」を受賞した朝香式の同名短編小説を、女優兼プロデューサーとして活躍する杉野希妃の初長編監督作品として映画化。引っ込み思案な性格の青年ワタベは、活気にあふれる大学になじめずに孤独な日々を送っていた。同じ大学に通う熊堀サトミは、太った容姿が原因で学生たちから嘲笑されていた。そんなサトミに普通に接する唯一の存在がワタベだった。ワタベの優しさにつけこんだサトミは、ワタベの自宅に転がり込んで寄生し、次第にワタベを奴隷のように支配しようとする。監督、プロデューサーも務める杉野が自らサトミ役も務め、ワタベ役は「サムライフ」「進撃の巨人」の三浦貴大が演じた。徳永えり、ちすんらが脇を固める。
ネット上の声
- 女の物語なのか、男の物語なのか
- 寄生と抗い、人生の法則。
- 男と女の関係は難しいね
- 苦節三年、屈折五年
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督杉野希妃
- 主演三浦貴大
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2010年・東京フィルメックスでグランプリを受賞した「ふゆの獣」の俊英・内田伸輝監督が、放射能の見えない恐怖に翻弄されていく女性や子どもたちの姿を描いたドラマ。東京郊外のマンションに暮らすフリーライターのユカコは、東日本大震災後、福島原発から漏れた放射能に不安や危機感を募らせ、会社勤めの夫に引越しをすべきだと主張する。一方、隣の部屋に住むサエコは、夫が他の女のもとへ行ってしまい、ひとりで娘の清美を育てていた。しかし、放射能から娘を守りたい一心で取ったサエコのある行動が、周囲から非難を浴びてしまう。挨拶を交わす程度の付き合いだった2人の人生が、原発事故により思いもよらないかたちで交錯していく。「マジック&ロス」「歓待」などアジアで幅広く活躍する杉野希妃が、プロデューサー・主演を務める。
ネット上の声
- 埼玉では放射能に過敏だと孤立したのか?
- おだやかな日常続いている事への疑問
- 静かなのにすさまじいリアリティ
- 技あり〜 ! ですかね。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督内田伸輝
- 主演杉野希妃
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「半落ち」の佐々部清監督がメガホンをとり、10年ぶりに帰郷したミュージシャン志望の青年が故郷の人々との交流を通して自分自身と向きあう姿を描いた青春ドラマ。10年前、ミュージシャンを夢見て故郷を飛び出した真山は、現在も東京で地道な音楽活動を続けていた。そんなある日、絶縁状態だった父からある報せが届く。複雑な思いを抱えて故郷を訪れた真山は、そこで以前と変わらず陽気な母や高校生になった妹、かつての厳格さをなくした父、小学校の音楽教師になった同級生・唯香らと久々の再会を果たす。生まれ育った街で、真山は自分を支えてくれていた人々や自分自身と真剣に向きあっていく。主演は「仮面ライダーW」の桐山漣。
ネット上の声
- 素敵な人間ドラマ
- よかったです!
- 温かい映画
- 隠れた名作
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間105分
- 監督佐々部清
- 主演桐山漣
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「EUフィルムデーズ2022」(22年5月28日~6月23日=国立映画アーカイブ/6月21日~7月18日=京都府京都文化博物館/8月23日~8月31日=広島市映像文化ライブラリー)上映作品。
ネット上の声
- 【詳述は、『アントニオとレオ』欄で】白人社会の、日本人とロマ人への異端視が引っか
- 東欧の田舎でのジプシーの暮らしや、地元社会が彼らをどう受容しているかが見られて(
- ブルガリアという国における男性の価値観を日本とジプシーで揺さぶる作品と解釈した
- #77 EUフィルムデイズ@フィルセン
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ブルガリア,日本
- 時間110分
- 監督ラチェザール・アヴラモフ
- 主演杉野希妃
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女優兼プロデューサーとしてインディーズ界で活動する杉野希妃が、「息もできない」の主演コンビ、ヤン・イクチュンとキム・コッピを迎えて製作した幻想的なドラマ。香港のリゾート地・ムイウォの森にやってきた日本人女性のキキと韓国人女性のコッピは、森の傍らのホテルに宿泊する。そこには1人のベルボーイ以外は誰もおらず、世間から孤立したホテルで2人は徐々に時間の感覚を失っていく。やがて現実と幻想が入り混じっていく中で、2人は互いを求め合うようになるのだが……。メガホンをとったのは、本作が長編2作目のマレーシア人監督リム・カーワイ。
ネット上の声
- なんというまったり具合
- 意味深にしすぎて伝わりにくくなってる向きはあるけど、寓話的で浮遊感がある登場人物
- つっこみたい所はたくさんあるけど、引っ張りに引っ張ったのちのクライマックスはよか
- 綺麗だが、エレガントな綺麗さよりも寧ろ、少し気味の悪いくらいの透明感が先行して自
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本,韓国,マレーシア,香港,中国,フランス,アメリカ
- 時間81分
- 監督リム・カーワイ
- 主演杉野希妃
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「マンガ肉と僕」「欲動」などを手がけ、映画プロデューサーとしても知られる女優・杉野希妃が、小泉八雲原作の「雪女」を新たな解釈で映画化した監督作。ある吹雪の夜、猟師の巳之吉は、山小屋で仲間の茂作が雪女に命を奪われるのを目撃してしまう。雪女は巳之吉に、「この事を誰かに言ったらお前の命も奪う」と言って消える。1年後、巳之吉は茂作の一周忌法要の帰り道で美しい女ユキと出会う。2人は恋に落ちて結婚し、やがてウメという娘が生まれる。14年後、聡明な美少女に成長したウメは、村の有力者の息子である病弱な少年・幹夫と親しくしていた。ところがある日、かつて茂作が死んだ山小屋で、幹夫が亡くなってしまう。しかも幹夫の遺体には、茂作と同じような凍傷の跡があった。杉野自らが雪女とユキの2役を務めるほか、主人公の巳之吉を「るろうに剣心」シリーズの青木崇高、娘のウメを「くちびるに歌を」の山口まゆがそれぞれ演じる。2016年・第29回東京国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ネット上の声
- うーん 微妙〜 イマイチだったなぁ 猿岩石の森脇出てた(笑)
- 杉野さん、自分のために作っちゃだめw
- 最初と最後の雪がすばらしい。
- 全体的に、少しづつ足りない。
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- 製作年2016年
- 製作国日本
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- 監督杉野希妃
- 主演杉野希妃
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ネット上の声
- あ。っと。これはアカンやつですわ。
- 心療内科医療への冒涜作品
- 亡き妻の亡霊
- 未練と嫉妬
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ネット上の声
- 韓国の女優さんかと思いました。
- すべて曖昧で中途半端なまま
- ラストまで、むむー
- 歌なげーよ!
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ネット上の声
- 携帯小説映画化作品の中では合格点☆
- 恋空の100倍傑作な、ダメ映画。
- 映画にした理由が、わからない?
- unクリアネス。きっと駄作です。
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- 監督篠原哲雄
- 主演杉野希妃