-
弁護士正木ひろしの著書「裁判官--人の命は権力で奪えるものか」より、「生きとし生けるもの」の橋本忍が脚本を書き、「由起子」のコンビ、今井正が監督、中尾駿一郎が撮影を担当した。主なる出演者は新人群として、民芸の草薙幸二郎、中芸の松山照夫、牧田正嗣、俳優座の矢野宜、新協の小林寛の他、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、「ビルマの竪琴(1956)」の内藤武敏、北林谷栄、「赤ちゃん特急」の飯田蝶子、「早春」の山村聡など。
ネット上の声
- ネオリアリズモにも似た映像、的確な演出、テンポ良い編集とカット割で映画としても大変優れている
- 傑作ですねぇ!! この作品は今回が初観だったけど、ドキュメンタリー調の迫真に迫る
- 先月下旬に発売された『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』春日太一著
- 深刻なタッチの中に、喜劇的なタッチを入れているところが新しい
冤罪、 社会派ドラマ、 実話
- 製作年1956年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督今井正
- 主演草薙幸二郎
-
都筑道夫原作“紙の罠”より「黒いダイス」のコンビ池田一朗と山崎忠昭が共同で脚色、「若くて、悪くて、凄いこいつら」の中平康が監督したアクション喜劇。撮影もコンビの姫田真佐久。
ネット上の声
- おい、小栗、ルパンやらんでいいぞ。
- 「師、曰く 君子危うきに近寄らず
- ばかばかしいけどテンポがいい
- 長門裕之は松田翔太に似ている
アクション
- 製作年1962年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督中平康
- 主演宍戸錠
-
労働旬報社の原作「東京争議団物語」を、「にっぽん泥棒物語」の武田敦と、PR映画畑の小島義史、それに監督新人協会砧支部が協力してシナリオ化し、「座頭市牢破り」の山本薩夫が総監督となり、武田敦が監督した実話。撮影は劇映画初の義江道夫と、「証人の椅子」の上村竜一。この映画の製作費は資金カンパにより労働組合、民主団体、個人で構成されたドレイ工場製作上映委員会によって作られた。
ネット上の声
- 暴力団も警察も資本家の手駒
- 北林谷栄、新鮮
- ブラック鉄工場の社員たちが、同僚の死をきっかけに組合をつくるという真面目な話
- 労使闘争における連帯ストのモデルケースとなった――日本ロール闘争(1963-)が
ヒューマンドラマ
- 製作年1968年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督---
- 主演前田吟
-
「殺したのは誰だ」の新藤兼人が自ら脚本・監督し、「異母兄弟」の宮島義勇が撮影したアクション・ドラマ。主演は「幕末太陽伝」の石原裕次郎、「殺したのは誰だ」の菅井一郎、「狂った関係」の安井昌二、「白夜の妖女」の木室郁子、「十七才の抵抗」の安部徹。ほかに織田政雄、殿山泰司、夏川大二郎、西村晃、多摩桂子など。それに十二カ国人が参加。
ネット上の声
- 新藤兼人のプロレタリア映画に裕次郎が迷い込んでしまったような違和感
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1957年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督新藤兼人
- 主演石原裕次郎