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16歳で映画監督デビューしたフィリップ・ガレルが、1974年に製作したモノクロ・サイレント作品。出演は、ガレル映画のミューズだったニコと、「勝手にしやがれ」のヒロインで本作の5年後パリの路上で謎の死を遂げたジーン・セバーグ。ガレルが愛した二人の女性がフィルムに焼き付けられている。
ネット上の声
- フィリップ・ガレル監督が、大好きなジーン・セバーグとニコをただひたすら映しまくっ
- ポートレート集、サイレント 適切な位置にカメラを置けば感情を捉えることができるっ
- ニコもセバーグもティナオーモンもめちゃくちゃラフな美しさがある
- 『処女の寝台』に引き続きティナ・オーモンの色気と艶かしさも健在
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間80分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演ジーン・セバーグ
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さまざまな顔を持ち、奔放な人生を送った末に伝説の女性、ニコの知られざる実像を、ゆかりの人々の証言で明らかにしていくドキュメンタリー映画。監督・脚本には、彼女と同じドイツはケルン出身の女性監督スザンネ・オフテリンガーがあたっている。パリ・コレや「ヴォーグ」「エル」誌のモデルから、ボブ・ディランとの出会いにより音楽の世界へ。ジャクソン・ブラウン、ドアーズのジム・モリソンとの出会いを経て、ロックグループ、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのシンガーとしても知られた。アンディ・ウォーホルの「チェルシー・ガールズ」やフェデリコ・フェリーニの「甘い生活」などに出演した女優であり、アラン・ドロンの子を産んだ愛人でもあった。そしてイギー・ポップと出会ってヨーロッパに渡り、「自由、夜」「愛の誕生」などの映画監督フィリップ・ガレルのパートナー……。38年にクリスタ・パフゲンとしてケルンに生まれ、88年にイビサ島で脳出血で亡くなるまで、彼女の特異な人生を浮かび上がらせる。製作はトーマス・マーテンズ、ピーター・ネーデルマン、アネット・ピサケーン。撮影はジュディス・カウフマン、カタリーナ・レミン、シビレ・ストゥルマー。編集はエルフェ・ブランデンバーガー、グイド・クラエウスキ。録音はハンス・ツケンドルフ、チャールズ・ブラックウェル。出演はニコ、女優のティナ・オーモン、ドキュメンタリー界の鬼才ジョナス・メカス、アンディ・ウォーホルの諸作品で知られる映画監督ポール・モリッシー、ミュージシャンのヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーだったジョン・ケイル、そしてジャクソン・ブラウン、スターリング・モリソンほか。
ネット上の声
- 幼少期のベルリンでの生活を回顧して、なぜニコはずっと一人で死のイメージと歩んでい
- ファクトリーにいた頃しか知らなかったのでツイッギーみたいなキラキラしたモデル時代
- 父親譲りのアリの美貌に心奪われ、ラストのジョン・ケイルによる鎮魂歌のような♪fr
- ただひたすらにミステリアスだったニコイコンは、けっこうドスのきいた顔面だった
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国ドイツ
- 時間72分
- 監督スザンネ・オフテリンガー
- 主演ニコ
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荒涼たる大地を彷徨し語り続ける女をモチーフに綴られる寓話的な一編。監督・製作・脚本・編集・出演は、「秘密の子供」「愛の誕生」のポスト・ヌーヴェル・ヴァーグの旗手フィリップ・ガレルで、当時の妻だった歌手・女優のニコ(「ニコ・イコン」)をヒロインに据え、70~71年の間世界各地で撮影し、完成させた。撮影はジャン・シアポーとミシェル・フルニエ。音楽はニコのアルバム『デザートショア』から4曲が使用されている。録音はルネ・レヴェールとアントワーヌ・ボンファンティ。共演は「昼顔」「スウィート・ムービー」「北の橋」などの異色俳優ピエール・クレマンティほか。日本の歌手Cocco主演の短編映画「Cocco Short Movie~クムイウタ~」が併映された。
ネット上の声
- 感覚的で芸術的で暗示的。
- 木がない世界
- モザイク入るたびに画面の色味が変わるのなんとかしてほしいけどそのおかげで寝ずに最
- フィリップガレルのこと好きじゃないのに、忘れた頃に見てはやっぱり意味わかんねって
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国フランス
- 時間60分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演フィリップ・ガレル