-
イスラエルとパレスチナ、敵対する二つの家族。出生時に取り違えられた息子の存在が、憎しみの連鎖に問いを投げかける。
テルアビブに暮らすイスラエル人の青年ジョセフ。兵役検査の血液検査で、自分が両親の実の子ではないという衝撃の事実を知る。調査の結果、彼はガザ地区の難民キャンプで生まれ、パレスチナ人の赤ん坊と取り違えられていたことが判明。一方、パリで音楽家を夢見ていたパレスチナ人の青年ヤシンにも、同じ事実が告げられる。敵同士として育った二つの家族。憎しみと偏見を乗り越え、彼らが見出す「本当の家族」の形。
ネット上の声
- 第25回東京国際映画祭でグランプリと優秀監督賞の2冠に輝いた、“家族の在り方”や
- 「もう一人の息子」タイトルでストーリーを想像できる
- イスラエル人とパレスチナ人の子ども取り違え話
- 家族の物語に込められた、世界平和への願い
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ロレーヌ・レヴィ
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス
-
読唇術を操る孤独な秘書と、前科者の男。危険な取引から始まる、予測不能なクライム・サスペンス。
パリの不動産会社で働くカルラは、耳が不自由なことから周囲に軽んじられる日々。そんな彼女の元に、刑務所から出所したばかりの男、ポールが助手として現れる。読唇術という特殊能力を持つカルラと、裏社会に通じるポール。互いの欠点を補い合う二人は、やがて危険な強盗計画に手を染めていく。孤独な魂が交錯する時、物語は思わぬ方向へ。スリリングな駆け引きの結末。
ネット上の声
- ジャック・オーディアール監督作品を観るのは5作目だけど今のところハズレなし
- 半人前+半人前=逃亡、ただし大金付き
- 独特な個性を持つクライムサスペンス
- 主演女優さんの演技に注目です。
サスペンス
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間119分
- 監督ジャック・オーディアール
- 主演ヴァンサン・カッセル
-
再婚を前に父の死に直面する女と、精神病院に収容された元恋人の男。交錯する二人の人生が織りなす愛のドラマ。
パリで画商として成功し、新たな人生を歩み始めようとするノラ。彼女には末期癌に侵された父との別れが迫っていた。一方、かつてノラの恋人だったヴィオラ奏者のイスマエルは、ある日突然、精神病院に強制収容される。ノラは父の願いを叶えるため、イスマエルに自分の息子を養子にしてほしいと頼むことを決意。かたやイスマエルは、奇妙な患者たちに囲まれながら、理不尽な状況からの脱出を画策する。全く異なる場所で、それぞれの人生の転機に直面する二人。過去の愛、現在の葛藤、そして未来への選択。悲劇と喜劇が交錯する彼らの運命は、再び交わるのか。
ネット上の声
- いろいろあるけど人生っていいね。
- マチュー・アマルリックに尽きる
- 生きることって素晴らしい!
- そして僕たちは生きつづける
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間150分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス
-
挫折した天才調香師が人生崖っぷちな運転手との交流を通して再生していく姿を、ディオールの撮影協力&エルメスの専属調香師監修のもと描いたヒューマンドラマ。世界中のトップメゾンの香水を手がけてきた天才調香師アンヌ。しかし4年前、仕事へのプレッシャーと忙しさから嗅覚障害になり、地位も名声も失ってしまう。嗅覚が戻った現在は、なじみのエージェントから紹介される地味な仕事だけを引き受け、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしていた。そんな彼女に運転手として雇われたのは、離婚して娘の親権を奪われそうな上に仕事も失いかけていたギヨーム。彼はわがままなアンヌに振り回されながらも正面から向き合い、彼女の心を少しずつ開いていく。ギヨームと一緒に仕事をこなすうちに、新しい香水を作りたいと再起への思いを強くするアンヌだったが……。アンヌ役に「リード・マイ・リップス」のエマニュエル・ドゥボス。
ネット上の声
- 「最強のふたり」や「グリーン・ブック」系の属性に入る作品かと思いますが、そんなに
- 遠くを見るんだ。すぐそばを見るんじゃないぞ。
- 香り主題で新鮮 ストーリーもなかなか
- 誰かと何かを分かち合うこと
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督グレゴリー・マーニュ
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス
-
「フランス映画祭2021 横浜」(21年11月11~14日/横浜・みなとみらい21地区)上映作品。
ネット上の声
- 『インディア・ソング』をはじめて観た時、フィクションでありながらその場所の残留思
- スワンアルローとドゥヴォス様目当てでデュラスのことはそんなに詳しくないけど何個か
- デュラスの『アガタ』? 観たことないんだけどヤン・アンドレアが出てくるところを流
- 演じる肉体や模したセットなどの「それに近いもの」を通じて「声」を甦らせる試み
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督クレール・シモン
- 主演スワン・アルロー
-
29歳の哲学講師ポール、10人の女性との間で揺れ動く、パリを舞台にしたほろ苦くもリアルな恋愛群像劇。
舞台は1990年代のパリ。博士論文の執筆に悩み、キャリアも恋も中途半端な29歳の哲学講師ポール・デダリュス。10年来の恋人エステルとの関係が終わりを迎えようとする中、彼の周りには次々と魅力的な女性たちが現れる。元恋人、友人の彼女、新しい出会い。優柔不断で知的なポールは、彼女たちとの間で揺れ動き、愛と自己の探求の迷宮へ。饒舌な会話と内省的なモノローグで綴られる、一人の青年のほろ苦い青春の終わりと、大人になることへの葛藤。彼が選び取る未来とは。
ネット上の声
- デプレシャン、この心地よい響き。
- さっぱりワカラン
- 複雑な人間関係
- 恋愛?哲学?
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス
- 時間178分
- 監督アルノー・デプレシャン
- 主演マチュー・アマルリック
-
「セラフィーヌの庭」でセザール賞最優秀作品賞を受賞したマルタン・プロボスト監督が、新しい文化が胎動した1940年代後半のパリ文学界を背景に、実在した女性作家ビオレット・ルデュックの半生を描く。作家、哲学者として知られるボーボワールと出会い、その才能を認められたビオレットは、処女作「窒息」を出版。カミュ、サルトル、ジュネらに絶賛され、当時のパリ文学界に大きな衝撃を与えた。しかし、女性が自身の生と性などを赤裸々に描くという衝撃的な内容は、当時の社会には受け入れられず、ビオレットは深く傷ついてしまう。傷心の中、パリを離れてプロバンスに移り住んだビオレットは、自身の集大成的な作品「私生児」の執筆に取りかかる。主役のビオレット役にエマニュエル・ドゥボス。ビオレットと生涯にわたり友人関係を続けたボーボワール役にサンドリーヌ・キベルラン。
ネット上の声
- 書くことで孤独を強める作家のジレンマ
- 作品を読んだことはないけれど、、、
- “ありのまま” に生きるのも苦しい
- ヴィオレットとボーヴォワール
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国フランス
- 時間139分
- 監督マルタン・プロヴォ
- 主演エマニュエル・ドゥヴォス
-
ネット上の声
- 生命を吹き込まれた泥人形が人間の美しい娘と報われない恋をする〈ゴーレム伝説〉がお
- すれ違いのラブストーリーって(すれ違いの種類は多々ある)、それぞれの温度差と経験
- 隻眼眼帯巨漢ブ男を取り囲む"熟女ハレーム"な春がきた……かに見える奇異な日常を綴
- 冒頭少し観て苦手かも…と思い置いていたのだけど、これが今年のmyfff国際審査員
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督アナイス・テレンヌ
- 主演ラファエル・ティエリ
-
ヒューマンドラマ
- 製作年1994年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ノエミ・ルヴォフスキー
- 主演ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ