時代劇専門チャンネルが藤沢周平の小説を映像化する「藤沢周平 新ドラマシリーズ」の第2弾作品で、短編集「橋ものがたり」に収められている、年老いた博徒を描いた一編を橋爪功主演で映像化。親分を裏切った壺振り師の弥平は、ほとぼりが冷めるまでしばらく江戸の地を離れていた。しかし、老境の域に差しかかり、慣れ親しんだ土地への郷愁、そして自らの人生に区切りを付けるため、弥平は決死の覚悟で江戸に戻ってきた。そこで弥平は、ぼんやりと夕焼けを眺める女郎のおさよと出会う。おさよに亡くした妻の面影が重なる弥平は、後日、おさよの家族が暮らす長屋を訪ねる。そこで弥平が目にしたのは、働くことなく博打に明け暮れる怠惰な夫の姿だった。主人公の弥平を橋爪が演じるほか、臼田あさ美、杉本哲太らが出演。監督は「HERO」「本能寺ホテル」の鈴木雅之。脚本は「鬼平犯科帳」「剣客商売」などを手がけた金子成人。
ネット上の声
- 過去に親分を裏切り房総方面に逃げていた老博徒が、決死の覚悟で江戸に戻り最後の博打
- 橋爪功、渋〜い、かっこいい! こんな橋爪功はあまり見たことない
- 遠いわよ、の台詞の情感が切なくも心地よし。
- 遠いわよ、の台詞の情感が切なくも心地よし。
時代劇
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督鈴木雅之
- 主演橋爪功