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敗戦後の日本、貧しさの中で芽生えた若き二人の純愛。時代の荒波は、彼らのささやかな幸せを許すのか。
舞台は、戦争の傷跡が色濃く残る敗戦直後の日本。瓦礫と貧困が広がる街で出会った、一組の若い男女。互いに惹かれ合い、ささやかな愛を育み始める二人。しかし、彼らの前には厳しい現実が立ちはだかる。日々の暮らしもままならない貧しさ、そして戦争が人々の心に残した深い影。純粋な想いだけでは乗り越えられない時代の大きな壁。それでも未来を信じ、懸命に生きようとする彼らの愛の行方を描く、感動の物語。
ネット上の声
- 不器用に芽を出す三人のつくしんぼはちりぢりに生き残される老人は球根を見守りながら
- 学生時代に仲良しだった友人どうしが、社会人になって様々な職業に就いて、それぞれの
- 戦後に生きる若者のそれぞれの立場が厳しいなかで、ほろ苦いも甘いも経験してゆく姿が
- 戦争やそれぞれの生活事情により微妙に変わっていく主人公とその友人たちの関係を丁寧
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間120分
- 監督小林正樹
- 主演佐田啓二
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戦争が、少年の心から「やさしさ」を奪っていく。軍国主義に染まる町で、一人抵抗を試みる少年の葛藤。
太平洋戦争末期の長野県。軍国主義の色が濃くなる町で、級友たちと距離を置く利発な少年、一郎。彼の父は、敵性語である英語の研究者というだけで「国賊」と罵られる日々。学校では軍事教練が強化され、大人たちは戦争の勝利を信じて疑わない。そんな狂気の中で、父から教わった「人間らしさ」を信じ、一人苦悩する一郎。戦争という巨大な波が、少年の純粋な心を踏みにじっていく。木下恵介監督が描く、戦争に翻弄されたある家族と少年の魂の記録。
ネット上の声
- 笠智衆、もうひとつの「父ありき」。
- 終戦後に、主人公の少年と、敗戦により自殺した軍人の父を持つ少年が船の上で泣き合う
- 疎開先の田舎で軍事教育の洗礼と同調圧力の空気に取り込まれ、己の中に歪んだナショナ
- 全ての関係性がとろっとろに煮詰められていて、愛を通り越して気持ち悪さすら感じた
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間111分
- 監督木下恵介
- 主演田村秋子
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その周囲に起った実際の事件を基にかきあげた木下恵介のオリジナル・シナリオによって、「モンテンルパの夜は更けて」の青柳信雄、小原譲治が監督、撮影に当った。音楽は「まごころ」の木下忠司。最近藤本プロと解約してフリーになった「嫁ぐ今宵に」の島崎雪子、「女といふ城 夕子の巻」の高島忠夫をはじめ水島道太郎、相馬千恵子、坂本武、清川虹子、その他民芸の滝沢修、文学座の田村秋子、三津田健、俳優座の新人和田孝など新劇人が出演している。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間94分
- 監督青柳信雄
- 主演滝沢修
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内村直也原作の連続放送劇の映画化で「愛のお荷物」の柳沢類寿が脚色し、「息子の縁談」の春原政久が監督に当る。撮影は「初姿丑松格子」の山崎安一郎。出演者は「にごりえ」の田村秋子、「青春怪談(1955 市川崑)」の北原三枝、「銀座の女」の長谷部健、「月は上りぬ」の佐野周二、安井昌二のほかに東谷暎子、牧真介、島田文子など。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督春原政久
- 主演田村秋子
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「懐しのブルース」に次ぐ久保光三の製作に、脚本は「若き日の血は燃えて」の清島長利、原作並びに監督は「飛び出したお嬢さん」の渋谷実、カメラは長岡博之で、台辞は殊に池田忠雄が担当する。新劇女優田村秋子の映画初出演に「懐しのブルース」の高峰三枝子「安城家の舞踏会」の森雅之「二連銃の鬼」につぐ宇佐美淳の共演の他「シミキンの拳闘王」の幾野道子「愉快な仲間(1947)」の村田知栄子、奈良真養、東野英治郎らが助演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督渋谷実
- 主演田村秋子
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- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督豊田四郎
- 主演山村聡
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- 製作年1951年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督豊田四郎
- 主演山村聡