全5作品。ヴィクトル・シェストレムが出演した映画ランキング

老教授が名誉学位授与式へ向かう旅路、それは過去の罪と後悔を巡る夢幻のドライブ。

78歳の老教授イサク・ボルク、名誉学位授与式のためストックホルムからルンドへの旅。その前夜に見た、自らの死を暗示する悪夢。飛行機をキャンセルし、義理の娘と車で向かうことを決意。道中、若き日の思い出の場所「野いちご」の丘や、ヒッチハイカーとの出会い。現実と幻想が交錯する中で、彼は自身の冷酷な過去、愛せなかった人々との関係に直面。人生の終焉を前に、イサクがたどり着く心の境地とは。

大晦日の夜、死神の馬車が魂を迎えに来る。罪深き男が一年を振り返る、幻想的で恐ろしい一夜の物語。

大晦日のスウェーデン。「その年最後に死んだ罪人の魂は、翌年の大晦日まで死神の馬車を御さねばならない」という古い言い伝え。結核で死の淵にいる救世軍の女性が、放蕩の限りを尽くす男ダヴィッドを呼び寄せるよう願う。そのダヴィッドもまた、死に瀕していた。彼の前に現れる一台の馬車。それは、過去の自分の罪を見せつけられる、恐ろしい贖罪への旅の始まり。

ヴィクトル・シェーストレム監督が、アイスランドの作家ヨハン・シグルヨンソンの戯曲を自ら脚色・演出・主演したもの。深山を背景として、中年の農民の熱烈な恋を描く芸術的作品。無声、染色。

文豪ヘンリック・イブセンの叙事詩『テルイエ・ヴィーゲン』を、シェーストレムが主演・監督した作品。