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喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・脚本・製作・作曲を手がけ、彼の最後の主演作となった風刺コメディ。
自国の革命を逃れて自由の国アメリカに亡命したシャドフ国王は、出席したパーティの様子が隠しカメラでテレビ放送されたことをきっかけに、CMタレントとして人気を集める。しかし共産党員の息子ルパートと知り合ったことからシャドフ国王自身も共産党員と疑われ、思わぬ騒動に巻き込まれてしまう。
アメリカから事実上の国外追放を受けて母国イギリスへ帰ったチャップリンが、アメリカ文明への痛烈な風刺を込めて描き出す。チャップリンの息子マイケル・チャップリンが、悲劇の少年ルパートを好演。
ネット上の声
- 戦後亜米利加史の暗部、レッドパージ時代
- ハリウッドから追放されたチャップリン
- チャップリンには未来も見えたのか。
- チャップリンのニューヨークで告白
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演チャールズ・チャップリン
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“ロンメル将軍の宝”をめぐる冒険譚。アフリカ海岸でロケした水中シーンが売物である。脚本を監督ロモロ・マルチェリーニ自身がジーノ・デ・サンティス、ウーゴ・ゲルラと共同で書いた。撮影はレナート・デル・フラーテ。(水中撮影はハンス・ハースとライモンド・ブッヘル)。音楽はカルロ・ルスティケリ。出演は「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスのほか、ポール・クリスチャン、「女は一回勝負する」のイザ・ミランダ、ブルース・キャボットら。
アクション
- 製作年1955年
- 製作国イタリア,アメリカ
- 時間85分
- 監督ロモロ・マルチェリーニ
- 主演ドーン・アダムス
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「大いなる神秘 情炎の砂漠」のフリッツ・ラング監督が過去の自分の作品を再映画化した怪奇映画。脚本は彼とH・オスカー・ウッティッヒの担当。撮影をカール・レーブが受けもっている。音楽はゲルハルト・ベッカー。出演するのは「狂った本能」のドーン・アダムス、「めざめ(1958)」のペーター・ファン・アイク、ゲルト・フレーベなど。
ネット上の声
- 人物の心理描写などまるで無視して(恋愛要素もあるけれど洗脳による曖昧さ)畳みかけ
- 白黒で銃撃シーンも今の時代からしたら茶番レベルだったし所々ツッコミどころは多かっ
- この不自然なまでに余韻を削ぎ落とした展開の仕方は「テンポが良い」などといって映画
- ナチスという現実に現れてしまった悪がドイツをどん底に叩き落とした後に作られるマブ
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国ドイツ
- 時間104分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ドーン・アダムス
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「われら自身のもの」などのシナリオを書いている劇作家F・ヒュー・ハーバートの戯曲の映画化で、脚本もハーバート自身が受けもっている。製作と監督には「永遠のアンバー」のオットー・プレミンジャーがあたる。撮影は「恋は青空の下」のアーネスト・ラズロ、音楽はハーシェル・バーク・ギルバート。主演は「第17捕虜収容所」のウィリアム・ホールデン、「銀の靴」のデイヴィッド・ニーヴン、この映画でデビュした新人マギー・マクナマラで、トム・タリー、ドーン・アダムス、フォルチュニオ・ボナノヴァらが助演する。1953年作品。
ネット上の声
- エンパイア・ステート・ビルの展望台
- 雰囲気を楽しむにはいいかも。
- プレミンジャーのラブコメ
- もう一ヒネリ欲しい作品
恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ウィリアム・ホールデン
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「殿方ご免遊ばせ」「この神聖なお転婆娘」に続いてミシェル・ボワロン監督とブリジット・バルドーが組んだコメディタッチのミステリー。
裕福な実業家の娘ヴィルジニーは歯科医のエルヴェと恋に落ち、父の反対を押し切って結婚する。ある日、ヴィルジニーはエルヴェとケンカして家出し、エルヴェも街へ繰り出してダンス講師のアニタと出会う。一時の気の迷いでアニタの部屋に立ち寄ったエルヴェは知らぬ間に写真を撮られ、その写真をネタにアニタから多額の金を要求されてしまう。エルヴェの浮気を疑うヴィルジニーが現場を押さえようとダンススクールを訪れると、そこにはアニタの死体とピストルを手にした夫の姿があった。無実を主張する夫の嫌疑を晴らすべく、事件の調査に乗り出すヴィルジニーだったが……。
「殿方ご免遊ばせ」にも出演したアンリ・ビダルがエルヴェ、「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスがアニタを演じ、セルジュ・ゲンズブールが共演。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。
ネット上の声
- ベベには振り回されるのを覚悟して惚れろ
- 先週でしょうか、占いのテレビ番組がやっていて妻が観ていましたが、パリ五輪の選手に
- 「ブリジット・バルドーレトロスペクティブ」にてリバイバル上映鑑賞
- ドタバタラブコメ & ちょっぴりサスペンス
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間92分
- 監督ミシェル・ボワロン
- 主演ブリジット・バルドー
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デューマの原作をアンリ・ジャンソン、ポール・アンドレオータ、クリスチャン・ジャックが脚色、クリスチャン・ジャックが演出したアクションドラマ。撮影は「シベールの日曜日」のアンリ・ドカエ、音楽はジェラール・カルヴィが担当した。出演は「地下室のメロディー」のアラン・ドロン、「エヴァの匂い」のヴィルナ・リージ、ほかエイキム・タミロフ、フランシス・ブランシュ、ロベール・マニュエル、アドルフォ・マルシリャチ、ジョルジュ・リガーなど。イーストマンカラー・70ミリ。
ネット上の声
- 前半は普通に面白い、後半は微妙、ラストはまあまあ良い
- 庶民の味方で黒仮面なんてのは『ゾロ』そっくり
- 若き日のアラン・ドロンの美貌にウットリ
- ドロンが二役を演じるアクション喜劇
アクション
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア,スペイン
- 時間110分
- 監督クリスチャン=ジャック
- 主演アラン・ドロン
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太陽の輝く南仏に繰り広げられる翳りある人妻と若い青年の悲恋。製作はジョルジュ・シェイコ、監督・脚本は新人のジョルジュ・ファレル、原作はアルフォンス・ドーデの小説で、撮影はジャック・ロバン、音楽は「ラムール」のジョルジュ・ガルヴァランツ、作詞をシャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが各々担当。出演は「さらば夏の日」のルノー・ベルレー、「彼女について私が知っている二三の事柄」のマリナ・ヴラディ、その他、「ティファニーで朝食を」のホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、「続・殺しのライセンス」のドーン・アダムス、「雨の訪問者」のガブリエレ・ティンティ、新人ロレーヌ・レーネルなど。
- 製作年1970年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジョルジュ・ファレル
- 主演ルノー・ヴェルレー
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ロバート・ルイス・スティーヴンソンの原作をウォルフ・マンコウィッツが脚色し「吸血鬼ドラキュラ」のテレンス・フィッシャーが監督した怪奇映画。撮影を受けもったのはジャック・アシャー。音楽担当はジョン・ホリングスワース。出演しているのは「サファイア」のポール・マッシー、ドーン・アダムス、クリストファー・リー、デイヴィッド・コソフなど。製作はマイケル・カレラス。イーストマンカラー・メガスコープ。
ネット上の声
- 鑑賞前にはどうせ主人公が怪物に変身して暴れる話だろうと見当をつけていたが、本作で
ホラー、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国イギリス
- 時間89分
- 監督テレンス・フィッシャー
- 主演ポール・マッシー
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「正午に銃殺の鐘が鳴る」のエドモン・T・グレヴィル監督がアンリ・クルーザ原作の『世界の果ての島』を映画化した作品。朝鮮戦線からの帰途、爆沈した赤十字船から、孤島に漂着した三人の看護婦と一人の男をめぐる、愛欲と闘争の物語である。撮影を担当したのはジャック・ルマール。音楽を受けもったのはシャルル・アズナヴール、マルグリート・モノ、エディ・バークレー、ジャン・ピエール・ランドローの四人。主演するのは「トロイのヘレン」のロッサナ・ポデスタ、「チャップリンのニューヨークの王様」のドーン・アダムス、「嵐の女」のマガリ・ノエル、「女の一生」のクリスチャン・マルカンという四人の国際スター。アフリカから三千キロの距離にあるソーブル群島中の一孤島にロケが行なわれた。製作はエドモン・T・グレヴィル。
ネット上の声
- 世界の終わりの島
- 孤島に漂着した男一人と女3人の行く末は
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エドモン・T・グレヴィル
- 主演クリスチャン・マルカン
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寝台にまつわる四つのエピソードを集めたオムニバス映画一九五四年作品。第一話《宿泊許可書》は、「上級生の寝室」のアンリ・ドコアンが監督したものでモーリス・オーベルジュとジャック・ファノが脚本を担当した。撮影は「女優ナナ(1955)」のクリスチャン・マトラである。「バルテルミーの大虐殺」のジャンヌ・モローと「豪族の砦」のリチャード・トッドが主演する。第二話《離婚》は「O・K・ネロ」(製作)のニッコロ・テオドリの脚本から「わたしの罪ではない」のジャンニ・フランチョリーニが監督したもので、撮影は「われら女性」のエンツォ・セラフィンである。主演は「パンと恋と夢」のヴィットリオ・デ・シーカと「月蒼くして」のドーン・アダムス。第三話《リヴィエラ急行トラック》は「女性の敵」と同じくラルフ・アビブが監督し、フランソワーズ・アルヌールが主演するもので、脚本はジャック・ファノ、台辞は「バルテルミーの大虐殺」のポール・アンドレオータ、撮影は「永遠の争い」のアンリ・ビュレルの担当。「裁きは終わりぬ」のマルセル・ムールージが共演する。第四話《ポンパドゥルの寝台》は、「愛の迷路」と同様ローラン・ローダンバック、ジャン・ドラノワ合作の脚本からジャン・ドラノワが監督に当ったもの。ローダンバックとアントワーヌ・ブロンダンが台詞を書いた。撮影は第一話と同じくクリスチャン・マトラである。主演は「女優ナナ(1955)」のマルティーヌ・キャロル、「二百万人還る」のベルナール・ブリエ、「オルフェ」のフランソワ・ペリエである。全篇を通じての音楽は「女優ナナ(1955)」のジョルジュ・ヴァン・パリスが担当した。
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間112分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演ジャンヌ・モロー
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マイケル・ピトックの原作を彼自身が脚本にし、「吸血ゾンビ」のジョン・ギリングが監督した“殺しのライセンス”シリーズ第二作目。撮影はデイヴィッド・ホームズ、音楽はボブ・キングストンが担当。出演は「殺しの免許証」のトム・アダムス、「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスのほかマイケル・リッパー、ティム・バレットなど。製作はジェームズ・ウオード。
サスペンス、 アクション
- 製作年1966年
- 製作国イギリス
- 時間88分
- 監督ジョン・ギリング
- 主演トム・アダムス
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イタリア映画「人間魚雷」「特攻魚雷作戦」などで映画化された、伊海軍フロッグメンに対する、英国側の対抗作戦を描いた作品。マーシャル・ピューの原作を「文化果つるところ」「マルタ島攻防戦」の脚本家ウィリアム・E・C・フェアチャイルドが脚色・監督。撮影監督は「マダムと泥棒」のオットー・ヘラー。美術監督はビル・アンドリュース、音楽ウィリアム・オルウィン。「嵐の中の青春」のローレンス・ハーヴェイが主演、「寝台の秘密」のドーン・アダムスが提督付婦人士官に扮する他、「キャンベル渓谷の激闘」のマイケル・クレイグ、ジョン・クレメンツ等が助演。イタリア側から「カルタゴの女奴隷」のジャンナ・マリア・カナーレや、マッシモ・セラート等が出演している。製作バートラン・オストラー。
アクション
- 製作年1958年
- 製作国イギリス
- 時間112分
- 監督ウィリアム・フェアチャイルド
- 主演ローレンス・ハーヴェイ
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国ドイツ,イタリア
- 時間---分
- 監督ドゥイリオ・コレッティ
- 主演クルト・ユルゲンス
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「危険な階段」の原作者フレデリック・ダールの原作を「狂った本能」のエドモン・T・グレヴィル監督が映画化したミステリー映画。脚本は原作者のダールと新人のマックス・モンタギュが担当。撮影は「雨のしのび逢い(1960)」のアルマン・ティラール、音楽は「危険な階段」のアンドレ・オッセン。出演者はドーン・アダムス、ジャン・セルヴェ、クロード・ブラッスールなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督エドモン・T・グレヴィル
- 主演ドーン・アダムス