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革命で国を追われた王様が降り立ったのは、自由の国アメリカ。そこで彼を待ち受けていたのは、奇妙で滑稽な現代社会の洗礼。
1950年代、革命により国を追われたヨーロッパのシャドフ王が、新天地ニューヨークへ。平和のための原子力利用計画を胸に抱くも、到着早々、全財産を騙し取られてしまう。生活のため、不本意ながらテレビCMに出演し、一躍人気者に。しかし、共産主義者の両親を持つ少年との出会いが、彼を「赤狩り」の渦中へと巻き込んでいく。自由の国で繰り広げられるマスコミの狂騒と政治的迫害。チャップリンが痛烈な社会風刺で描く、王様の波乱万丈なアメリカ滞在記。
ネット上の声
- C.チャップリンは共産主義者じゃない。ユダヤ人でもない
- 戦後亜米利加史の暗部、レッドパージ時代
- ハリウッドから追放されたチャップリン
- チャップリンには未来も見えたのか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国イギリス
- 時間105分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演チャールズ・チャップリン
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“ロンメル将軍の宝”をめぐる冒険譚。アフリカ海岸でロケした水中シーンが売物である。脚本を監督ロモロ・マルチェリーニ自身がジーノ・デ・サンティス、ウーゴ・ゲルラと共同で書いた。撮影はレナート・デル・フラーテ。(水中撮影はハンス・ハースとライモンド・ブッヘル)。音楽はカルロ・ルスティケリ。出演は「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスのほか、ポール・クリスチャン、「女は一回勝負する」のイザ・ミランダ、ブルース・キャボットら。
アクション
- 製作年1955年
- 製作国イタリア,アメリカ
- 時間85分
- 監督ロモロ・マルチェリーニ
- 主演ドーン・アダムス
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「大いなる神秘 情炎の砂漠」のフリッツ・ラング監督が過去の自分の作品を再映画化した怪奇映画。脚本は彼とH・オスカー・ウッティッヒの担当。撮影をカール・レーブが受けもっている。音楽はゲルハルト・ベッカー。出演するのは「狂った本能」のドーン・アダムス、「めざめ(1958)」のペーター・ファン・アイク、ゲルト・フレーベなど。
ネット上の声
- 人物の心理描写などまるで無視して(恋愛要素もあるけれど洗脳による曖昧さ)畳みかけ
- 白黒で銃撃シーンも今の時代からしたら茶番レベルだったし所々ツッコミどころは多かっ
- この不自然なまでに余韻を削ぎ落とした展開の仕方は「テンポが良い」などといって映画
- フリッツ・ラングがこれを撮ったら10年何もせずそのまま死んで遺作にしたのよく分か
サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国ドイツ,フランス,イタリア
- 時間104分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ドーン・アダムス
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夫の浮気相手殺害の容疑を晴らすため、貞淑な妻がセクシーなダンサーに大変身!ブリジット・バルドー主演の傑作コメディ・ミステリー。
1950年代のパリ。歯科医のアンドレと結婚したばかりの若妻ヴィルジニー。ある日、夫の浮気を知ってしまう。しかもその相手が何者かに殺害され、夫に殺人容疑が。愛する夫を救うため、ヴィルジニーは探偵さながらに事件の真相を追い始める。手がかりを求め、彼女が潜入したのは怪しげなダンス教室。貞淑な妻の仮面を脱ぎ捨て、セクシーなダンサーへと変身。果たして、真犯人を見つけ出し、夫の無実を証明できるのか。二人の愛の行方を描く、サスペンスとユーモアに満ちた物語。
ネット上の声
- ベベには振り回されるのを覚悟して惚れろ
- 先週でしょうか、占いのテレビ番組がやっていて妻が観ていましたが、パリ五輪の選手に
- ドタバタラブコメ & ちょっぴりサスペンス
- BB(ベベ)の愛称で一時代を画す
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間92分
- 監督ミシェル・ボワロン
- 主演ブリジット・バルドー
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「われら自身のもの」などのシナリオを書いている劇作家F・ヒュー・ハーバートの戯曲の映画化で、脚本もハーバート自身が受けもっている。製作と監督には「永遠のアンバー」のオットー・プレミンジャーがあたる。撮影は「恋は青空の下」のアーネスト・ラズロ、音楽はハーシェル・バーク・ギルバート。主演は「第17捕虜収容所」のウィリアム・ホールデン、「銀の靴」のデイヴィッド・ニーヴン、この映画でデビュした新人マギー・マクナマラで、トム・タリー、ドーン・アダムス、フォルチュニオ・ボナノヴァらが助演する。1953年作品。
ネット上の声
- エンパイア・ステート・ビルの展望台
- 雰囲気を楽しむにはいいかも。
- プレミンジャーのラブコメ
- もう一ヒネリ欲しい作品
恋愛
- 製作年1953年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督オットー・プレミンジャー
- 主演ウィリアム・ホールデン
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フランス革命前夜、貴族を懲らしめる神出鬼没の義賊「黒いチューリップ」。その正体を巡る痛快冒険活劇。
1789年、革命の気運が高まるフランス。民衆は貴族の圧政に苦しんでいた。そんな中、弱きを助け、悪徳貴族を懲らしめる仮面の義賊「黒いチューリップ」が出現し、英雄として称賛される。その正体は、優雅な貴公子ギヨーム伯爵。しかし、ある戦いで顔に傷を負い、正体が暴かれる危機に。窮地に陥った彼は、自分と瓜二つの臆病な弟ジュリアンを呼び寄せ、身代わりを強要。兄とは正反対の性格のジュリアンが、危険な二重生活を送る羽目に。偽りの英雄が真の勇気に目覚める時、物語は大きく動き出す。
ネット上の声
- 前半は普通に面白い、後半は微妙、ラストはまあまあ良い
- 庶民の味方で黒仮面なんてのは『ゾロ』そっくり
- 若き日のアラン・ドロンの美貌にウットリ
- ドロンが二役を演じるアクション喜劇
アドベンチャー(冒険)、 アクション
- 製作年1963年
- 製作国フランス,イタリア,スペイン
- 時間110分
- 監督クリスチャン=ジャック
- 主演アラン・ドロン
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ロバート・ルイス・スティーヴンソンの原作をウォルフ・マンコウィッツが脚色し「吸血鬼ドラキュラ」のテレンス・フィッシャーが監督した怪奇映画。撮影を受けもったのはジャック・アシャー。音楽担当はジョン・ホリングスワース。出演しているのは「サファイア」のポール・マッシー、ドーン・アダムス、クリストファー・リー、デイヴィッド・コソフなど。製作はマイケル・カレラス。イーストマンカラー・メガスコープ。
ホラー、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国イギリス
- 時間89分
- 監督テレンス・フィッシャー
- 主演ポール・マッシー
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太陽の輝く南仏に繰り広げられる翳りある人妻と若い青年の悲恋。製作はジョルジュ・シェイコ、監督・脚本は新人のジョルジュ・ファレル、原作はアルフォンス・ドーデの小説で、撮影はジャック・ロバン、音楽は「ラムール」のジョルジュ・ガルヴァランツ、作詞をシャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが各々担当。出演は「さらば夏の日」のルノー・ベルレー、「彼女について私が知っている二三の事柄」のマリナ・ヴラディ、その他、「ティファニーで朝食を」のホセ・ルイ・ド・ビラロンガ、「続・殺しのライセンス」のドーン・アダムス、「雨の訪問者」のガブリエレ・ティンティ、新人ロレーヌ・レーネルなど。
ネット上の声
- 19世紀フランス文学、アルフォンス・ドーデ「サフォ」の映画化
- 製作年1970年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間95分
- 監督ジョルジュ・ファレル
- 主演ルノー・ヴェルレー
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寝台にまつわる四つのエピソードを集めたオムニバス映画一九五四年作品。第一話《宿泊許可書》は、「上級生の寝室」のアンリ・ドコアンが監督したものでモーリス・オーベルジュとジャック・ファノが脚本を担当した。撮影は「女優ナナ(1955)」のクリスチャン・マトラである。「バルテルミーの大虐殺」のジャンヌ・モローと「豪族の砦」のリチャード・トッドが主演する。第二話《離婚》は「O・K・ネロ」(製作)のニッコロ・テオドリの脚本から「わたしの罪ではない」のジャンニ・フランチョリーニが監督したもので、撮影は「われら女性」のエンツォ・セラフィンである。主演は「パンと恋と夢」のヴィットリオ・デ・シーカと「月蒼くして」のドーン・アダムス。第三話《リヴィエラ急行トラック》は「女性の敵」と同じくラルフ・アビブが監督し、フランソワーズ・アルヌールが主演するもので、脚本はジャック・ファノ、台辞は「バルテルミーの大虐殺」のポール・アンドレオータ、撮影は「永遠の争い」のアンリ・ビュレルの担当。「裁きは終わりぬ」のマルセル・ムールージが共演する。第四話《ポンパドゥルの寝台》は、「愛の迷路」と同様ローラン・ローダンバック、ジャン・ドラノワ合作の脚本からジャン・ドラノワが監督に当ったもの。ローダンバックとアントワーヌ・ブロンダンが台詞を書いた。撮影は第一話と同じくクリスチャン・マトラである。主演は「女優ナナ(1955)」のマルティーヌ・キャロル、「二百万人還る」のベルナール・ブリエ、「オルフェ」のフランソワ・ペリエである。全篇を通じての音楽は「女優ナナ(1955)」のジョルジュ・ヴァン・パリスが担当した。
コメディ
- 製作年1954年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間112分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演ジャンヌ・モロー
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「正午に銃殺の鐘が鳴る」のエドモン・T・グレヴィル監督がアンリ・クルーザ原作の『世界の果ての島』を映画化した作品。朝鮮戦線からの帰途、爆沈した赤十字船から、孤島に漂着した三人の看護婦と一人の男をめぐる、愛欲と闘争の物語である。撮影を担当したのはジャック・ルマール。音楽を受けもったのはシャルル・アズナヴール、マルグリート・モノ、エディ・バークレー、ジャン・ピエール・ランドローの四人。主演するのは「トロイのヘレン」のロッサナ・ポデスタ、「チャップリンのニューヨークの王様」のドーン・アダムス、「嵐の女」のマガリ・ノエル、「女の一生」のクリスチャン・マルカンという四人の国際スター。アフリカから三千キロの距離にあるソーブル群島中の一孤島にロケが行なわれた。製作はエドモン・T・グレヴィル。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エドモン・T・グレヴィル
- 主演クリスチャン・マルカン
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マイケル・ピトックの原作を彼自身が脚本にし、「吸血ゾンビ」のジョン・ギリングが監督した“殺しのライセンス”シリーズ第二作目。撮影はデイヴィッド・ホームズ、音楽はボブ・キングストンが担当。出演は「殺しの免許証」のトム・アダムス、「ニューヨークの王様」のドーン・アダムスのほかマイケル・リッパー、ティム・バレットなど。製作はジェームズ・ウオード。
サスペンス、 アクション
- 製作年1966年
- 製作国イギリス
- 時間88分
- 監督ジョン・ギリング
- 主演トム・アダムス
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イタリア映画「人間魚雷」「特攻魚雷作戦」などで映画化された、伊海軍フロッグメンに対する、英国側の対抗作戦を描いた作品。マーシャル・ピューの原作を「文化果つるところ」「マルタ島攻防戦」の脚本家ウィリアム・E・C・フェアチャイルドが脚色・監督。撮影監督は「マダムと泥棒」のオットー・ヘラー。美術監督はビル・アンドリュース、音楽ウィリアム・オルウィン。「嵐の中の青春」のローレンス・ハーヴェイが主演、「寝台の秘密」のドーン・アダムスが提督付婦人士官に扮する他、「キャンベル渓谷の激闘」のマイケル・クレイグ、ジョン・クレメンツ等が助演。イタリア側から「カルタゴの女奴隷」のジャンナ・マリア・カナーレや、マッシモ・セラート等が出演している。製作バートラン・オストラー。
アクション
- 製作年1958年
- 製作国イギリス
- 時間112分
- 監督ウィリアム・フェアチャイルド
- 主演ローレンス・ハーヴェイ
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ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1955年
- 製作国ドイツ,イタリア
- 時間---分
- 監督ドゥイリオ・コレッティ
- 主演クルト・ユルゲンス
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「危険な階段」の原作者フレデリック・ダールの原作を「狂った本能」のエドモン・T・グレヴィル監督が映画化したミステリー映画。脚本は原作者のダールと新人のマックス・モンタギュが担当。撮影は「雨のしのび逢い(1960)」のアルマン・ティラール、音楽は「危険な階段」のアンドレ・オッセン。出演者はドーン・アダムス、ジャン・セルヴェ、クロード・ブラッスールなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国フランス
- 時間92分
- 監督エドモン・T・グレヴィル
- 主演ドーン・アダムス