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ポスト・ヌーベルバーグの最重要人物の1人とされる夭逝の映画監督ジャン・ユスターシュが自身の少年時代を投影させて描いた自伝的作品。カンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した「ママと娼婦」に続く長編2作目で、ユスターシュにとっては最後の長編映画となった。
ペサックで暮らす13歳の少年ダニエルは優しい祖母や友人たちに囲まれて幸せな毎日を過ごしていたが、ナルボンヌに住む母と継父のもとへ引き取られることに。ダニエルは経済的な事情から学業を諦め、原付自転車修理店の見習いとして働き始める。
タイトルは詩人ランボーの同名の詩から採用された。特集上映「ジャン・ユスターシュ映画祭」(2023年8月18日~、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか)にて4Kデジタルリマスター版で上映。
ネット上の声
- きれいな瞳を捉えた、秀作。
- 子供と大人の狭間で…
- 少年映画の最高峰
- 親の都合で大人になる事を急かされた少年の鬱屈と性の目覚めを、瑞々しい映像と乾いた
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間123分
- 監督ジャン・ユスターシュ
- 主演マルタン・ローブ
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妻を他の男に与えそれを覗き見る老紳士と、反逆を企てるその妻の姿を描く。ピエール・クロソウスキーの原作『歓待の掟』の映画化で、製作はユベール・ニオグレ、監督はピエール・ズッカ、脚本・台詞はクロソウスキーとズッカの共同、撮影はポール・ボニス、音楽はエリック・ドゥマルサンが担当。出演はドニーズ・モラン・サンクレールほか。
ネット上の声
- アナクロニズムな感じが好きな人は好きでしょうが、わちゃわちゃやってるだけで学祭の
- かの大空翼氏に「ボールは友達…怖くない…」なる恐怖思想を植え付けたロベルト本郷氏
- ドニーズ・モラン・サンクレールが路面電車から街中と太った男に執拗に追いかけられる
- 去年開催された奇想天外映画祭vol.2で見逃してしまったスキャンダラスで甘
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ピエール・ズッカ
- 主演ピエール・クロソフスキー
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森の中でひと夏を過ごす、少年と2人の少女との間にくり広げられる、思春期における恋を描く。製作はフランコ・カンチェリエーリ、監督・脚本はピエル・ジュゼッペ・ムルジア、撮影はエリアス・ロター・スティッケルブルックス、音楽はピッポ・カルーソが各々担当。出演はララ・ウェンデル、マルティン・レーブ、エヴァ・イオネスコなど。
ネット上の声
- 悲劇のアダムとイヴ・イヴの世界を描く
- 大枚叩いて観る必要はないかな
- もう少し工夫すれば超芸術
- なぜ発禁なんだろう?
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間94分
- 監督ピエル・ジュゼッペ・ムルジア
- 主演ララ・ウェンデル