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戦時下の日本、一人の息子を兵士として送り出す家族の愛と葛藤。木下恵介監督が描く、戦争に翻弄される庶民の姿。
時代は太平洋戦争末期。ごく普通の日本の家庭、高木家。父・友之丞は陸軍大尉としての誇りを持ち、三人の息子たちもまた、国の為に戦うことを運命づけられていた。長男と次男は既に出征。そして三男・信彦にも召集令状が届く。息子の出征を誇らしく思う父と、ただ息子の無事を祈り、別れの寂しさに耐える母・わか。出征の日、駅のホームで見送る家族。走り出す汽車を、母はただ必死に追いかける。国策映画でありながら、戦争の影にある家族の愛情と悲しみを力強く描き出した木下恵介監督の傑作。ラストの母の姿は、観る者の胸を強く打つ。
ネット上の声
- 本作にある反戦メッセージは人類普遍のものです しかし本作には戦前の日本がなぜ無謀であっても戦争を起こしたのか 遺書にして残そうとした点で唯一無二の映画のように思います
- ブラックコメディーそのもの。演出家は分かってる。
- 『二十四の瞳』の理解のために必見の映画
- 抑制された、でも力強い反戦メッセージ
戦争
- 製作年1944年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督木下恵介
- 主演笠智衆
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「十七人の忍者 大血戦」の池上金男と「夜のバラを消せ」の監督舛田利雄が共同で脚本を執筆、舛田利雄が監督したアクションもの。撮影はコンビの山崎善弘。
アクション
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間101分
- 監督舛田利雄
- 主演石原裕次郎
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フランスのユリス・プロダクションのプロデューサー、ピエール・ルスタンが企画、日本篇は菊島隆三が脚本を執筆「悪の紋章」の堀川弘通が監督「林檎の花咲く町」の中井朝一が撮影した。イタリア篇はTVプロデューサーウゴ・グレゴレッティが監督、フランス篇は「新・七つの大罪」のクロード・シャブロルが監督、オランダ篇は「タンスと2人の男」のロマン・ポランスキーが監督したオムニバスもの。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国フランス,イタリア,日本,オランダ
- 時間109分
- 監督堀川弘通
- 主演浜美枝
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毎日新聞夕刊に連載された源氏鶏太の原作を「続思春期」の井手俊郎が脚色し、「愛情について」の千葉泰樹が監督している。撮影は「青色革命」の玉井正夫、音楽は「青春銭形平次」の黛敏郎。出演者は「白魚」の三津田健、小泉博、「愛の砂丘」の田村秋子、「都会の横顔」の有馬稲子、「青春銭形平次」の杉葉子、伊豆肇、木匠マユリなど。
- 製作年1953年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督千葉泰樹
- 主演三津田健
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- 製作年1964年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督堀川弘通
- 主演浜美枝
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「舞踏会の手帖」の型式で田中澄江が書き下した脚本を「野良猫」(東宝)の木村恵吾が監督した。撮影は木塚誠一。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督木村恵吾
- 主演高峰三枝子
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- 製作年1942年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督---
- 主演杉村春子