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イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニが「道」に続いてジュリエッタ・マシーナを主演に据え、ある娼婦の哀歓を描いた名作。不幸な境遇に置かれながらも、仲間に夢を語り明るく前向きに生きる娼婦カビリア。ある夜、有名な映画俳優が彼女を豪邸へ連れ帰るが、彼の元恋人が現れカビリアは追い出されてしまう。数日後、カビリアは見世物小屋で出会った青年オスカーに求婚されるが……。数々の苦難に巻き込まれても明るさを失わない主人公をマシーナが鮮やかに演じ、第10回カンヌ国際映画祭で主演女優賞に輝いた。第30回アカデミー賞では外国語映画賞を受賞。1966年には「スイート・チャリティー」というタイトルでブロードウェイ・ミュージカルとなり、シャーリー・マクレーン主演でハリウッド映画化もされた。1957年製作・公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- フェリーニ監督は薄幸の女性を描くのがうまい
- 少しフェリーニのこと判ったような気がした
- 近頃元気が足りない人、必見の映画。
- 表情豊かなヒロインが魅力の☆3つ
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間111分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演ジュリエッタ・マシーナ
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イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニの代表作のひとつで、旅回りの芸人たちの悲哀を描き、第29回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した古典的名作。貧しい家庭に生まれ育った知的障害の女性ジェルソミーナは力自慢の大道芸人ザンパノに買われ、彼の助手として旅回りに出る。粗暴で女好きなザンパノに嫌気が差したジェルソミーナは彼のもとから逃げ出すが、捕まって連れ戻されてしまう。そんなある日、2人はサーカス団と合流することになり、ジェルソミーナは綱渡りの陽気な青年と親しくなる。青年の言葉に励まされ、ザンパノのもとで生きていくことを決意するジェルソミーナだったが……。「アラビアのロレンス」のアンソニー・クインがザンパノ、フェリーニ監督の公私にわたるパートナーであるジュリエッタ・マシーナがジェルソミーナを演じた。1954年製作で日本では57年に劇場初公開。2020年、フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)でも上映。
ネット上の声
- かけがえのない小石に気づいたザンパノの涙
- 国際名優アンソニー・クインが強烈に印象的
- 過ぎ去ってから気づく、「愛の痛み」の映画
- ★二度と観たくない・・・(誉め言葉)★
知的障害、 不幸な結末のバッドエンド
- 製作年1954年
- 製作国イタリア
- 時間115分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演アンソニー・クイン
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イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニによる初の長編カラー作品。フェリーニの妻ジュリエッタ・マシーナが主演を務め、夫の浮気を疑い不安にさいなまれる主婦が夢と現実を行き来するファンタジックな物語を、万華鏡のような色彩美で描く。裕福な夫と恵まれた生活を送る平凡な主婦ジュリエッタ。しかし結婚15周年を迎えた夜、夫が寝言で他の女性の名前を呼んだことをきっかけに、彼の浮気を疑い始める。不安を抱える彼女は、夢と現実の世界を行き来するようになっていく。1964年製作で日本では66年に劇場初公開。フェリーニ生誕100年を記念した「生誕100年フェデリコ・フェリーニ映画祭」(2020年7月31日~8月20日=東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか)で4Kデジタルリマスター版が上映。
ネット上の声
- 長年連れ添った夫の浮気疑惑から不安に苛まれた平凡な主婦が夢と現実を行き来した末、
- え?オレで4人目?レビュー少なっ!
- 女性版は男性版よりも….
- 妹に会ったような印象
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間138分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演ジュリエッタ・マシーナ
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《ジンジャーとフレッド》という芸名で30年代に人気を博した芸人コンビが30年ぶりにテレビで再会する姿を描く。製作はアルベルト・グリマルディ。監督・脚本・原案は「そして船は行く」のフェデリコ・フェリーニ。共同脚本はトニーノ・グエッラ、トゥリオ・ピネリ、共同原案はトニーノ・グエッラ、撮影はエンニオ・グァルニエリ、トニーノ・デリ・コリ、音楽はニコラ・ピオヴァーニ、編集はニーノ・バラーリ、ウーゴ・デ・ロッシ、ルッジェーロ・マストロヤンニが担当。出演はジュリエッタ・マシーナ、マルチェロ・マストロヤンニなど。
ネット上の声
- フェリーニ作品は、『8 1/2』と『甘い生活』が1番好きですが、愛してやまないジ
- 2人は一体どんな人生を送ってきたんだろう
- マルッチェロ、またまた振られる!?
- 美しかったものは変わらない!
ヒューマンドラマ
- 製作年1985年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間128分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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イタリアのイザ・マーリ女史の自己の体験をもとにした小説『ローマ、マンテラーテ街』の映画化。「激しい季節」のスーゾ・チェッキ・ダミーコが脚色し、「ロミオとジュリエット(1954)」のレナート・カステラーニが監督した。アンナ・マニャーニとジュリエッタ・マシーナの初顔合せ。撮影は「刑事」のレオニダ・バルボーニ、音楽はロマン・ヴラド。出演は前記二女優のほか、新顔ミリアム・ブリュ、レナート・サルヴァトーリら。製作は「甘い生活」のジュゼッペ・アマート。
ネット上の声
- 自ら進んで監獄への出戻りを繰り返している姉御肌な女囚(アンナ・マニャーニ)が監獄
- ネオリアリズモの系譜を継ぐ女性映画
- チネマ・リトロバート映画祭にて
- まあまあだが、ちょいと長い
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国イタリア
- 時間110分
- 監督レナート・カステラーニ
- 主演ジュリエッタ・マシーナ
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フェデリコ・フェリーニ夫人として知られる女優ジュリエッタ・マシーナを主演に迎えた家族ドラマ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間88分
- 監督ジャン=ルイ・ベルトゥチェリ
- 主演ジュリエッタ・マシーナ
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ネット上の声
- フェリーニの映画の旅の始まり始まり~
- フェリーニの長編デビュー作
- 『カビリアの夜』でも思ったけど、フェリーニ作品の美しさは、集団が道をとぼとぼ歩い
- 男を踏み台にする性悪女とその女に惚れて婚約者を捨て、捨てたあとにも金をせびりに行
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国イタリア
- 時間96分
- 監督アルベルト・ラトゥアーダ
- 主演ペッピノ・デ・フィリッポ
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イタリアの巨匠フェデリコ・フェリーニが「女の都」を監督した際の現場の様子を描くドキュメンタリー。監督は「魔術師フェリーニ」で撮影を担当したフェルッキオ・カストロヌオーヴォ、撮影はパオロ・ドッターヴィ、音楽にルイス・エンリケス・バカロフ、編集はニコラ・ペッツィロが各々担当。出演はフェデリコ・フェリーニ、マルチェロ・マストロヤンニ、ジュリエッタ・マシーナ、アンナ・プルクナルなど。16ミリ。
ネット上の声
- 大量の人間、巨大セット、重機を魔術師のように操るフェリーニにとって、チネチッタは
- フェリーニの『女の都』の撮影現場を捉えたドキュメンタリー
ドキュメンタリー
- 製作年1980年
- 製作国イタリア
- 時間58分
- 監督フェルッキオ・カストロヌオーボ
- 主演フェデリコ・フェリーニ
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ズーデルマンの四部作『リトワニア物語』のひとつ『ヨンスとエルドメ』の映画化。「気まぐれバス」のヴィクトル・ヴィカスがロベルト・アドルフ・シュテムレと共同で脚色し、自ら監督した。撮影はイエラン・ストリンドベルイ。音楽はベルンハルト・アイヒホルン。出演は「崖」のジュリエッタ・マシーナ、「情婦ローズマリー」のカール・ラダッツ、「カラマゾフの兄弟」のリチャード・ベイスハートのほか、カリン・バール、アグネス・フィンクら。製作アルバート・ウルリッヒ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国ドイツ,イタリア
- 時間---分
- 監督ヴィクトル・ヴィカス
- 主演ジュリエッタ・マシーナ