山本周五郎の小説『季節のない街』を映画化した黒澤明監督初のカラー作品。戦後のスラムを舞台に、電車バカの六ちゃんを取り巻く市井の人々のエピソードが、互いに入り組みながらユーモラスかつ幻想的に展開してゆく。木下惠介、市川崑、小林正樹そして黒澤明という日本を代表する巨匠4人で結成した“四騎の会”の第1回作品。これまでギラギラした人間像を描き続けてきた黒澤監督が、本作では彼本来のやさしさに立ち戻り、市井の人々へ向けて温かいまなざしを投げかけ、見る者の心を和ませる。
ネット上の声
- クレヨンを買ってもらった名監督の迷作品!
- 冒頭から何なんだこれは!!??ブラボー?
- 今まで見た黒澤映画で一番好きです。
- 印象的だった、黒よりも黒い闇
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国日本
- 時間126分
- 監督黒澤明
- 主演頭師佳孝