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1920年代中国、封建的な染物屋で咲く禁断の愛。抑圧された若き男女の、悲劇的な運命の物語。
舞台は1920年代の中国の染物屋。若く美しい娘、菊豆(チュイトウ)は、年の離れたサディスティックな主人・楊金山のもとへ嫁がされる。毎夜続く虐待に耐える日々。そんな彼女の唯一の慰めは、主人の甥である実直な青年・楊天青の存在。やがて二人は許されぬ恋に落ち、密会を重ねる。そして、一人の赤ん坊の誕生。しかし、その子は世間的には金山の子。偽りの家族関係が、三人の運命を狂わせ、逃れられない悲劇へと導いていく。
ネット上の声
- 映画が芸術であることを強いる張芸謀
- チャン・イーモウ第3作目は不気味
- 鞏俐(コン・リー)は菩薩である
- ああ、観てよかった・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国中国,日本
- 時間94分
- 監督チャン・イーモウ
- 主演コン・リー
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辛亥革命前後の淅江省の農村を舞台に、動乱に奔弄される人々の人間模様を描く。『傷逝』『薬』などで知られる文豪魯迅の同名小説を基に陳白塵が脚色し、「紅楼夢」(62)などの舞台映画や「林則除」(59)の岑范が監督。出演は厳順開、ワン・スーヤ、李偉、朱莎など。
ネット上の声
- これが一昔前の中国映画だ
- ワンパータン
- 阿Qが疑いようもなく阿Qって顔してて素晴らしいと思った
- 魯迅の『故郷』同様に、最後の独白が考えさせられる
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国中国
- 時間120分
- 監督ツェン・ファン
- 主演イエン・シュン・カイ
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西安映画製作所の所長として、チャン・イーモウやチェン・カイコーらニューウェイブ監督を積極的に世に送り出してきたことでも評価の高いウー・ティエンミンの監督デビュー作。文化大革命期を舞台に、老人、中年、青年の三世代の精神史をそれぞれの恋愛をからめながら描く。河やいかだの上など限定された舞台空間の中で強烈なヒューマニズム感覚を、いささかの伝統的話法にも頼ることなく描き上げているところが見どころ。主役の老人を演ずるのは現代中国映画界きってのベテランで、「菊豆」にも出演したリー・ウェイ。
ネット上の声
- ウー・ティエンミン監督作品!
- 【詳述は、『黄色い大地』欄で】文革で肥ゆる偽善者と、虐げられ·自由奪われ·不運続
- 83年製作にしては古くさい演出だけど、主役のオッサン俳優のおかげで好感度高し
- いわゆる文革批判の作品群のうちのひとつ
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国中国
- 時間90分
- 監督ウー・ティエンミン
- 主演リー・ウェイ
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何かを見つけるためにさすらい続ける青年を描く。盗賊団と知り合った青年は、彼らのねぐらに連れていってもらう。
- 製作年1984年
- 製作国中国
- 時間97分
- 監督ユウ・ペンジョン
- 主演ワン・シーホアイ
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中国で解放政策が進み、第五世代の若手監督たちが活躍し始めていた1986年に製作された、女流監督のワン・チュンチョン監督の作品。恵まれない悲しい恋を描いていく。女子大生と娼婦の二役を演じたリー・シウミンの熱演が印象深い一篇。
- 製作年1986年
- 製作国中国
- 時間102分
- 監督ワン・ジョルジョン
- 主演リー・シウミン