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16歳の少女、四国八十八箇所巡礼の旅へ。母を捨て、家を捨て、自分を探すあてのない放浪。
1972年の日本。複雑な家庭環境に苦しむ16歳の少女。ある日、彼女は全てを捨て、亡き母の故郷である四国へと一人旅立つ。それは、お遍路さんの白装束を身にまとった、あてのない放浪の始まり。旅の途中で出会う人々との束の間の交流と、避けられない別れ。孤独の中で少女が見つめる、人生の重さと生きることの意味。観る者の心に深く染み入る、痛切な青春の記録。
ネット上の声
- 2000人近いオーディションを勝ち抜いた高橋洋子(エヴァの曲の人では無いです)の
- 「約束」と同じ監督 壮年と若者と情景
- 「私はこの重さを嫌ってるんじゃないの」
- あたしが太陽と風と土の臭いになっていく
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督斎藤耕一
- 主演高橋洋子
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信じた男に裏切られ、地獄の女子刑務所へ。復讐の化身「さそり」となった女の、壮絶なる怨念の物語。
刑事の恋人・菅野に裏切られ、殺人犯の濡れ衣を着せられた松島ナミ。送られた女子刑務所で待っていたのは、看守や囚人たちからの非道なリンチ。しかし、いかなる仕打ちにも決して屈しないナミ。その胸に燃えるのは、自分を陥れた者たちへの激しい復讐心のみ。やがて「さそり」と呼ばれるようになった彼女は、脱獄を決行。怨念をその身に刻み、たった一人で巨大な権力に立ち向かう執念の記録。
ネット上の声
- やりたい放題だけどすべてが斬新、むかしの映画って監督のやりたいことがきっと全部叶
- ☆マッド・ハイジ公開記念:多分インスパイアされてる「さそり」過去レビュー
- さそりがめちゃくちゃかっこいい。緑や赤のライティングを場面の中で切...
- 昭和も大変だった史紐解き鑑賞第二弾
暴動、 刑務所、 サスペンス
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督伊藤俊也
- 主演梶芽衣子
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日本古代史の謎〈耶馬台国〉の女王・卑弥呼を捲きこんだ土着民と征服民という二つの勢力の宗教的な争い通して日本人の根源的な美意識を描く。脚本は「札幌オリンピック」の富岡多恵子、監督は脚本も執筆している「化石の森」の篠田正浩、撮影は「薔薇の葬列」の鈴木達夫がそれぞれ担当。
ネット上の声
- ひところ流行ったアングラ芝居のインパクトがあり過ぎて内容がなかなか、頭に入ってこ
- 篠田正浩が亡くなったと知って、一本も観てなかったなと思って
- "あなたの為に私の神を捨ててもいい"
- 巫女様はパック中♡
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督篠田正浩
- 主演岩下志麻
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60年代の日本において、アンダーグラウンドの発信地にして政治活動の中心地であった新宿の息吹を、セミ・ドキュメンタリータッチで描いた異色作。横尾忠則、唐十郎など、当時の日本のカルチャー・シーンを代表するアーティストが多数実名で出演。手持ちカメラを駆使したリアリティーあふれる映像が、幻想と現実が交錯した難解な世界を作り上げる。
ネット上の声
- 本作は新宿での再度の暴動を煽動し、最終的には日本に革命を起こすのだと主張する映画だ だからラストシーンがああなのだ
- これは20代の頃ビデオで観たっきりなんですけど、大島渚監督の初期の頃の作品が何本
- 難解な映画だったので未だまとまっていないが,現時点で引っかかってい...
- 大島渚の新宿ヌーウ゛ェル青春コラボ日記
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督大島渚
- 主演横尾忠則
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ネット上の声
- 心中したい理由、シチュエーションなどすべて現在ではあり得ない設定なので一歩引いて
- 強風で波立つ砂浜と、そこに横たわる廃船、棒のような人物たちのロングショットがカッ
- スクリーンで若松孝二作品観るのは初めてかもしれない
- 生きてるのは寒いって表現凄いしつかっていきたい
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督若松孝二
- 主演横山リエ
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江戸の初め慶長年間に出現したといわれる湯女風呂を舞台にした風俗映画。脚本は中村努と「穴場あらし」の太田昭和。監督太田昭和。撮影は「顔役(1971)」の牧浦地志がそれぞれ担当。
- 製作年1971年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督太田昭和
- 主演川崎あかね