全6作品。マイケル・J・ポラードが出演した映画ランキング

第二次大戦下、捕虜と象の奇想天外なアルプス越え。自由を求め、雪と氷の山脈に挑む決死の逃避行。

第二次世界大戦末期のドイツ。捕虜収容所に、近くの動物園から一頭の象ルーシーが運び込まれる。アメリカ人捕虜のブルックス大尉は、この象こそが自由への鍵だと直感。ルーシーと共に収容所を脱走し、中立国スイスを目指すという無謀な計画の実行。背後からはドイツ軍の執拗な追跡。目の前には、雪と氷に閉ざされたアルプスの険しい山々。男と象の奇妙なコンビによる、壮大なスケールの脱出劇。

故郷に帰った男を待っていたのは非情な支配と家族の死。鬼才ルチオ・フルチが描く、血と復讐のマカロニ・ウエスタン。

ゴールドラッシュ後のアメリカ西部。探鉱者のトムは、数年ぶりに故郷の土を踏む。しかし、町は冷酷なスコット親子に支配され、実家は廃墟と化していた。家族の身に何が起きたのか、真相を探るトムを待ち受けるのは、スコット家の狂気に満ちた暴力と、隠された衝撃の真実。鞭打たれ、尊厳を奪われた男の怒りが爆発する時、荒野は血の海と化す。壮絶な復讐劇の幕開け。

第二次大戦下のイギリス田舎町に、突如現れた米軍基地。古き良き英国と陽気なアメリカ、二つの文化が衝突するドタバタコメディ。

第二次世界大戦末期のイギリス。のどかな田園地帯に、突如としてアメリカ空軍の基地が建設。派手で陽気、そして物資豊富なアメリカ兵たちが、静かで伝統を重んじる村の生活に乱入。コーラやジーンズ、ジャズといった未知の文化は、村人たち、特に若者の心を瞬く間につかむ。しかし、その一方で、価値観の違いから巻き起こる勘違いや騒動の数々。村のパブを舞台に、アメリカ流の商魂たくましい兵士と、古風な村人たちの間で繰り広げられる、奇妙で温かい異文化交流の顛末。

「ヘルハウス」「小さな目撃者」などで知られるジョン・ハウによるブラック・コメディ・ホラー。出演に、ロッド・スタイガー、マイケル・Ｊ・ポラードなど。

プロ・オート・レーサーの若者たちに焦点をあわせながら、現代アメリカの断面を衝く。製作はアルバート・Ｓ・ラディ、監督は「裸のランナー」のシドニー・Ｊ・フューリー、脚本をチャールズ・イーストマン、撮影はラルフ・ウールジー、美術をラリー・ポール、編集はアーダイル・ネルソン・ジュニア、レーサー用革服デザインをピエール・カルダンがそれぞれ担当。出演は「明日に向かって撃て！」のロバート・レッドフォード、「脱走山脈」のマイケル・Ｊ・ポラード。その他、新人ローレン・ハットン、ノア・ビアリー、ルシル・ベントン、セーラー・セント・ジョンなど。テクニカラー、パナビジョン。1970年作品。

一八八〇年のニュー・メキシコの大平原を背景に、女だけの強盗団とそれと対決する女牧場主と四人の弟たちを描く。製作はレイモン・エジェ、フランシス・コーヌ、監督はクリスチャン・ジャック。マリー・アンジェ・アニエスとジャン・ヌムールの原案をギイ・カザリル、クレマン・ビドル・ウッド、ダニエル・ブーランジェの三人で脚色、撮影はアンリ・ペルサン、音楽はフランシス・レイが各々担当。出演はブリジッド・バルドー、クラウディア・カルディナーレ、マイケル・Ｊ・ポラード、ミシュリーヌ・プレール、パティ・シェパード、テレサ・ジンペラ、エンマ・コーエン、フランス・ドゥニャックなど。