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アメリカで実際にあったエピソードを基に、白血病に冒された少女と彼女のクラスメイトたちの厚き友情を描いたヒューマン・ドラマ。監督は「大安に仏滅!?」の和泉聖治。脚本は、「大安に仏滅!?」の布勢博一と「曖・昧・Me」の伊藤尚子の共同。撮影を「大安に仏滅!?」の安藤庄平が担当している。主演は、故三船敏郎の愛娘で映画初出演の三船美佳。文部省選定、厚生省、骨髄移植推進財団推薦作品。
ネット上の声
- 淡々と、しみじみと、いろいろありますなぁ。
- イヴモンタン(町工場の似合わないこと!)のいつもの微笑みが、ずっと不安げに、泣く
- クロードソーテの友情
- クロード・ソーテ監督、フィリップ・サルドの音楽、このコンビの作品はいつもフランス
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督クロード・ソーテ
- 主演イヴ・モンタン
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アンゲロプロス監督が「シテール島への船出」の後にマストロヤンニを主演に迎えて描いたかつての活動家の最後の旅。教師のかたわら、父を継いで蜂飼いの旅を続けてきた初老の男が、娘の結婚式を家族との別れに旅立った。蜜蜂を連れて昔の仲間を訪ねて廻る途中、ひとりの少女に出会うのだが……。ギリシャ語をひとことも話せない大スター、マストロヤンニが全編吹き替えで絶望のギリシャ男に挑んだ。アンゲロプロス監督とはこの後「こうのとり、たちずさんで」で再び組む。
ネット上の声
- これまで観てきたアンゲロプロスの作品の中で、1番分かりやすくて、1番好きになれな
- 年老いてからの一人旅は、……
- 過去の旅人
- キスの手前を突然横切る列車がゾエトロープのようで、不意を突かれたドラマチックな美
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国ギリシャ,フランス,イタリア
- 時間122分
- 監督テオ・アンゲロプロス
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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19世紀末のパリを舞台に、実在した伝説の娼婦マリーをめぐる愛憎劇を描く。監督はフランスの名匠ジャック・ベッケル。美しいブロンドの髪を兜型に結っていることから、黄金の兜と呼ばれる娼婦マリー。彼女にはロランという情夫がいたが、彼への恋心は冷め、気まずくなっていた。ある日彼女は、カフェで仕事をしていた大工のマンダと恋に落ちる。激しい決闘の末、マンダはロランを殺してしまい、マリーを連れて逃亡するのだが……。
ネット上の声
- 2人が何故あそこまで深く愛し合ったのかが最後まで掴めず…
- はかなく、美しい幸福に涙
- コントロールではなく密着
- ノワール!ノワール!
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演シモーヌ・シニョレ
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新鋭推理作家ピエール・ルズーの同名の小説からわが国には初めてながら、名匠のジャン・ピエール・メルヴィルが脚色、演出もした暗黒もの。撮影は、ニコラ・エイエ、音楽はポール・ミスラキが担当した。出演者は「大盗賊」のジャン・ポール・ベルモンド。他にセルジュ・レジアニ、ジャン・ドザイ、ミシェル・ピッコリ、新人女優のフェビエンヌ・ダリ、モニーク・エネシーら。
ネット上の声
- よく知らないけど、なんだかカッコ良さそう映画だなぁ~と思って観るとたいてい失敗す
- フィルム・ノワール仕立てのミステリー
- メルヴィルの推理ノワール、雨
- 美しすぎるフィルム・ノワール
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間109分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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「太陽が知っている」「夕なぎ」のロミー・シュナイダーが出演し、「情婦マノン」「恐怖の報酬」などで知られる名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督により製作されるはずだった幻の映画「地獄」に関するドキュメンタリー。
1964年に製作が開始されるも、監督が病に倒れるなどの悲劇に見舞われ未完となってしまった同作について、残されたフィルムと関係者の証言を集めた。妻の浮気を疑う夫の妄想を表現しためくるめくような映像や、シュナイダーが一糸まとわぬ姿で線路に横たわるシーンなどが収められ、断片的でありながらも強い印象を残すビビッドな色彩と実験的手法を垣間見ることができる。また、独特なメイクで濃艶な表情を見せる一方で、カメラテストなどのオフショット映像からは、天使爛漫な姿のシュナイダーも見ることができる。「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」(2022年8月5日~25日/Bunkamuraル・シネマ)にて劇場初公開。
ネット上の声
- ロストインラマンチャ的な作品だが、風車に挑むことすら頓挫する方が笑...
- アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督の未完の作品「地獄」についてのドキュメンタリー
- 木乃伊取りが木乃伊に…
- 映画監督という仕事
ドキュメンタリー
- 製作年2009年
- 製作国フランス
- 時間94分
- 監督セルジュ・ブロンベルグ
- 主演ロミー・シュナイダー
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ヴィクトル・ユーゴーの原作を「みどりの学園」のジャン・ポール・ル・シャノワ監督が映画化した作品。脚色はルネ・バルジャヴェルとル・シャノワの共同。撮影をジャック・ナトーが受けもっている。音楽ジョルジュ・ヴァン・パリス。出演するのは「可愛い悪魔」のジャン・ギャバン、「殺意の瞬間(1956)」のダニエル・ドロルム、ベルナール・ブリエ、フェルナン・ルドウ、セルジュ・レジアニ、アンドレ・ブールビル、シルヴィア・モンフォール、ベアトリス・アルタリバ、ジャンニ・エスポジト、ジミー・ウルバン等。テクニカラー・テクニラマ。オリジナルは217分。
ネット上の声
- Geoで棚を見て回っているとき、ふと目に留まって
- ジャン・ギャバンのはとりあえず観るべき
- 一つだけ大事なことがある。それは…
- 買っちゃった!!買っちゃった!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間186分
- 監督ジャン=ポール・ル・シャノワ
- 主演ジャン・ギャバン
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十八世紀のアべ・プレヴォーの小説『マノン・レスコー』を現代の物語にしたもので、監督はアンリ・ジョルジュ・クルーゾー。ラストの、射殺された恋人の死体をさかさにかついで砂漠をさまよい歩くシーンが特に有名。
ネット上の声
- ファム・ファタールを演じたセシル・オーブリーの不思議な魅力とクルーゾー監督の緊迫感ある重厚な演出
- ファム・ファタールを描いたことで有名なアベ・プレヴォ「マノン・レスコー」の原作を
- 終盤、逃亡に疲れたマノンの服がぼろぼろになっており左胸(脇とデコルテ付近)が露わ
- ハティクヴァが流れるから単純な反戦映画だと思っていた。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演ミシェル・オークレール
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『火薬に火を』を書いたジャック・ロベールの小説の映画化。脚色は原作者とジュリアン・デュヴィヴィエがあたり、監督は「私の体に悪魔がいる」のデュヴィヴィエ。撮影は「夜の騎士道」のロベール・ルフェーヴル、音楽はジャン・ヤトヴが担当。出演は「奥様にご用心」のダニエル・ダリュー、「レ・ミゼラブル」のベルナール・ブリエ、セルジュ・レジアニ、「死刑台のエレベーター」のリノ・ヴァンチュラ、他にポール・フランクール、ノエル・ロックヴェール等。
ネット上の声
- ◎フランスの名花ダニエルダリューの美貌!
- 人間とは『ゆれる』ものである
- ナチスへの密告者のためにレジスタンス運動のリーダーが殺害されたことを知り、15年
- 密室劇の完成度は照明含め、映画の特権が如何に空間設計を好転させているかである
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ポール・ムーリス
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脚本家から最近監督に進出したアンドレ・カイヤットの一九四九年作品。カイヤット書卸しのストーリーを「霧の波止場」「悪魔が夜来る」「高原の情熱」のジャック・プレヴェールが脚色し台詞も執筆。出演者は「情婦マノン」のセルジュ・レジアニと「密会」のアヌーク・エーメを恋人役に、「霧の波止場」「高原の情熱」のピエール・ブラッスール、「バラ色の人生」のルイ・サルー、「大いなる幻影」のマルセル・ダリオ、シャンソン歌手として有名だったマリアンヌ・オスワルド等が主要な役柄を演じる。撮影はアンリ・アルカン。音楽は「モロッコ守備隊」のジョゼフ・コスマ。
ネット上の声
- 『ロミオとジュリエット』のロミオの代役とジュリエットの代役が実生活でもロミジュリ
- シェイクスピアの古典作品『ロミオとジュリエット』の翻案作品は数多存在するが、この
- 現代版ロミオとジュリエットなら、ディカプリオの方じゃなくて、断然こっちが好き
- 16歳のアヌーク、エーメは綺麗でかつ大人顔でした
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演セルジュ・レジアニ
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ネット上の声
- 名作の香り
- シャンソンの名曲『枯葉』がこの映画でジョセフ・コズマの作曲、詩人で脚本家のジャッ
- 今日ではジャズのスタンダードナンバーとして名高い、シャンソンの代表曲「枯葉」をタ
- 工作員仲間の死を伝えに来た主人公が、行く先々で「運命」と名乗る男に翻弄され、次第
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督マルセル・カルネ
- 主演ピエール・ブラッスール
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「旅路の果て」のジュリアン・デュヴィヴィエが、自ら脚本を書卸し、監督した一九四九年作品。台詞はアンリ・ジャンソンが担当している。撮影はヴェテラン、ヴィクトル・アルムニーズ。「火の接吻」のセルジュ・レジアニ、新人のシュザンヌ・クルーティエを中心に、「我が父我が子」のシュジィ・プラン、モニーク・メリナン、ジャン・ダヴィらが出演する他、デュヴィヴィエの選んだニュウ・フェイス少女達が多数出演している。
ネット上の声
- 感化院という閉鎖的空間での少女の連帯(援護射撃)は、かの名作『制服の処女』を想起
- 分かりやすい設定、分かりやすいテーマ、分かりやすい展開
- 人が入れない領域を意味するのか
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演シュザンヌ・クルーティエ
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『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーン初主演作。ひょんなことから将軍暗殺計画に巻き込まれてしまう姉妹の姿を描く。ビデオタイトル「オードリー・ヘプバーンの初恋」。
ネット上の声
- 私の最好き映画『ブラザーサン・シスタームーン』でお母さん役だったイタリアのヴァレ
- “安心できるのは、秘密を知る者と知らぬ者”
- 最悪の”初恋”の人
- なかなかなの良作
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ソロルド・ディキンソン
- 主演ヴァレンティナ・コルテーゼ
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フランスの作家フレデリック・ダールの小説で、脚色と台詞は「男の争い」に出演し、この映画で第一回の演出をしているロベール・オッセンが「花咲ける騎士道」のルネ・ウェレルと共同して担当している。撮影は「赤と黒(1954)」のミシェル・ケルベ、主演は「愛の交響楽」のマリナ・ヴラディ、「その顔をかせ」のアンリ・ヴィダル、「想い出」のセルジュ・レジアニ。助演は、「女性の敵」のマルト・メルカディエ、「嘆きのテレーズ」のジャック・エデュビィ、「七つの大罪」のロベール・ダルバン。
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ロベール・オッセン
- 主演セルジュ・レジアニ
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第2次大戦のゲリラ戦を描いた戦争アクションドラマ。監督は「私もあなたもキスする」のレオポルド・サヴォーナ、役自身とジノ・デ・サンクティスが脚本、クローディオ・ラッカが撮影を、音楽は「危険なデイト」のアルマンド・トロヴァジョーリが担当した。出演者は「リバティ・バランスを射った男」のジャック・パランス、「いぬ」のセルジュ・レジアニ、「黒い砦」のフォルコ・ルリ「ロベレ将軍」のジョヴァンナ・ラリなど。
アクション
- 製作年1962年
- 製作国イタリア
- 時間84分
- 監督レオポルド・サヴォーナ
- 主演ジャック・パランス