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新作に行き詰まる天才映画監督。現実と幻想が交錯する、創造の苦悩と魂の再生を描く傑作。
舞台はイタリアの温泉療養地。新作の構想が全く浮かばず、スランプに陥った映画監督グイド。プロデューサーからの催促、俳優たちからの期待、そして妻と愛人との間で揺れ動く心。現実から逃避するように、彼は幼少期の記憶や幻想の世界へと沈んでいく。果たして彼は創造の危機を乗り越え、映画を完成させられるのか。芸術家の彷徨える魂の記録。
ネット上の声
- 男は40歳を過ぎると否応なしに惑う生き物になるものなのだ・・・
- 自分の感じた心象風景を喜劇映画がした作品。
- 「私が映画だ」と、フェリーニは言った。
- 「グイド」の贈り物。語り合えと囁く。
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国イタリア
- 時間140分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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1950年代ローマ、退廃と虚無に溺れるゴシップ記者の7日間。真実の愛と人生の意味を求める魂の彷徨。
舞台は1950年代後半、経済的奇跡に沸くローマ。ゴシップ記者マルチェロは、セレブたちのスキャンダルを追いかけ、夜な夜な開かれる豪華なパーティーに身を投じる日々。刺激的だが空虚な「甘い生活」の中で、彼は真の幸福や知的な充足感を渇望。そんな彼の前に現れる、純真無垢な少女や謎めいた美女。退廃的な日常と理想との間で揺れ動くマルチェロが、自らの生き方を見つめ直す決断を迫られる、ある一夜の出来事。
ネット上の声
- 過去に観た名作のレビューを今頃書いてみるの巻
- 「苦い生活」に重なる少女の微笑みと波の音
- タイトルから想像した話とはかなり違った
- 巨匠の名にふさわしいさすがの映像。
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間185分
- 監督フェデリコ・フェリーニ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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フランス・アニメーションの巨匠ポール・グリモーが描く、詩情と風刺に満ちた珠玉の短編集。
フランス・アニメーション界の至宝、ポール・グリモー。その独創的な世界観が凝縮された短編集。鳥や動物、人間たちが織りなす物語は、時にユーモラスで、時に辛辣な社会風刺を内包。権力者を皮肉る『小さな兵隊』、戦争の愚かさを描く『音符のダイヤモンド』など、シンプルながらも深いメッセージが込められた作品群。手描きならではの温かみのあるタッチと、詩的な映像美が観る者の心を捉える。アニメーションの原点とも言える、時代を超えて愛される芸術作品の数々。
ネット上の声
- 原題「ターニングテーブル」
- カメラを動かすより、キャラクターを動かすことによって、アニメーションがいかに創造
- 子供の頃、何度も観たはずなのに暗い話が多かったせいか断片的なイメージしか思い出せ
- 幻想的でどことなくセンチメンタル?になる雰囲気がたまらなく好きです
アニメ
- 製作年1998年
- 製作国フランス
- 時間79分
- 監督ポール・グリモー
- 主演アヌーク・エーメ
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過去の愛の記憶を胸に、惹かれ合う男と女。フランスの海岸で紡がれる、切なくも美しい大人の恋物語。
舞台は冬のフランス、ドーヴィル。カーレーサーの男と、映画のスクリプターの女。それぞれが亡き配偶者への想いを抱えながら、子供の寄宿学校で偶然の出会い。週末ごとに会う約束を交わし、次第に心を通わせていく二人。しかし、幸せな時間の裏には、消せない過去の影。新しい愛へと踏み出すことへの戸惑いと葛藤。二人が選ぶ未来の行方。
ネット上の声
- 娘を持つ母親(アヌーク・エーメ)と息子を持つ父親(ジャン=ルイ・ト...
- 1966年の作品なので映像はもちろん古いけど
- 感性の高まり〜美しき愛の世界に同化する
- 映像美と音楽で鳥肌が立ってきます
恋愛
- 製作年1966年
- 製作国フランス
- 時間104分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演アヌーク・エーメ
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20世紀初頭のパリ。夭折の天才画家モディリアーニ、その愛と芸術に捧げた、あまりにも短い生涯の記録。
舞台は1919年のパリ、モンパルナス。才能に溢れながらも、その画風を理解されず酒に溺れる日々を送る画家モディリアーニ。彼は画学生ジャンヌと運命的に出会い、激しい恋に落ちる。彼女をモデルに次々と傑作を生み出すが、生活は困窮を極め、病魔が彼の体を蝕んでいく。愛する人のために絵を描き続けるモディリアーニ。彼の魂の叫びがキャンバスに刻まれる、悲しくも美しい最後の輝き。
ネット上の声
- 主役の男優さんがとてもいいです☆3.5
- 終わった後息が止まる作品
- モジってあだ名はかわいい
- こわいラスト・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間108分
- 監督ジャック・ベッケル
- 主演ジェラール・フィリップ
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港町ナントで、7年前に姿を消した恋人を待ち続けるキャバレーの踊り子ローラ。運命が交錯する、切なくも美しい恋愛譚。
1960年代、フランスの港町ナント。キャバレーの踊り子ローラは、7年前に姿を消した恋人ミシェルを待ち続ける日々。そんな彼女の前に現れる、かつての幼なじみで今は平凡な生活に退屈するローラン。彼はローラに想いを寄せるが、彼女の心はミシェルにある。さらに、ローラに惹かれるアメリカ人水兵フランキーも登場し、人々の想いは複雑に絡み合う。偶然の出会いとすれ違いが織りなす、恋の行方。果たしてローラは、愛する人と再会できるのか。運命と恋の物語。
ネット上の声
- ひた向きで純粋、そして妖艶なローラはアヌーク・エーメ以外は演じられ...
- 初恋は甘酸っぱい思い出ではなく成就したい恋だった
- 映画のようなストーリー、の洒落た見せ方
- ジャック・ドゥミ、鮮烈なる長編第1作
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間85分
- 監督ジャック・ドゥミ
- 主演ジャック・アルダン
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ローマに暮らす弁護士フェデリコは友人レンゾの婚約者カルラに心を奪われる。その後、カルラはレンゾから一方的に婚約破棄を言い渡される。レンゾはカルラがコールガールである証拠を掴んでいた。その後、誤解が解け、カルラはフェデリコと結婚することに。しかしフェデリコも彼女を疑い始めて……。誤解が生んだ悲劇を描くドラマ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間115分
- 監督シドニー・ルメット
- 主演オマー・シャリフ
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53年の時を経て、伝説の恋人たちが再会。記憶を失いかけた男と、彼を愛した女が紡ぐ、人生最良の物語。
かつてカーレーサーとして名を馳せたジャン=ルイは、今や老人ホームで過去の記憶の中に生きる日々。彼が鮮明に覚えているのは、53年前に愛した女性アンヌのことだけ。息子の計らいで、ふたりは再会。記憶はおぼろげでも、アンヌを前にしたジャン=ルイの心はときめきを取り戻す。過去と現在が交錯し、ふたりが語り合うのは、愛の記憶と人生の輝き。伝説の物語の、その先の感動的な結末。
ネット上の声
- 人生はタイミングだが幸せは最期まで訪れる
- アヌーク・エーメの美しさに再会。
- 相変わらずのフランス映画
- 人生はタイミングなのさ…
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演アヌーク・エーメ
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暗い獄窓に不毛の歳月を数えた一女性の出獄後の第二の人生に賭ける生きざまを描く。製作・監督・脚本は「男と女の詩」のクロード・ルルーシュ、撮影はジャック・ルフランソワ、音楽はフランシス・レイが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、アヌーク・エーメ、ジャン・ジャック・ブリオ、ニエル・アレストラップ、コレット・ボードなど。
ネット上の声
- ルルーシュにしては、話のしっかりした作品ではあるが、その話がいかにも作り物じみて
- 10代の頃、映画雑誌に「昼顔」のカトリーヌ・ドヌーヴの裸像が載り興味を持った
- 16 年も獄中にいた過去ある女性をカトリーヌ・ドヌーヴが主演
- クロード・ルルーシュ監督作
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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独裁者の支配する城から、絵の中の恋人たちが脱出を試みる。愛と自由をかけた戦いを描く、フランスアニメーションの金字塔。
舞台は、巨大な城に君臨するわがままな暴君シャルル王が支配するタキカルディ王国。王は、城に飾られた絵の中の美しい羊飼いの娘に恋をする。しかし、彼女には煙突掃除の恋人がいた。王から逃れるため、二人は絵の中から現実の世界へと飛び出す。王は巨大なロボットや警察を動員し、執拗に二人を追跡。彼らの味方は、自由を愛するおしゃべりな鳥だけ。圧政に苦しむ民衆と鳥の助けを借り、愛と自由を取り戻すための壮大な戦いが今、始まる。
ネット上の声
- 個人的には王と鳥の方が良かったけどジブリの原点と思いながら見るとどっちも何回も見
- 「王様と鳥」と言うタイトルでリマスター。
- 宮崎駿氏に影響を与えたという有名な作品
- コッチのDVD化も希望
アニメ
- 製作年1952年
- 製作国フランス
- 時間66分
- 監督ポール・グリモー
- 主演ロジェ・ブラン
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言葉なく交わされる、将校とブルジョワ令嬢の禁断の恋。その官能と死の香り。
19世紀フランスの地方都市。あるブルジョワ家庭に下宿することになった若き将校。彼が出会ったのは、その家の美しくも謎めいた娘、アルベルティーヌ。厳格な両親の監視のもと、二人は言葉を交わすことなく、ただ熱い視線だけで互いの心を確かめ合う。やがて、深紅のカーテンが揺れる部屋で始まった、危険で官能的な秘密の関係。しかし、その禁じられた愛は、甘美な死の香りを纏っていた。息詰まる沈黙の先で二人を待ち受ける、あまりにも衝撃的な結末。
- 製作年1952年
- 製作国フランス
- 時間44分
- 監督アレクサンドル・アストリュック
- 主演アヌーク・エーメ
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殺人を犯し、追われる男。ナポリの港で出会った運命の恋は、逃避行か、それとも破滅への序曲か。
殺人の罪で警察に追われ、パリからイタリアのナポリへ逃亡した男、マリオ。彼は南米へ向かう船を待つ間、身を潜めていた。絶望と焦燥の中、彼は歯科助手のグロリアと出会う。退屈な日常から抜け出したいと願う彼女と、過去から逃れたいマリオ。二人は瞬く間に惹かれあい、炎のような激しい恋に落ちる。グロリアと共に新しい人生を始めることを夢見るマリオ。しかし、彼の背後には警察の捜査網が着実に迫っていた。愛が深まるほど、破滅の影もまた色濃くなる。束の間の幸福と、常に付きまとう死の恐怖。果たして、二人の「火の接吻」は、未来を照らす光となるのか。
ネット上の声
- 『ロミオとジュリエット』のロミオの代役とジュリエットの代役が実生活でもロミジュリ
- シェイクスピアの古典作品『ロミオとジュリエット』の翻案作品は数多存在するが、この
- 現代版ロミオとジュリエットなら、ディカプリオの方じゃなくて、断然こっちが好き
- アヌーク・エーメ最高!アヌーク・エーメ大好き!
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演セルジュ・レジアニ
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「殺人狂想曲」のジュリアン・デュヴィヴィエ監督が、エミール・ゾラが一八八二年に書いた「ごった煮」をもとに作った作品。意をこらした時代風俗絵巻のなかに、十九世紀パリ・プチブル階級の男女関係が、皮肉まじりに描かれる。脚色はデュヴィヴィエ、レオ・ジョアノン、「愛情の瞬間」のアンリ・ジャンソンの三人。台詞はジャンソン。撮影を「ノートルダムのせむし男」のミシェル・ケルベ、音楽をジャン・ヴィーネ、美術をレオン・バルザックがおのおの受けもっている。出演者は「モンパルナスの灯」のジェラール・フィリップとアヌーク・エーメ、「夜の放蕩者」のダニエル・ダリュー、「リラの門」のダニイ・カレルの他、クロード・ノリエ、ミシュリーヌ・リュシオニ等。製作ロベール及びレイモン・アキム。
ネット上の声
- 19世紀パリ、ブルジョワたちの恋模様
- 19世紀パリ恋愛絵巻
- 楽しさいっぱいです
- 男心と女心
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間116分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演ジェラール・フィリップ
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アカデミー外国語映画賞やカンヌ映画祭グランプリなど数々の映画賞に輝き、66年に日本公開された「男と女(1966)」の続篇。20年前に愛し合っていたカップルが再会して、再び恋に悩む姿を描く。製作・監督・脚本・撮影は「愛と哀しみのボレロ」のクロード・ルルーシュ、音楽はフランシス・レイが担当。出演は前作の主演アヌーク・エーメ、ジャン・ルイ・トランティニャン、エヴリーヌ・ブイックスほか。
ネット上の声
- 悪くはないけど、、蛇足感が否めません。
- 思い通りに咲かせるのはむずかしい
- 2はあんまり入り込めなかったー🤔
- そのメロディを口ずさんでも
ヒューマンドラマ
- 製作年1986年
- 製作国フランス
- 時間112分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演アヌーク・エーメ
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製作はこの映画撮影中に死去したアレクサンダー・ガルパースン、監督は「情熱の友」の製作者ロナルド・ニームが担当した一九四九年アーサー・ランク提供作品。ヴィクター・キャニングの原作より、原作者自身と、監督のニームと「落ちた偶像」のレスリー・ストームとが共同脚色した。撮影には「熱砂の掟」のオズワルド・モリス、作曲には「邪魔者は殺せ」のウィリアム・オルウィンが当たる。主演は「情熱の友」のトレヴァー・ハワードと「火の接吻」のアヌーク・ニイメで、「絶壁の彼方に」のハーバート・ロム、マイルス・マレスン、ワルター・リラらが助演する。
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1949年
- 製作国イギリス
- 時間96分
- 監督ロナルド・ニーム
- 主演トレヴァー・ハワード
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指導者ロット率いるヘブライ人の一行が苦難の旅の果て、ヨルダン川のほとりにたどり着く。腐敗と退廃の町ソドムとゴモラの女王ベラは彼らに土地を与え、友好関係を結び、やがてロットはベラから送られた奴隷イルディスと愛し合うようになる。そんな折、王座を狙っていたベラの弟アスタロフと、彼と密かに通じていたヘラム族が奇襲を仕掛けてくるが……。旧約聖書の物語に材をとり、ソドムとゴモラの町に渦巻く陰謀、そしてヘブライ人たちの戦いと苦難を描く。
ネット上の声
- 旧約聖書からのエピソードを映画化した大作
- 今も奢り昂ぶるソドムやゴモラが ――
- 忠告には従いましょう
- すごい映画です
ヒューマンドラマ、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1961年
- 製作国アメリカ,イタリア
- 時間155分
- 監督ロバート・アルドリッチ
- 主演スチュワート・グレンジャー
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文豪ローレンス・ダレルの「アレキサンドリア4部作」の映画化。監督は「マイ・フェア・レディ」でアカデミー賞を得たジョージ・キューカー、脚本を「華やかな情事」のローレンス・B・マーカスが担当。撮影は4個のオスカーをもつレオン・シャムロイ、音楽は「0の決死圏」のジェリー・ゴールドスミス、コスチューム・デザインはアイリーン・シャラフ、製作は「いつか見た青い空」のパンドロ・S・バーマンとジョージ・キューカーの2人、出演は「約束」のアヌーク・エーメ、「フィクサー」のダーク・ボガード、「レッド・ムーン」のロバート・フォスター、「悪魔のような恋人」のアンナ・カリーナ、「アルフレッド大王」のマイケル・ヨーク、フィリップ・ノワレなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督ジョージ・キューカー
- 主演アヌーク・エーメ
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「河は呼んでる」の原作者ジャン・ジオノの“大いなる道”をピエール・ラ・サールが脚色、俳優のクリスチャン・マルカンが初監督したヤクザもの。「太陽がいっぱい」のポール・ジェゴーフが台詞を、「悪徳の栄え」のロジェ・ヴァディムが全面的に指導・監修に当っている。撮影はアンドレア・ヴァンダン、音楽は「地下室のメロディー」のミシェル・マーニュが担当。出演者は「悪徳の栄え」のロベール・オッセン、「史上最大の喜劇 地上最笑の作戦」のアヌーク・エーメ、「ローマで夜だった」のレナート・サルヴァトーリなど。イーストマンカラー・フランスコープ。
アクション
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督クリスチャン・マルカン
- 主演ロベール・オッセン