全20作品。篠田三郎が出演した映画ランキング

昭和10年代の丹波篠山を舞台に、自然の中で成長していく少年の姿を描いたドラマ。監督は「ぼくと仔犬のわんぱく事件」の西垣吉春。河合雅雄による野間児童文芸賞推薦作品賞受賞の『少年動物誌』を基に、「首なし島の花嫁」の片岡昭義と西垣監督、「いきすだま　生霊」の山口セツが共同で脚色。撮影を『大江戸レイプマン　女淫処刑人』の坂根省三が担当している。主演は、「ナイル　Nile」の三浦春馬と「ジャズ大名」の神崎愛。日本芸術文化振興会映画芸術振興事業、文部科学省特別選定、厚生労働省推薦、環境省推薦、東京都知事推薦、青少年育成国民会議推薦、日本PTA全国協議会特別推薦作品。スーパー16ミリからのブローアップ。2002年6月15日より、京都・河原町京都朝日シネマにて先行上映。

江戸時代後期。嫁ぎ先で辛い日々を送っていた野江は、叔母の墓参りからの帰り道にある山桜の下で、かつて彼女に縁談を申し込んだ武士・弥一郎に出会う。彼が自分を気にかけてくれていたことを知り元気づけられる野江。しかし半年後、弥一郎が思わぬ事件を起こす。時代小説の巨匠・藤沢周平の短編を「地下鉄（メトロ）に乗って」の篠原哲雄監督が映画化。田中麗奈と東山紀之が主演を務め、檀ふみ、村井国夫、富司純子ら実力派が脇を固める。

太平洋と日本海を桜で結ぶ夢に挑んだ男の生涯を描く人間ドラマ。47年の短い生涯を桜の植樹に捧げた故佐藤良次氏の手記をまとめあげた中村儀朋の『さくら道』（風媒社・刊）を原作に、「月光の夏」の神山征二郎が監督。脚本は加藤伸代、撮影は伊藤嘉宏が担当。

　テレビシリーズの第1話を劇場公開。「東宝チャンピオンまつり」の一作として、『怪獣島の決戦　ゴジラの息子（ニュープリント改訂版）』『レインボーマン　殺人プロフェッショナル』『おもちゃ屋ケンちゃん　よそではいい子』、およびアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』『山ねずみロッキーチャック』と共に上映された。

米ワシントンD.C.のポトマック川沿いに桜並木を植え、日米の懸け橋となるべく奔走した化学者・高峰譲吉の半生を描いた伝記ドラマ。若くして渡米した高峰は、タカヂアスターゼの発見や止血剤アドレナリンの結晶化などで成功を収める。しかし1904年、日本はロシアとの戦争に突入。米国内では日本が敗戦するとの声が多く、高峰は複雑な心境にあった。そんな折、アメリカに桜を咲かせたいと願う旅行家兼文筆家のE・R・シドモアと知り合った高峰は、彼女の夢を実現させるべく日本から2000本の桜の苗木を取り寄せるが……。

“高校生番長”シリーズ三作目。脚本は「ボクは五才」の高橋二三。監督、撮影は「高校生ブルース」の帯盛廸彦と喜多崎晃がそれぞれ担当。

姉の不可解な死の謎を追求する少女が、事件を追う過程で姉の実像を知ると共に、葛藤しながらも少女から大人へと成長していく姿を描く。脚本は「曽根崎心中」の白坂依志夫と安本莞二の共同執筆、監督は「極底探検船・ポーラボーラ」の小谷承靖、撮影も同作の上田正治がそれぞれ担当。

変わらぬ愛を誓い合った高校生が、その愛を貫くために雪山で自ら命を断つ純愛映画。「高校生ブルース」「おさな妻(1970)」の関根恵子が主演する。脚本は柴田久恵。監督は「新・高校生ブルース」の帯盛迪彦、撮影は「高校生番長　深夜放送」の喜多崎晃がそれぞれ担当。

監督・脚本の亀田幸則が、自身の著書『苦い蜜』を改訂した『十三通目の手紙』を演出し、シアターV赤坂にて公演された舞台劇を映画化。ジャズバーに居合わせた14人の男女が、過去にこの店で起きたある事件の真相究明に図らずも関わっていく密室推理サスペンス。亀田幸則にとって劇場映画デビュー作となる。

「でんきくらげ」につづいて、渥美マリの魅力が踊る軟体動物シリーズ第四作。脚本は「与太郎戦記　女は幾万ありとても」の舟橋和郎、監督は「喜劇　おひかえなすって！」の弓削太郎。撮影も同作の上原明が担当。

金閣寺を美の象徴として憧憬していた青年が、金閣寺の徒弟となってから、自らその金閣寺を焼失させるまでの心の屈折を描いた三島由紀夫の同名小説の二度目の映画化。脚本・監督は「本陣殺人事件」の高林陽一、撮影も同作の森田富士郎がそれぞれ担当。

　テレビシリーズの第11話を劇場公開。東宝チャンピオンまつりの一作として、『ゴジラ対メカゴジラ』『ハロー！フィンガー5』、およびアニメ『新造人間キャシャーン』『侍ジャイアンツ　殺生河原の決闘』『アルプスの少女ハイジ』と共に上映された。

山形県に伝わる鶴岡の天神祭り、出羽神社の八朔祭りなどを背景に、明るく健康的な青春を描く。脚本、監督は「ガメラ対深海怪獣ジグラ」の高橋二三と湯浅憲明。撮影は喜多崎明がそれぞれ担当。

「高校生心中　純愛」に続く、関根恵子主演の純愛映画。脚本は「すっぽん女番長」の高橋二三。監督は「ボクは五才」の湯浅憲明。撮影は「おさな妻(1970)」の上原明がそれぞれ担当。

話題の新人関根恵子が主演する“レモンセックス路線”の第一作。脚本はこれが第一作目の伊藤昌洋。監督は「十代の妊娠」の帯盛迪彦、撮影は「ガメラ対大魔獣ジャイガー」の喜多崎晃がそれぞれ担当。

不思議なパワーを持つ王子ヤマトタケルが3つの光を手に入れながら邪悪な神の化身と戦う姿を描く、『古事記』に題材を得たＳＦアドベンチャー。監督は大河原孝夫、脚本は三村渉、特技監督は川北紘一と、「ゴジラＶＳキングギドラ」などの″ゴジラ″スタッフが手がけた。ＲＰＧ映画と謳い、ＴＶアニメ、ファミコンなどとのマルチメディア展開も話題となった。

「高校生番長　深夜放送」に続く「高校生番長」シリーズ第三作。脚本は「高校生番長　棒立てあそび」の須崎勝弥、監督は「新・与太郎戦記」の田中重雄。撮影は「太陽は見た」の中川芳久がそれぞれ担当。