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「焼け石に水」「スイミング・プール」など数々の名作を生み出し、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭の常連でもあるフランスの名匠フランソワ・オゾンが、自然豊かなブルゴーニュを舞台に、人生の秋から冬を迎える老齢の女性のドラマを描く。
80歳のミシェルはパリでの生活を終え、いまは自然豊かで静かなブルゴーニュの田舎でひとり暮らしている。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れた野菜で料理やデザートを作り、森の中を親友とおしゃべりしながら散歩する日々を送るミシェル。やがて秋の休暇を利用して娘と孫が彼女のもとを訪れるが、ミシェルが振る舞ったキノコ料理が引き金となり、それぞれの過去が浮き彫りになっていく。後ろめたい過去を抱えつつも、人生の最後を豊かに過ごすため、そして家族や友人たちのためにも、ミシェルはある秘密を守り抜く決意をする。
フランスのベテラン女優エレーヌ・バンサンが主人公ミシェル役を務め、ミシェルの親友マリー=クロードをジョジアーヌ・バラスコ、その息子ヴァンサンをピエール・ロタンが演じた。また、リュディビーヌ・サニエが「スイミング・プール」以来、21年ぶりにオゾン作品に出演した。
ネット上の声
- フランス映画らしい、静かで重いテーマだった。観終わった後、タイトルの意味をずっと考えてしまう。罪の意識とは何か、深く考えさせられる一本。これは傑作だと思う。
- 映像がとにかく綺麗。秋のアヴィニョンの街並みが最高でした。ストーリーは少し難しいけど、雰囲気に浸るだけでも価値あり!
- なるほど、こういう表現方法があったか。監督の意図を考察するのが楽しいタイプの映画。安易な答えを提示しない感じ、好き嫌いは分かれそうだけど自分は好き。
- 静かな映画だけど、心にずしんと響くものがありました。余韻がすごいです。
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演エレーヌ・ヴァンサン
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史上最も大胆不敵な犯罪者、ジャック・メスリーヌ。警察を挑発し、民衆を熱狂させた男の衝撃的な最期。
幾度もの脱獄と銀行強盗を繰り返し、フランス全土を震撼させた「社会の敵No.1」ジャック・メスリーヌ。警察からの逃亡生活を送りながらも、彼はメディアに登場し、自らの犯罪を大胆に語ることで大衆の奇妙な人気を獲得していく。変装を駆使し、神出鬼没に現れては凶悪犯罪を重ねるメスリーヌ。警察は国家の威信をかけて彼を追い詰め、包囲網は刻一刻と狭まっていく。自由を渇望し、スリルを愛した男が迎える、あまりにも壮絶な運命。その伝説の終焉。
ネット上の声
- まるで「人間として生まれた時点で皆糞袋が最初の地点である」と感傷する間も無く、強
- 同じパブリック・エネミーならヴァンサン・カッセルの方が憎たらしさがジョニーの上を
- 絶対、褒められる人生ではなかったけど、なんか哀れも感じたのでした
- フランス版ジョン・デリンジャーのような、ジャックの物語・後半
アクション
- 製作年2008年
- 製作国フランス
- 時間132分
- 監督ジャン=フランソワ・リシェ
- 主演ヴァンサン・カッセル
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1970年代ドイツ。若き青年と中年男、二人の男女が織りなす、密室で繰り広げられる歪で危険な愛の四角関係。
舞台は1970年代のドイツ。20歳の純朴な青年フランツは、50歳の魅力的なビジネスマン、レオポルドと出会い、恋に落ちる。二人の同棲生活は甘美に始まるが、次第にレオポルドの支配的な本性が露わになり、関係はパワーゲームへと変貌。そこへ、それぞれの元恋人が現れたことで、愛と嫉妬、欲望が渦巻く四角関係が幕を開ける。閉ざされたアパートの一室で繰り広げられる、残酷で官能的な愛の駆け引き。愛の不毛さと人間のエゴイズムの果て。
ネット上の声
- フランソワ・オゾン監督作品…15作品目…
- やっぱりオゾン、奇妙キテレツ
- 笑えてポップでドイツで70年代
- フランソワ・オゾン監督作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演ベルナール・ジロドー
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破天荒な兄二人に振り回される妹ローラ。フランス発、こじれた家族の絆をユーモアと愛で描くハートフルコメディ。
パリで弁護士として働くローラ。彼女には、何かと干渉してくる二人の兄がいる。一人は離婚寸前のトラブルメーカー、もう一人は結婚を控えた心配性。両親の再婚をきっかけに、三兄妹の関係はさらに複雑化。仕事に恋愛、そして家族の問題。次々と巻き起こる騒動に振り回されながらも、ローラは不器用な兄たちとの絆を再確認していく。笑いと涙の中で描かれる、どこにでもいるようで、どこにもいない、愛すべき家族の物語。
ネット上の声
- 35歳のローラには10歳以上歳の離れた2人の兄がいて、ことある毎に口喧嘩の絶えな
- キャスト陣最高~♡♡
- どこの国の作品と言われなくてもすぐにフランス映画と答えられるくるい何もかもフラン
- 3兄妹の家族愛はコメディタッチながらも丁寧に描かれているし、弟の元妻への愛が垣間
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督ジャン=ポール・ルーヴ
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ
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17世紀フランス、若き劇作家モリエール失踪。彼の傑作喜劇の源泉となった、偽りと情熱に満ちた禁断の恋物語。
17世紀フランス。借金で投獄された売れない劇作家モリエール。彼を救ったのは、裕福な商人ジュルダンだった。その見返りは、ジュルダンの妻を口説くための演技指導と、偽の神父として彼の屋敷に潜入すること。しかし、偽りの姿で屋敷に住むうち、モリエールは知的なジュルダンの妻エルミールに本気で恋をしてしまう。正体を隠したまま、許されざる恋と次々と巻き起こる勘違いの連続。この経験が、後の彼の傑作をどう生み出すのか。
ネット上の声
- 華やかなバロックドレス、煌びやかな美術品、美しい庭園、可愛い建築の大邸宅!じっく
- モリエールのコメディーが凝縮された逸品
- 【特薦】喜劇の王道、絶品を堪能せよ
- 上質なユーモアが全編を包む。
天才、 実話
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間120分
- 監督ローラン・ティラール
- 主演ロマン・デュリス
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狂気の独裁者の息子、その影武者となった男。実話に基づく衝撃のサスペンス・スリラー。
1987年、イラク・バグダッド。陸軍中尉ラティフ・ヤヒアの日常は、一本の電話で一変。サダム・フセインの宮殿に呼び出された彼を待っていたのは、大統領の長男ウダイ・フセイン。瓜二つの容姿を持つラティフに下された、拒否権なき命令。それは、ウダイの「影武者」になること。富と権力、そして常に死と隣り合わせの狂気の世界。アイデンティティを奪われ、悪魔の分身として生きることを強いられた男の、壮絶な運命の記録。
ネット上の声
- 傍若無人な狂気、理不尽が見過ごされる世界
- サダムがまともに見えるほどの極悪人ウダイ
- 内容が良いとか悪いとかではない、観る価値
- これが歴史的事実と認識するには勇気がいる
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ベルギー
- 時間109分
- 監督リー・タマホリ
- 主演ドミニク・クーパー
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フランスでベストセラーとなった同名小説をクロード・ミレール監督が映画化。第2次大戦下のフランスで、あるユダヤ人一家に起こった悲劇を描く。
内気で病弱な少年フランソワはある日、屋根裏部屋で古いぬいぐるみを見つけたことをきっかけに、両親の知られざる過去を知る。父マキシムは母タニアと一緒になる前、アンナというユダヤ人女性と結婚していた。しかし、ナチスの存在がアンナの情緒を不安定にさせ、その一方でマキシムは結婚式で出会った美しいタニアに心ひかれていき……。
セシル・ドゥ・フランス、リュディビーヌ・サニエ、マチュー・アマルリックら現代仏映画界を代表する豪華キャストが共演。
ネット上の声
- セシル・ドゥ・フランスとリュディビーヌ・サニエ
- 「ミュージック・ボックス」的映画では無かったが
- なんといってもセシル・ドゥ・フランスの美しさ
- ユダヤ人家族の過酷な悲劇
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督クロード・ミレール
- 主演セシル・ドゥ・フランス
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新作の筆が振るわないイギリスの人気ミステリー作家、サラは、出版社の社長ジョンの勧めで、彼が所有する南仏の別荘にやってくる。静かな土地と自然に囲まれ、執筆活動を始めるサラだが、そこにジョンの娘と名乗るジュリーが突然現れる。夜な夜な違う男を連れ込むジュリーに当初は辟易したサラだったが、彼女の奔放な魅力に注目し、ジュリーを題材にした物語を書こうとするが……。「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督が、シャーロット・ランプリング、リュディビーヌ・サニエという新旧の人気女優を主演に描くミステリー。
ネット上の声
- 新作も楽しみなフランソワ・オゾンの官能ミステリー
- 南仏プロヴァンスに映える青いプールの謎?
- こうして”オンナ”を思い出す・・・
- プールとジュリーに象徴されるもの
どんでん返し、 サスペンス
- 製作年2003年
- 製作国フランス,イギリス
- 時間102分
- 監督フランソワ・オゾン
- 主演シャーロット・ランプリング
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「スイミング・プール」のリュディビーヌ・サニエと「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマスが共演したサスペンスドラマ。フランスの一流企業で働くイザベルは、厳しい上司クリスティーヌの恋人と関係を持ってしまう。これに気づいたクリスティーヌは、イザベルに陰湿な嫌がらせを開始。ついに耐え切れなくなったイザベルは、クリスティーヌに殺意を抱きはじめる。「めぐり逢う朝」「マルセイユの決着」で知られるアラン・コルノー監督の遺作となった。2012年にブライアン・デ・パルマ監督が「パッション」としてリメイク。
ネット上の声
- アッと驚くような戦慄的なトリックではない
- てなわけで『パッション』オリジナルを観てみるよ!
- デ・パルマ カントクの「パッション」
- 【行き過ぎた欲しがり屋さん】
サスペンス
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督アラン・コルノー
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ
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「スイミングプール」のリュディビーヌ・サニエ主演によるロマンティックコメディ。ニューヨークで個展を終えたばかりのフランス人女性芸術家ジュリーは、パリに帰国するため飛行機に乗り込む。ところが、隣の席に座ったのは3年前に別れた元彼氏アントワーヌだった。ヨリを戻したがるアントワーヌと、別の男性との結婚を控えているジュリー。気まずい雰囲気の中、飛行機はパリへと向けて飛び立つが……。フランス映画祭2013にて上映。
ネット上の声
- 久しぶりにフレンチの映画
- これ、女だけが問題あり
- への一もへじ
- 劇場型恋愛映画??
恋愛、 コメディ
- 製作年2012年
- 製作国フランス
- 時間97分
- 監督アレクサンドル・カスタネッティ
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ
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美貌のTVキャスターが陥る、二人の男との倒錯した愛の迷宮。嫉妬と欲望が渦巻く、衝撃のサイコ・スリラー。
現代フランス、リヨン。人気TVキャスターのガブリエルは、著名な老作家シャルルとの安定した関係に満たされていた。しかし、ある日出会った若く危険な魅力を持つ富豪ポールに心を奪われ、禁断の三角関係に足を踏み入れる。シャルルの嫉妬深い束縛と、ポールの予測不可能な倒錯した愛情。二つの愛が彼女の精神を蝕み、日常は次第に狂気の淵へと沈んでいく。愛と欲望が複雑に絡み合い、彼女を待ち受ける衝撃の結末。
ネット上の声
- お天気キャスターのガブリエルは、母が経営する書店で開催されたサイン会で中年作家シ
- スタンフォード・ホワイト殺人事件からヒントを得た作品とのこと
- 昼ドラにありそうなテーマなんですが・・・
- サスペンスでもスリラーでも、ラブでもない
サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督クロード・シャブロル
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ
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ホラー
- 製作年2001年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督ローラン・テュエル
- 主演カリン・ヴィアール
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カトリーヌ・ドヌーブとキアラ・マストロヤンニが母娘役で親子共演を果たしたドラマ。フランス人の母と娘が2代にわたって繰り広げる愛やセックスにまつわる人間模様を、ミュージカル場面も交えて描く。1960年代のパリ。靴屋で働きながら売春婦のアルバイトをしていたマドレーヌは、チェコ出身の医師ヤロミルと恋に落ちる。2人はプラハへ行き、やがて娘のヴェラが生まれる。時は流れ、ヴェラは美しい女性へと成長。クレモンという優しい恋人のいるヴェラだったが、ロンドンで知り合ったヘンダーソンと激しい恋に落ちてしまい……。共演にリュディビーヌ・サニエ、ルイ・ガレルほか、「アマデウス」「カッコーの巣の上で」の監督として知られるミロス・フォアマンも出演。
ネット上の声
- 口ずさむミュージカル仕立の大河恋愛ドラマ
- フランスの魅力が詰まってます
- 歌は聴かせるんだけれど…
- 愛さずにはいられない
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国フランス,イギリス,チェコ
- 時間139分
- 監督クリストフ・オノレ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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少女の心を持ったまま大人になった女性リリーと姉との絆を、「スイミング・プール」のリュディビーヌ・サニエ&「ナショナル・トレジャー」「トロイ」のダイアン・クルーガー共演で描いたヒューマンドラマ。自然に囲まれた実家で自由気ままな毎日を送っていたリリー。ある日、一緒に暮らしていた母親が急死したため、都会で弁護士の夫と暮らす姉クララが彼女を引き取ることに。ところが、都会での生活に慣れないリリーはトラブルばかり起こしてしまう。クララは仕方なく実家に戻ってリリーの面倒を見ることにするが……。
ネット上の声
- 安定の仏文化これでーいいのだー
- 無垢なる悪意。
- おしゃれでかわいいのとグロテスクの境界線
- 行きずりの男とのベッドインはマイナス
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス
- 時間110分
- 監督ファビアンヌ・ベルトー
- 主演ダイアン・クルーガー
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愛する家族を守るため暗殺者になった射撃チャンピオンの戦いを描いたフランス製サスペンスアクション。孤独な戦いに身を投じる主人公を、「ゼロ・ダーク・サーティ」「黒いスーツを着た男」のレダ・カティブが演じた。共演に「スイミング・プール」のリュデビーヌ・サニエ、「そして友よ、静かに死ね」「ニキータ」のチェッキー・カリョ。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2015/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2015」(15年5月16日~6月26日)上映作品。
ネット上の声
- 生活苦からスナイパーに
- あれ? おわり?
- なんだこれ?
- 閉塞感が強く、酷く息苦しい作品。
サスペンス、 アクション
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督フレッド・グリヴォワ
- 主演レダ・カテブ
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フランスの名匠クロード・ミレールが、チェーホフの戯曲「かもめ」をモチーフに描いたラブストーリー。フランスの田舎町。映画監督を志す青年ジュリアンは恋人のリリィを主人公にした映画を制作し、家族らを集めて上映会を開く。ところが、大女優の母マドに作品を酷評された上に、リリィがマドの恋人である映画監督ブリスと駆け落ちしてしまう。タイトルロールを演じるのは、「スイミング・プール」などの若手注目女優リュディビーヌ・サニエ。
ネット上の声
- 原作の「かもめ」とはほど遠く・・・
- えーーー、。こんなの駄目!!
- チェーホフて誰やねん( ̄○ ̄;)!!
- 原作は知りませんが…。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督クロード・ミレール
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ
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パリの街を舞台に、夢遊病の女性と彼女に魅了された男性との愛の顛末をサスペンスフルに描く官能ロマンス。パリのアパルトマンで恋人との新生活をスタートさせたジュリアンは、ある晩、道路を裸足でさまよい歩く女性を見かける。向かいのアパルトマンに住むその女性ガブリエルが夢遊病者であることを知った彼は、不安定な言動を繰り返す彼女を救おうとするが……。ヒロインを演じるのは「スイミング・プール」のリュディビーヌ・サニエ。
ネット上の声
- 情痴アヴァンチュールではタイトルに偽り有
- 邦題は釣りなんでしょうけど酷すぎます
- 【駄作】必然性の全くない展開に唖然
- 珍しく?起承転結があるフランス映画
サスペンス
- 製作年2005年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間107分
- 監督グザヴィエ・ジャノリ
- 主演リュディヴィーヌ・サニエ