全50作品。千葉真一が出演した映画ランキング

終戦直後の広島。ヤクザ社会の抗争に巻き込まれた若きチンピラ、山中正治の壮絶な生き様。

昭和25年、敗戦の傷跡が残る広島県呉市。復員後、博徒村岡組の一員となった山中正治。敵対する大友連合会との抗争が激化する中、山中は大友組の組長を暗殺。しかし、その成功も束の間、彼は組織の思惑に翻弄され、次第に孤立していく。信じた親分からの裏切り、そして警察からの執拗な追跡。仁義なき世界で、愛する女のために破滅へと突き進む男の運命。

暗殺者集団に父を殺された男。復讐のため、彼は伝説の暗殺拳「邪道拳」を習得し、悪の組織にたった一人で挑む壮絶アクション。

香港を舞台に繰り広げられる、壮絶な復讐劇。謎の暗殺者集団によって、武術家の父を目の前で殺された男、宗未来。父の無念を晴らすため、彼は姿を消し、一撃必殺の暗殺拳「邪道拳」を習得する。数年後、超人的な殺人術を身につけた彼は、巨大な悪の組織へと単身乗り込む。次々と現れる強敵たちとの死闘。怒りと悲しみを拳に込めた、血で血を洗うノンストップ・カンフーアクション。

本土復帰に揺れる沖縄で勃発した、血で血を洗う抗争。仁義なき戦いが、南国の島を真っ赤に染め上げる。

1970年代、本土復帰直後の沖縄。この激動の地で、地元ヤクザ組織と本土から進出してきた巨大組織との間で、縄張りを巡る熾烈な抗争が勃発。誇りを守るため、そして生き残るために、男たちは銃を手に取る。裏切り、策略、そして容赦ない暴力。観光地としての華やかな顔の裏で繰り広げられる、血塗られた戦争の実態。南国の青い空の下、男たちの野望と意地がぶつかり合い、島は巨大な戦場と化す。

江戸の闇に蠢く悪を討つ！巨匠・深作欣二が描く、仕事人たちの壮絶な死闘と非情の掟。

表向きは平和な江戸の町。しかしその裏では、法で裁けぬ悪が蔓延り、弱者が涙を流していた。晴らせぬ恨みを金で請け負い、闇に葬るプロの殺し屋集団「仕事人」。中村主水ら仕事人一同は、旗本と悪徳商人が結託した巨悪の陰謀に巻き込まれていく。次々と現れる強敵、そして仲間内に潜む裏切り。血煙の舞う壮絶な戦いの果てに、彼らを待ち受ける運命とは。深作欣二監督によるバイオレンス描写が冴えわたるシリーズ屈指の傑作。

昭和史を揺るがしたクーデター「二・二六事件」。反乱将校の烙印を押された男の、愛する者のための決死の逃避行。

昭和11年2月26日、雪に覆われた帝都・東京。陸軍青年将校らによるクーデター「二・二六事件」勃発。しかし、計画は失敗に終わり、決起部隊は「反乱軍」となる。部隊の一員であった河野大尉は、追われる身となりながらも、ただ一人、愛する婚約者のもとを目指す。厳重な非常警戒網、迫りくる憲兵隊の追跡。裏切りと猜疑心が渦巻く中、愛を貫くための決死の脱出劇。極限状態で見せる人間の絆と、悲劇の結末。

もしも東京に巨大地震が起きたら？パニックに陥る首都で、愛する家族を探し求める人々の姿を描くスペクタクル・パニック。

平和な日常を謳歌する大都市・東京。その静寂は、突如として引き裂かれた。関東一円を襲ったマグニチュード8.1の巨大地震。高層ビルは崩れ落ち、地下鉄は水没、高速道路は寸断される。地獄絵図と化した首都で、人々は家族の安否を求め、さまよい始める。地下鉄運転士、幼い子供を連れた主婦、オフィスに取り残されたサラリーマン。それぞれの場所で被災した彼らの、決死のサバイバル。次々と襲い来る火災、津波、そして人々のパニック。極限状況下で試される人間の絆と生命の尊さ。

二代将軍、徳川秀忠の急死。跡目を巡り、幕府と朝廷、そして柳生一族が血で血を洗う権力闘争を繰り広げる時代劇。

寛永六年、江戸時代初期。二代将軍・徳川秀忠が急死。それは、将軍家の剣術指南役・柳生但馬守宗矩が、嫡男・家光を将軍の座に就けるために仕組んだ壮大な陰謀の始まり。だが、父の非情なやり方に反発する息子の柳生十兵衛は、陰謀の渦中へと身を投じる。徳川家、朝廷、諸大名の思惑が複雑に絡み合い、日本全土を巻き込む血で血を洗う争いへ。親子の対立と兄弟の確執。裏切りと策謀が渦巻く、非情なる権力への道。

愛する教え子を襲った「結婚差別」の悲劇。自らの出自を隠してきた女性教師の、魂を懸けた決断。

とある中学校に勤める、生徒想いの女性教師。彼女には、被差別部落出身という誰にも明かせない過去があった。平穏な日々を送っていたある日、彼女が担任する女子生徒の婚約が、部落出身であることを理由に一方的に破棄される事件が発生。理不尽な差別に深く傷つく教え子の姿を前に、教師は激しい葛藤に苛まれる。自らの過去を告白し、生徒と共に差別に立ち向かうのか。それとも、沈黙を守り続けるのか。一人の人間の勇気が、見えない壁に閉ざされた社会に問いを投げかける、衝撃と感動の物語。

引退したプロたちが挑む、一世一代の現金輸送車襲撃。しかし、大金は仲間を狂わせ、血で血を洗う裏切りの連鎖が始まる。

バブル崩壊後の日本。かつての栄光を失い、借金や老いに苦しむベテランの犯罪者たち。リーダー格の神崎は、人生の再起を賭け、昔の仲間たちを招集。その目的は、2億円を積んだ現金輸送車を襲撃する、一世一代の大仕事。計画は完璧に進み、大金を手にする。しかし、その瞬間から歯車は狂い始める。誰が裏切り、誰が独り占めするのか。欲望が渦巻く中、仲間同士の信頼は脆くも崩れ去り、壮絶な殺し合いへと発展。最後に笑うのは誰か。深作欣二監督が描く、男たちのプライドと欲望が激突するバイオレンス・ノワールの傑作。

昭和の賭場に咲く一輪の華。父の仇を討つため、女渡世人が命を賭けたイカサマ破りの大勝負。

舞台は昭和の日本。凄腕の賭博師を父に持つ女・ナミ、通称「牝猫のお七」。平和な日常は、父が対立する大和田組の卑劣な罠にかかり殺されたことで終わりを告げる。父の無念を晴らすべく、流れ者となったナミの復讐劇。彼女が握りしめるのは、刃ではなく花札。父から受け継いだ驚異的な記憶力と勝負勘を武器に、巨大組織が仕掛けるイカサマ賭博の闇へと単身挑む。裏切りと暴力が渦巻く非情な世界で、彼女を待ち受ける運命とは。命をチップにした、壮絶な博奕の幕開け。

もしも、現代のお笑い芸人が太平洋戦争末期の特攻隊員になったなら？時空を超えて命の意味を問う、衝撃と感動の物語。

売れないお笑いコンビ、アニキとキンタ。ある日、交通事故に遭った二人が目を覚ますと、そこは1945年の太平洋戦争末期、神風特攻隊の基地だった。彼らは、出撃を目前に控えた二人の兵士の身体にタイムスリップしてしまったのだ。平和な現代の価値観しか知らない二人は、死を覚悟する若者たちの姿に戸惑い、葛藤する。なぜ彼らは笑って死地へ向かうのか。生と死が交錯する極限状況の中、コンビは自らの運命、そして命の本当の意味と向き合うことになる。

警察名簿から抹殺された秘密捜査官が暗黒組織に敢然と挑む新シリーズ。脚本は「昭和残侠伝　人斬り唐獅子」の神波史男。監督は「不良番長　一獲千金」の野田幸男。撮影は中島芳夫が担当。

伝説の甲賀忍法の継承者、千葉真一！麻薬組織に狙われた美女を救うため、必殺の地獄拳が炸裂する痛快アクション！

現代に生きる甲賀忍法の達人、甲賀龍一。彼の持つ超人的な能力は、骨格や内臓を透視し一撃で仕留める必殺拳。ある日、彼は巨大麻薬組織のボスから、組織を裏切った娘の抹殺を依頼される。しかし、龍一は逆に娘を保護することを決意。次々と襲い来る個性的な殺し屋軍団を相手に、空手、柔術、忍術を駆使した壮絶な戦いの幕開け。奇想天外な殺人拳が乱れ飛ぶ、ノンストップ・バイオレンスアクション。

金のためなら何でもやる非情の空手家・剣琢磨！裏切り渦巻く暗黒街で、悪が悪を討つ壮絶なバイオレンスアクション。

70年代、欲望渦巻く日本の暗黒街。そこに一人の男、剣琢磨。金が全て、善悪の区別なく依頼をこなす賞金稼ぎの武道家。彼の今回の仕事は、石油王の娘サライの護衛。彼女の莫大な遺産を狙い、香港マフィアやヤクザ組織から次々と殺し屋が送り込まれる。信じられるのは己の拳のみ。超人的な空手技で敵をなぎ倒していく剣だったが、やがて巨大な陰謀の渦中へ。情け無用の殺人拳が炸裂する。

都会の片隅で起きた少女失踪事件。家出か、誘拐か。ベテラン刑事たちが追う、15歳の少女が抱えた心の闇。

高度経済成長期の東京。ある日、15歳の少女が忽然と姿を消す。単純な家出と思われたが、捜査が進むにつれて、事件の背後に潜む複雑な人間関係が浮かび上がる。警視庁捜査一課の刑事たちは、少女の友人や家族への聞き込みを開始。断片的な証言から、学校や家庭で孤立し、悩みを抱えていた少女の姿が明らかになっていく。情報が錯綜する中、刑事たちは地道な捜査で真相に迫る。少女はどこへ消えたのか。事件の先に待つ、衝撃の結末。

「狙い射ち無頼漢」の直居欽哉と横山保朗が共同で脚本を執筆、「第八空挺部隊　壮烈鬼隊長」の小林恒夫が監督したアクションもの。撮影は「裏切者は地獄だぜ」の西川庄衛。

徳川幕府転覆を狙い、魔界より蘇りし剣豪たち。柳生十兵衛、ただ一人、最強の魔物たちに立ち向かう壮絶な死闘。

島原の乱から数年後の江戸時代。徳川幕府による治世が盤石になりつつある中、死んだはずの天草四郎時貞が魔界の力で復活。宮本武蔵をはじめとする伝説の剣豪たちを「魔界衆」として蘇らせ、幕府転覆を企む。この未曾有の危機に、隻眼の剣士・柳生十兵衛が立ち上がる。かつて憧れた剣豪たちが、今や最強の敵。己の剣技と信念のすべてを懸けた、血煙舞う死闘の幕開け。

かつて凶犬と呼ばれた男・秋山秀平。組の利権争いに利用されオジキを殺してしまい、妻と子を残して身を隠した。それから30年。秀平の息子・秀一は極道の世界に身を寄せ、父同様、利権争いに巻き込まれていた。その逃走先で偶然、秀一は父と再会を果たす。

凍てつく北の大地で、一人の男が仁義の刃を抜く。故郷を蹂躙する悪に、命を懸けた殴り込み。

昭和初期の北海道、炭鉱で栄える港町。長い旅を終え、流れ者のやくざ速水竜太郎が故郷へと戻ってきた。しかし、町は新興ヤクザの神徳組に牛耳られ、人々は搾取に苦しんでいた。義理と人情に厚い竜太郎は、昔なじみの親分が殺され、町の人々が非道な仕打ちを受ける姿に怒りを爆発させる。彼はたった一人で巨大な神徳組に立ち向かうことを決意。しかし、敵は卑劣な罠を次々と仕掛け、彼の仲間たちにも魔の手を伸ばす。愛する故郷と人々の笑顔を取り戻すため、竜太郎はドス一本を手に、雪の舞う波止場での最後の決戦へと向かう。

岩下俊作の原作を「日本侠客伝」の村尾昭が脚色「銃殺」の小林恒夫が監督したやくざもの。撮影は「ならず者(1964)」の林七郎。

千葉真一主演、予測不能のノンストップ活劇！麻薬組織に誘拐された娘を救うため、甲賀忍法の末裔の必殺拳が炸裂する。

法で裁けぬ悪を討つ、甲賀忍法の末裔にして空手の達人・甲賀龍一。彼の元に、香港マフィアに誘拐された大富豪令嬢の救出依頼が舞い込む。身代金は、巨大ダイヤモンド「エジプトの星」。警察も手が出せない中、甲賀は個性的な仲間たちと共に敵のアジトへ。しかし、彼の前には奇怪な殺し屋たちが次々と立ちはだかる。タイムリミットが迫る中、人質を無事に救い出せるのか。空手、銃撃、カーチェイスが入り乱れる、奇想天外なアクション大作。

肉親を謀殺した叔父に復讐を挑むカラテ青年の活躍を描く。脚本は「ＯＬ縄奴隷」の鈴木則文、井上眞介、「影の軍団　服部半蔵」の志村正治の共同執筆、監督は「忍者武芸帖　百地三太夫」の鈴木則文、撮影は北沢清がそれぞれ担当。

主君の無念を晴らすため、四十七士が命を懸ける。深作欣二が描く、忠義と裏切りの壮絶な人間ドラマ。

時は元禄。江戸城松の廊下で、赤穂藩主・浅野内匠頭が、高家筆頭・吉良上野介に斬りかかる事件が発生。即日切腹を命じられた内匠頭。一方、吉良はお咎めなし。この幕府の不公平な裁きにより、赤穂藩は取り潰され、家臣たちは路頭に迷う。筆頭家老・大石内蔵助は、藩の再興を願い奔走するも、その望みは絶たれる。主君の無念を晴らし、武士の意地を貫くため、内蔵助はついに吉良邸への討ち入りを決意。しかし、その道は幕府の監視、仲間との対立、そして愛する家族との別離など、数々の苦難に満ちていた。

最強の空手家が、幼子を連れて悪の組織に殴り込み！非情な暴力と純粋な絆が交錯する、異色のマーシャルアーツ・アクション。

凄腕の空手家にして殺し屋の男。彼に下された新たな指令は、ある組織から重要人物の子供を奪還すること。報酬は莫大だが、敵は巨大な麻薬組織。無数の敵が次々と襲い来る中、彼は幼い子供を背負い、その殺人拳を振るう。守るべき命を抱えながらの死闘は、かつてないほど過酷を極める。血と硝煙の匂いが立ち込める戦場で、男はなぜ子供を連れて戦うのか。その目的とは一体何か。非情な拳と子供の無垢な瞳が交錯する、壮絶な戦いの幕開け。

＜カネと人間の真実を描いた金融ドラマシリーズ最終章＞悪徳弁護士・森に勝った清十郎と哲也だったが、バックにいる闇の紳士・豊田と関東旭日会・角浜に狙われる羽目に・・・。©2004シネマパラダイス

昭和六年頃、少年冒険雑誌で人気を呼んだ永松健夫の原作を、「脂のしたたり」の高久進が脚色し、「散歩する霊柩車」の佐藤肇が監督した特撮もの。撮影は「北海の暴れ竜」の山沢義一。

「脱出」のトリオ・高岩肇のオリジナル・シナリオを小林恒夫が監督した終戦秘話。撮影は藤井静。

やくざ刑事シリーズ第二作。脚本、監督は前作同様、神波史男と野田幸男のコンビ。撮影は「現代任侠道　兄弟分」の稲田喜一が担当。

将軍継承に絡み我が子・竹千代を殺そうとする徳川家光と、それを守ろうとする藩士達との攻防を描く。原作・脚本は「姐御(1988)」の中島貞夫と「花園の迷宮」の松田寛夫が共同で執筆。監督は「別れぬ理由」の降旗康男、撮影は「恐怖のヤッチャン」の北坂清がそれぞれ担当。主題歌は、THE ALFEE（「FAITH OF LOVE」）。

失踪した兄を追って、麻薬組織に単身潜入する女拳士。悪を蹴散らす、怒りの少林寺拳法が炸裂するアクション活劇。

舞台は1970年代の日本。香港から一人の女拳士、李紅竜が来日。目的は、麻薬組織に潜入したまま消息を絶った兄の捜索。警察の依頼を受けた彼女は、正体を隠し、悪の巣窟へと単身乗り込む。待ち受けるのは、世界中から集められた異形の武術家たち。兄の行方は？そして組織の黒幕の正体は？志穂美悦子のキレのあるアクションがスクリーンで爆発する、東映カラテ映画の傑作。

夜更けの或る官庁。懐中電灯片手に巡回中の守衛の眼が、半開きになっている素材課の窓をとらえた。怪訝そうにドアの鍵をあけて室内に入る守衛。その懐中電灯の光が、簡易金庫の前に散らばる書類を照らし出すと見えた一瞬、背後から人影がおどり出て、守衛の頭に凄まじい勢いで椅子がふり下ろされた。翌朝、瀕死の守衛が発見された。犯行時間は午後九時十三分、手当ての甲斐なく息をひきとった守衛の毀れた腕時計から、時間はそう推定された。荒らされた形跡が歴然たる金庫。だが、係長の岡本は紛失したものがないという。金庫のダイヤルを知っているのは秋田、根岸という資材課員と、岡本係長だけ。然も、その三人が揃って昨夜残業したとわかると、捜査陣は三人のアリバイ追及にのりだした。(C)東映

ロシアとの開戦を前にした明治34年。日本政府は情報機関の設立資金として莫大な金塊を移送するが、何者かに奪われてしまう。行方を追う警視庁の日疋警部補は、浅草の暗黒街に潜入。一匹狼として名を売っていき、界隈を牛耳る東竜会・黒崎に近づこうとする。

結婚の相手は自分で探したすてきな男性と考えている千尋。一方、彼女の親友の千也子は、今どきの若い女性には珍しい見合い結婚主義者だった。ある日、千尋は千也子の姉の婚約披露パーティのスナップ写真撮影に出向く。その帰り際、ナイトクラブを訪れる。

“殺人拳”シリーズ第二作目。空手と拳法の達人である非情な一匹狼の殺し屋が、国際犯罪組織との壮烈な死闘を描くアクション映画。脚本は高岩肇、監督は脚本も執筆している「激突！殺人拳」の小沢茂弘、撮影は「仁義なき戦い　頂上作戦」の吉田貞次がそれぞれ担当。

ファンキーな帽子がトレードマークの若き探偵が、ハイテンションなアクションで難事件に挑む！痛快無比の冒険活劇。

舞台は高度経済成長期の日本。ファンキーな帽子がトレードマークの若き私立探偵、天下一郎。ある日、彼の元に大企業社長令嬢の誘拐事件の捜査依頼が舞い込む。警察の捜査が難航する中、天下一郎は自慢の明晰な頭脳と、常人離れした行動力で事件の真相に迫っていく。しかし、彼の前には謎の殺し屋集団が立ちはだかる。カーチェイス、銃撃戦、絶体絶命のピンチの連続。相棒と共に、ユーモアと機転を武器に巨大な悪に立ち向かう、若き探偵の活躍。果たして彼は、無事に令嬢を救い出し、事件を解決できるのか。

警察内部にまで巣食う巨大暴力団。腐敗した組織にたった一人で立ち向かう、一匹狼の刑事。正義と暴力が激突する、壮絶な戦いの記録。

高度経済成長期の日本。都市開発の利権を巡り、暗躍する巨大暴力団・大和田組。その暴力は警察組織にまで及び、癒着と腐敗が蔓延していた。そんな中、所轄署に赴任してきた一人の刑事、三国。彼は、かつて大和田組に殺された先輩刑事の復讐を誓う、執念の男。上層部からの圧力や同僚の裏切りにも屈せず、独自の捜査で大和田組の核心に迫っていく。信じられるのは己の拳と信念のみ。孤立無援の刑事は、巨大な悪を打ち砕くことができるのか。男の意地を賭けた死闘。

「赤い夜光虫」の成澤昌茂が自身の原案を潤色し、「可愛いくて凄い女」の池田雄一が脚本を執筆、「地獄の野良犬」の鷹森立一が監督した任侠もの。撮影はコンビの西川庄衛。

シネマパラダイスが贈る「新・影の軍団」シリーズ第5章。監督は「新・影の軍団」の宮坂武志。千葉真一や松方弘樹等、豪華キャストが集結したアクション時代劇。

戦後の歴史と経済を背景に、現行の法律の死角と盲点を突く東大出身者の集団、光クラブの遂行した完全犯罪の実話を描く高木彬光の同名の小説を映画化したもので、脚本は「日本の仁義」の神波史男、監督は「殺人遊戯」の村川透、撮影も同作の仙元誠三がそれぞれ担当している。

父の復讐を誓い、巨大な悪の組織へ単身乗り込む女子高生マキ。彼女のたった一つの武器は、鍛え抜かれた肉体と燃えるような怒り。

1970年代の日本。刑事であった父を悪の組織に殺された女子高生マキ。彼女は父の無念を晴らすため、復讐の鬼と化すことを決意する。法で裁けぬ悪を自らの手で葬るため、マキは組織の内部へと潜入。彼女を待ち受けていたのは、次々と現れる個性的な殺し屋たちと、非情な罠。セーラー服に身を包みながらも、その瞳には暗い炎が宿る。マキは、組織の幹部たちが待ち受ける「13階段」を一段ずつ登り、ついに黒幕へと迫っていく。少女の純情を捨て、非情な戦いに身を投じた彼女の運命は。壮絶な戦いの果てに、マキが見るものとは。

囚人を刑務所から脱出させる“脱獄仕掛人”を主人公にしたアクション映画。脚本は「新仁義なき戦い　組長最後の日」の高田宏治と「狂った野獣」の関本郁夫と大原清秀、監督は「愉快な極道」の山下耕作、撮影は「テキヤの石松」の増田敏雄がそれぞれ担当。

「人生劇場　飛車角」の直居欽哉と「向う見ずの喧嘩笠」の山崎大助が共同で脚本を執筆、「いれずみ半太郎」のマキノ雅弘が監督した股旅もの。撮影は「変幻紫頭巾」の三木滋人。

週刊読売スポーツ連載・近藤竜太郎原作を「裏切者は地獄だぜ」の松浦健郎が脚色、「ひばりの母恋いギター」の佐伯清が監督した柔道活劇。撮影は「狙い射ち無頼漢」の林七郎。

富島健夫の原作を「光る海」の池田一朗と山本英明が共同で脚色、鷹森立一が監督した青春もの。撮影は「柳生武芸帳　片目の忍者」の藤井静。

　伊賀忍者の残党“影の軍団”を組織し、忍びの道を生きる服部半蔵。彼は、ある時、猿飛佐助から不穏な情報を知らされる。

“狼やくざ”シリーズ第二作目。麻薬取引きで甘い汁を吸っている強大な暴力団に、ひと癖もふた癖もある七人の命知らずの男たちが挑む。脚本は中西隆三、監督は「緋牡丹博徒　仁義通します」の斎藤武市、撮影は「不良番長　手八丁口八丁」の山沢義一がそれぞれ担当

岩田豊雄原作を「嘘(1963)」の新藤兼人が脚色、「無法松の一生(1963)」の村山新治が監督した軍隊もの。撮影は二口善乃。