全11作品。ブライス・ダナーが出演した映画ランキング

軍人精神につらぬかれた父親の、家族に対する愛情を描く。製作はチャールズ・Ａ・プラット、監督・脚本は「午後の曳航」のルイス・ジョン・カルリーノ、撮影はラルフ・ウールジー、音楽はエルマー・バーンスタインが各々担当。出演はロバート・デュヴァル、ブライス・ダナー、マイケル・オキーフ、スタン・ショウなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。テクニカラー、ビスタサイズ。1979年作品。

アルツハイマー病の母と、揺れる家族の絆。愛と記憶をめぐる、切なくも温かいヒューマンドラマ。

ある雪の夜、アルツハイマー病を患う母が徘徊し、行方不明に。知らせを受けた娘のブリジットは、故郷シカゴへと駆けつける。母の介護を一人で背負う父と、施設に入れるべきだと主張する兄。家族の意見は対立し、長年見て見ぬふりをしてきた問題が噴出する。母が失っていく記憶の中で、家族が本当に取り戻すべきものとは何か。忘れていく母と、忘れられない家族の思い出。愛ゆえにすれ違う、それぞれの想いを描く感動作。

天才指揮者が仕組んだ完璧な殺人計画。ヨレヨレコートのコロンボ警部が、音楽界のカリスマに仕掛けた心理戦。

ロサンゼルスの音楽界。若き天才ピアニストが、ガス自殺に見せかけて殺害される事件が発生。現場に現れたのは、お馴染みヨレヨレコートのコロンボ警部。彼は、被害者の愛人であり、世界的な名声を持つ指揮者アレックス・ベネディクトに疑いの目を向ける。ベネディクトには鉄壁のアリバイが存在。しかし、些細な矛盾を見逃さないコロンボは、天才指揮者の完璧な仮面の下に隠された殺意を直感。クラシック音楽の華やかな世界を舞台に、心理的な罠を仕掛け、じわじわと犯人を追い詰めていくコロンボ。果たして、タクトを振るう殺人者の嘘を暴き、真相のフィナーレを飾ることはできるのか。

イラク戦争の戦場で一枚の写真を拾った兵士。その写真の女性を探す旅が、彼の運命を大きく変える感動のラブストーリー。

イラク戦争の最前線。米海兵隊員のローガンは、偶然見つけた一枚の見知らぬ女性の写真をお守りに、奇跡的に生き延びる。戦地から帰還後、彼は写真の女性を探すことを決意。写真に写っていた灯台を頼りに、ノースカロライナの小さな町に辿り着く。そこで出会ったのは、写真の女性ベスとその息子。ローガンは身元を明かせぬまま、彼女が経営する犬の訓練所で働き始める。穏やかな日々の中で次第に惹かれ合う二人。しかし、彼が抱える秘密と、ベスの元夫である保安官の存在が、二人の未来に暗い影を落とす。一枚の写真が繋いだ運命の出会いの行方。

1930年代アメリカ、保守的な夫婦を襲う時代の変化。伝統的価値観と家族の未来の狭間で揺れる、ある家族の肖像。

舞台は1930年代から40年代のアメリカ、カンザスシティ。厳格で保守的な弁護士ミスター・ブリッジと、夫に献身的に尽くす妻ミセス・ブリッジ。完璧に見えた彼らの日常は、子供たちの成長と時代の大きなうねりによって静かに崩壊。伝統的な価値観が通用しない新しい世界。夫婦が直面する、埋められない心の溝と家族の変容の物語。

運命的な出会いから始まった7日間。それは、永遠を誓うにはあまりにも短く、忘れるには長すぎる恋の物語。

舞台は現代の都会。仕事一筋のキャリアウーマンと自由奔放な芸術家、偶然出会った二人が交わした「7日間だけ」という恋の約束。刹那的な関係のはずが、共に過ごす時間の中で互いの孤独に触れ、次第に本物の愛へと変わっていく。しかし、彼らには残酷な運命のタイムリミットが迫っていた。約束の7日間の終わりに二人が下す決断とは。限られた時間の中で燃え上がる、切なくも美しい愛の軌跡。

実在のアメリカの女性作家シルヴィア・プラスと、夫の詩人テッド・ヒューズの愛の行方を描いたドラマ。監督は新鋭のクリスティン・ジェフズ。脚本はこれが映画デビューとなるジョン・ブラウンロウ。音楽は「コールド　マウンテン」のガブリエル・ヤレド。美術は「めぐりあう時間たち」のマリア・ジャーコヴィク。編集は「センターステージ」のタリク・アンウォー。衣裳は「エデンより彼方に」のサンディ・パウウェル。出演は「スカイキャプテン／ワールド・オブ・トゥモロー」のグウィネス・パルトロウ、「ロード・トゥ・パーディション」のダニエル・クレイグ、「Mr.ディーズ」のジャレッド・ハリス、「スカイ・キャプテン／ワールド・オブ・ト ゥモロー」のマイケル・ガンボン、「ミート・ザ・ペアレンツ」のブライス・ダナー、「アデュー、ぼくたちの入江」のアミラ・カサール、「オスカー・ワイルド」のアンドリュー・ハヴィルほか。

「ウエストワールド」の続篇。今回は新聞記者がデロスワールドに入り込み恐ろしい陰謀を探る姿を描くＳＦ。アメリカＳＦ協会選出76年度全米ＳＦ映画最優秀作品。製作はポール・Ｎ・ラザルス3世、監督は「トラックダウン」のリチャード・Ｔ・ヘフロン、脚本はメイヨ・サイモンとジョージ・シェンク（ノヴェライゼーション：ジョン・リーダー・ホール著／番町書房刊) 、撮影はハワード・シュワルツ、特撮監督はブレント・セルストロム、音楽はフレッド・カーリンが各々担当。出演はピーター・フォンダ、ブライス・ダナー、アーサー・ヒル、ジョン・ライアン、スチュアート・マーゴリン、ユル・ブリンナーなど。本国公開原題は Future World。