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戦争を放棄した国、日本。憲法第九条の成り立ちと、その存在意義を、多様な視点から問い直すドキュメンタリー。
第二次世界大戦後の日本から現代。集団的自衛権の行使容認など、安全保障環境が大きく変化する中で、憲法第九条が持つ意味が改めて問われている。本作は、第九条がどのようにして生まれたのか、その歴史的背景を紐解く。そして、改憲派と護憲派、それぞれの立場からの主張や、自衛隊の海外派遣、安保法制といった具体的なテーマを通して、論争の核心に迫る。憲法学者、政治家、自衛隊員、そして戦争を体験した市井の人々の証言を通して、平和とは何か、国を守るとはどういうことかを観る者に突きつける。この国の未来を考える上で、避けては通れないテーマ。
ネット上の声
- 普段こういうテーマは避けてたけど、これは観てよかった。自分たちの国のこと、ちゃんと知らないとダメだなって思った。
- 賛成とか反対とか、そういう単純な話じゃない。考える良いきっかけになった。
- うーん、ちょっと内容が一方的かな?もう少し多角的な視点がほしかったかも。
- 日本人なら絶対に観るべき映画。
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間78分
- 監督宮本正樹
- 主演南圭介
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元ヤクザの闇金業者・安藤忠臣。債務者たちの欲望と絶望が渦巻く裏社会で、非情な取り立てが始まるシリーズ第8弾。
かつては組長だったが、今はラストファイナンスの社長として闇金業を営む安藤忠臣。彼の前に現れた新たな債務者は、ギャンブルに溺れた元アイドル・エマ。彼女の借金の裏には、半グレ集団の存在。忠臣の相棒・須藤司と共に、非情な取り立てを開始する安藤。しかし、債務者たちの嘘と裏切りが、彼らを危険な罠へと誘う。金と欲望が渦巻く街で繰り広げられる、予測不能なクライム・サスペンス。
ネット上の声
- このシリーズ1番の胸糞回と聞いて、満を持しての鑑賞
- こんな家族本当にいるのかってくらい最低最悪でもっと家族ごとどん底に落ちてほしかっ
- シリーズの中では一番胸くそ悪かったけど、こういう風に生きてる人たちも居そうだなあ
- 山田裕貴目当てで手出した闇金ドッグス、このシリーズ自体にどハマリしてしまったので
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督元木隆史
- 主演山田裕貴
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江戸時代、罪人を運ぶ高瀬舟。弟殺しの男が語る、衝撃の真実と安楽死の問い。
舞台は江戸時代の京都。罪人を遠島へ送る高瀬舟で、護送役の同心・庄兵衛は、弟殺しの罪人・喜助と出会う。罪人らしからぬ晴れやかな顔つきの喜助に興味を抱いた庄兵衛は、事件の真相を問いかける。喜助が語り始めたのは、貧困と病に苦しむ弟を、その苦しみから解放するために手を下したという悲しい告白。法で裁かれる「罪」と、人が抱える「真実」。喜助の言葉は、庄兵衛の心を静かに、そして激しく揺さぶる。舟がたどり着く先で、彼が見出す答えとは。
ネット上の声
- 高瀬川の底が浅く感じられる。
- 現代にも通じる闇…
- 映像化の限界
- 原作の持つ「不確かさ」をよく表現している
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督冨樫森
- 主演成宮寛貴
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社会運動が高揚していた 1970 年代の日本、新左翼過激派集団「東アジア反日武装戦線“さそり”」のメンバーであった桐島聡。若き桐島は重要指名手配犯とされ、いつ逮捕されるかわからない緊張感の中、逃亡を続けていた。生活を繋ぐため日雇い仕事を転々とし、数十年前からは「内田洋」という偽名を使い、神奈川県藤沢市内の工務店で住み込みの仕事に就くようになる。1960〜1970 年代のブルースやロックを好み、月に一度、音楽好きが集まる藤沢市内のライブバーに足を運んでいた。趣味を楽しむ一面があったものの、かつての仲間たちの存在が常に脳裏に影を落としていた。メンバーの獄中闘争、超法規措置により国外に出る仲間たち、自ら命を絶った者――。桐島はそうした仲間たちの姿を思い浮かべながら、日本社会の欺瞞や凋落を孤独に見つめ続けていた。2024 年、70 歳となった桐島は末期がんと診断され、病院のベッドで生死の狭間を彷徨う。薄れる意識の中で浮かんでくるのは、東アジア反日武装戦線としての活動、仲間と逃亡を続けていた当時の記憶。彼が生涯を賭けて追い求めたものは何だったのか。半世紀にわたる逃亡生活の果てに、彼は何を得ようとしたのか。死の間際に「私は桐島聡です」と名乗り出て何を表現しようとしたのか。足立正生監督が自らの半生と重ね合わせながら、桐島の苦悩と決意を描き出す。
ネット上の声
- 死人に口なし
- 当時の爆破事件のことなどはよく知らないけど、長年逃走してた「桐島聡」が名乗り出た
- コミカル要素が強すぎる気がして、見たいところの邪魔になってる気がして、ちょっと見
- 俳優陣も良く、1人の犯罪者の終わり方としても表現としては悪いがドラマティックでい
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督足立正生
- 主演古舘寛治
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不思議なゴーグルを手にした少年。そのレンズが映し出すのは、誰も知らない世界の真実。
内気で友達のいない小学生のミナト。ある日、彼は古道具屋で奇妙なゴーグルを見つける。何気なくそれをかけてみると、世界は一変。人々の隠された感情や、この世ならざる者の姿までが見えるようになってしまった。最初は戸惑うミナトだったが、その力を使って、クラスで起きる小さな事件を解決していく。しかし、ゴーグルの力には代償があった。彼にしか見えない「影」が、次第に彼を追い詰め始める。これは、特別な力を手に入れた少年の、ひと夏の成長と冒険の物語。
ネット上の声
- ストイシズムとリリシズムとカタルシス
- 津波は?????
- 暴力や虐待は連鎖するけど
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督桜井剛
- 主演タモト清嵐
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岐阜県の雄大な自然を背景に、渓流釣りを題材に取り入れ、都会の生活を追われた男女が人里離れた渓谷で運命的に出会い、恋に発展してくさまを描いたオリジナル作品。
訳あって旅に出た女、加藤あゆみ。追われるように都会を去った男、平野一徹。6月のはじめ、それぞれの目的のために人里離れた渓谷にやってきた2人は、そこで偶然知り合う。その夜、2人はあゆみの宿泊先で再び顔を合わせる。岐阜県の大自然のなかで、2人の間に次第に静かな恋心が芽生えていく。
監督・脚本を手がけた配島徹也が自身の経験から着想したオリジナルストーリー。岐阜県郡上市和良町と下呂市金山町の観光協会の賛同を得てロケ撮影を敢行し、訳あってやってきた都会人の心情が、雄大な自然を前に徐々にむき出しになっていく様を描いた。クライマックスで展開される釣りの大会には、現役の有名釣り師らも登場する。あゆみ役は長編作品初主演の須田晶紀子、一徹役は「REVOLUTION+1」「止められるか、俺たちを」のタモト清嵐。
ネット上の声
- 何より渓流を中心とした自然が美しく、それだけで見る価値はあった
- 聖なる水がとりもつ強烈な再会
- 色んな要素がほんと余計
- 釣り恋愛映画という概念
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督配島徹也
- 主演須田晶紀子
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「ロビンソンの庭」「闇のカーニバル」などで知られる山本政志監督が、ある豪邸に集ったさまざま人たちの狂騒をハイテンションで描いたトランスムービー。東京郊外の大豪邸に暮らす笹谷一家。父・修次の破産により、一家はこの家を手放すこととなった。不甲斐ない父親にイラついている娘のあかねは、半ばやけくそ気味に「今日、パーティをしましょう。誰でも来てください」と地図付きでツイートしてしまう。あっという間に拡散したこのツイートにより、数年前に恋人を作って家を出て行った元妻・昭子をはじめ、酔っ払いのOL、恋人を探しているイラン人、謎のホームレス老人などなど、さまざまな人びとが豪邸にやってくる。どんどん増え続ける珍客たちによって、豪邸はドンチャン騒ぎを超えた、狂喜乱舞の状態になっていく。演劇ユニット「コンプソンズ」の金子鈴幸が脚本を手がけ、南果歩、いとうせいこう、田本清嵐、小川未祐、柄本明らが顔をそろえる。
ネット上の声
- 【極彩色エロティックシュールダンスフェスティバルムービー。滅多に観れない"逝っちゃっている"映画です。】
- 何も、わからない…
- 映画を観て、レビューを書く為に消費するカロリーと電力すらもったいないと思わせられ
- 映画って必ずしも緻密なプロットは要らなくて、ノリと勢いがあればつくれるんだなと思
ホラー、 ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督山本政志
- 主演南果歩
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「赤軍派 PFLP 世界戦争宣言」「略称連続射殺魔」などの監督作で知られ、元日本赤軍メンバーという経歴を持つ映画監督の足立正生が、安倍晋三元首相の銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者をモデルに描いた作品。「連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「止められるか、俺たちを」などに出演したタモト清嵐が、山上容疑者をモデルにした青年・川上哲也を演じ、主人公の川上が手製の銃で凶行に及ぶまでの人生を描く。
普通よりは裕福な家庭で、何不自由ない生活を送りながら育った川上哲也。しかし、仕事と人間関係に疲れ果てた父が自殺したことからすべては一変。兄は病に倒れ、妹は急な生活の変化に戸惑い反抗的になり、哲也自身も大学進学の道を断念せざるを得なくなる。母はすがるような思いで統一教会に入信し、父が残した財産も献金を繰り返してすべて失い、遂には自己破産をしてしまう。そのことで家族はバラバラになり、哲也はすべてを奪った元凶である統一教会への復讐を誓う。一時期、自衛隊にいたこともある哲也は、その経験をいかし、自室に閉じこもって改造拳銃を作り続けるが……。
脚本は「止められるか、俺たちを」の井上淳一と足立の共作。2022年7月8日に安倍元首相が銃撃されて死亡する事件が発生し、それからわずかな期間で脚本執筆から撮影、編集などが行われ、9月27日の日本武道館で行われた安倍元首相の国葬の日には、未完成版ながらも緊急上映されて大きな話題となった。2022年12月24日から完成版が一部劇場で先行上映、23年3月11日から全国順次公開。
ネット上の声
- 本作の監督である足立正生は、先週観た「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」で
- 粗削りだが、短期間の間にここまで制作したパワーはすごい
- 内容は2.5,でもこの内容にチャレンジした分+0.5
- 「映画」という芸術のもつ力
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間75分
- 監督足立正生
- 主演タモト清嵐
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「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「キャタピラー」の若松孝二監督が、1970年11月25日、防衛庁内での割腹自決へといたるまでの三島由紀夫と「楯の会」の若者たちの物語を映画化。学生運動全盛期の1968年、三島は文筆業の傍らで民族派の学生たちと「楯の会」を結成し、有事の際には自衛隊とともに決起するべく訓練にいそしんでいた。しかし、警察権力の前に自衛隊は出動の機会すらなく、楯の会の若者たちは苛立ちを募らせていく……。三島を演じるのは、本作のため芸名をARATAから本名に戻した井浦新。
ネット上の声
- その時代を生きた者とそうでない者との違い
- 憂国から亡国へ、犬死だったのですか
- 力作!盲信の狂者か、革命の烈士か。
- 三島の残したものは文学だけではない
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督若松孝二
- 主演井浦新
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注目の若手イケメン俳優出演によるヤンキーアクション「ガチバン」シリーズ第4弾。無敵のヤンキー軍団「ぶらっくドクロ団」の団長・森紋児は、全国制覇を目指してケンカに明け暮れる毎日を送っていた。そんなある日、歌舞伎町へと乗り込んだ紋児らは、政宗率いるギャング集団「デルヘル」と遭遇。冷酷な政宗に拳銃を突きつけられてしまい……。前作に続き佐野和真が主演を務める。共演に「クローズZERO」の波岡一喜。
アクション
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間69分
- 監督元木隆史
- 主演佐野和真