レザークラフトを通じて母と娘の微妙な心のつながりをコミカルに描いたドラマ。シングルマザーの木嶋麻子と一人娘の真友。真友は高校卒業後、小説家に弟子入りするために大阪で一人暮らしをする予定になっていた。麻子はたまたま見かけた手芸用品店のレザークラフトに心魅かれ、ともに作品を作ることにのめり込んだ麻子と真友は充実した日々を送っていくが、2人にはちょっとしたわだかまりがあった。それは、麻子は真友に「大阪についていきたい」と言えず、真友も麻子に「大阪についてきてくれ」と言い出せないことだった。なかなか素直になることができない親子に、人生の選択の時期が迫ってきた。麻子役を中島ひろ子、真友役を新人の南乃彩希、別れた夫役を岡田義徳がそれぞれ演じる。監督は黒沢清、瀬々敬久作品などで助監督を務め、本作が監督デビュー作となる長尾元。
ネット上の声
- なんだか全体的に普通の感じ
- レザークラフトにのめり込む母親、そして高校卒業を控えて学校サボってアルバイトに励
- 特に何も起きないけれど、古本屋と坂のある町が出てくると、何だか観れてしまいます
- 星満点つけたのは、ここのレビューの共感度も含め、映画の内容もすきだったから
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督長尾元
- 主演中島ひろ子