フランスの作家ガブリエル・マツネフと14歳で性的関係を持っていた女性バネッサ・スプリンゴラがその事実を告発した著書「同意」を映画化。
文学が好きな13歳の少女バネッサは、50歳の有名作家ガブリエル・マツネフと出会う。彼は自身の小児性愛嗜好を隠すことなく文学作品に仕立て上げ、既存の道徳や倫理への反逆者として注目を集めた人物だった。やがて14歳になったバネッサはマツネフと同意の上で性的関係を結ぶが、そのいびつな関係はその後の彼女の人生に暗い影を落とすことになる。
映画初出演のキム・イジュランがバネッサ役で主演を務め、第49回セザール賞女性新人賞にノミネート。「ローラとふたりの兄」など監督としても活躍する俳優ジャン=ポール・ルーブがマツネフを演じ、「ゲンズブールと女たち」のレティシア・カスタ、「天使が見た夢」のエロディ・ブシェーズが共演。「マイ・エンジェル」のバネッサ・フィロが監督・脚本を手がけ、原作者バネッサ・スプリンゴラが脚本に協力。
ネット上の声
- 【コンセント 同意】
- 「気持ち悪い」ですませたいけど、未成年を巧妙に性的搾取してく様と弊害をしっかりと
- 実に気持ちが悪い映画であると共に、全く他人事ではないとわかる、実に怖い映画だった
- 2020年の告発から間を開けずに本作ができることに、とても大きな意義があります
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間118分
- 監督ヴァネッサ・フィロ
- 主演キム・イジュラン